ゾーン 10 進数形式

ゾーン 10 進数形式は、記憶域の各バイトに 1 つの数字または 1 つの文字を入れ ることができることを意味します。 ゾーン 10 進数形式は、記憶域の各バイトには 1 桁または 1 文字を入れることがで きることを意味します。 ゾーン 10 進数形式では、記憶域の各バイトは、4 ビットのゾーン部分と 4 ビット の数字部分の 2 つの部分に分かれています。 ゾーン 10 進数形式は以下のようになります。 ゾーン 10 進数形式は次のようになります。

図 93. ゾーン 10 進数形式
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最下位バイトのゾーン部分は、10 進の符号 (正または負) を示します。 使用される標準の符号は、正数には 16 進の F および負数には 16 進の D です。 ゾーン 10 進数形式では、10 進の各桁にゾーン部分が入れられますが、最下位 のゾーン部分だけは符号として働きます。 図 94 は、数値 21544 がゾーン 10 進数形式ではどのようになるかを示 しています。

出力仕様の 40 から 43 桁目に終了位置をコーディングし、フィールドがパック形 式で出力される場合には、フィールド長の変更を考慮しなければなりません。 フィールドがパックされた後の長さを見付けるためには、次の式を使用してくだ さい。

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ゾーン 10 進数形式には代替符号形式を指定することができます。 代替符号形式では、数値フィールドの直前または直後に + 符号または - 符号を置 くことができます。 プラス符号は 16 進の 4E、マイナス符号は 16 進の 60 になります。

代替符号形式を指定した時には、(入力仕様に指定する) フィールド長には符号 のための追加の桁を含めなければなりません。たとえば、フィールドが 5 桁の長さで、代替符号形式を指定した場合には、6 桁 のフィールド長を指定しなければなりません。



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