Web クライアントでの列挙型の定義

列挙型は、値のリストを記述するワークアイテム属性タイプです。 例えば、スクラム・プロセスの「優先順位」および「重大度」属性は列挙型です。 列挙型を使用すると、新規属性を定義できます。また、既存属性の値を追加および変更できます。

このタスクについて

列挙型は特定の順番に並んだ一連のリテラルで構成されています。 「リテラル」と呼ばれるこれらの値は、列挙型がワークアイテム・エディターに表示されるときに使用可能な値となります。 ユーザーが ワークアイテムを作成するときにデフォルトで設定されるデフォルト・リテラルとして、 リテラルを 1 つ指定する必要があります。

複数のカスタム属性で同じ列挙型を使用できます。 例えば、優先順位と名付けられた列挙型には、「割り当てなし」、「低」、「中」、「高」などのリテラルがあります。 デフォルト・リテラルは、「割り当てなし」に設定されています。 「障害」ワークアイテム・タイプ には、この列挙型を使用する「優先順位」と名付けられた関連属性があります。 ユーザーが「障害」ワークアイテムを作成する場合は、「優先順位」フィールド が表示され、デフォルトで「割り当てなし」が選択されます。

手順

Web クライアントを使用して列挙型を定義するには、次のようにします。

  1. プロジェクトのワークアイテムのカスタマイズ・ページで、 「列挙型」 ページを開きます。
    注意: 未保存の変更が失われないようにするために、ブラウザーの「戻る」ボタンと「進む」ボタンを使用してワークアイテム・ページ間をナビゲートしないでください。 別のページにある要素を編集するために「列挙型」ページを離れた場合、編集を続行するには、ワークアイテム・ページ・メニューにある「列挙型」リンクをクリックしてください。
  2. 編集する列挙を選択するか、 「追加」 をクリックして新規列挙を定義します。 列挙型を選択したら、「リテラル」セクションの「追加」をクリックして、列挙型にリテラルを追加します。
  3. 「リテラルの追加」 ウィンドウで、値の名前を入力します。 リストからアイコンを選択します。リストにないアイコンが必要であれば、「参照」をクリックし、アイコンとして使用するグラフィック・ファイルまでナビゲートします。 「OK」をクリックします。
  4. リテラルを選択し、 「上へ」 または 「下へ」 矢印をクリックして、値がワークアイテム・エディターに表示される順序を調整します。
  5. 1 つ以上のリテラルを作成した後、 「デフォルト・リテラル」 フィールドで、デフォルトにするリテラルを 1 つ選択します。
  6. 列挙型属性を必須フィールドにするには、未割り当てリテラルを定義し、 「詳細」 セクションの 「未割り当てリテラル」 メニューでこのリテラルを選択します。
    必須属性と暗黙属性の定義を参照してください。
  7. 列挙型リテラルの追加および編集が終了したら、 「保存」 をクリックして変更を保存します。
    重要: データベース列挙として定義された列挙は、プロジェクト・テンプレートの一部としてエクスポートされません。 そのようなテンプレートをインポートすることにより新規プロジェクト・エリアを作成した後は、新規プロジェクト・エリアでデータベース列挙型フィールドを再度作成する必要があります。