SaveFileDialog (NotesUIWorkspace - LotusScript®)
[名前を付けて保存] ダイアログボックスからファイル名を取り出します。
注: このメソッドは R5 で新しく追加されました。
定義位置
構文
stringArray = notesUIWorkspace .SaveFileDialog( directoriesOnly , [title$] , [filters$] , [initialDirectory$] , [initialFile$] )
パラメータ
directoriesOnly
Boolean 型。
- True なら、ディレクトリのみが表示されます。
- False では、ディレクトリとファイルが表示されます。
title$
String 型。オプション。ダイアログボックスのタイトルです。デフォルトは「名前を付けて保存」です。
filters$
String 型。オプション。表示するファイルを制限するフィルタのユーザー定義の文字列です。例えば、「Notes Databases|*.nsf|Notes Templates|*.ntf」には、接尾辞が .nsf と .ntf のファイルのみが表示されます。パラメータ 1 が True の場合は未定義です。
? ワイルドカードと ; 区切り文字を使用して、突き合わせる接尾辞を複数指定できます。例:
"Windows Bitmaps|*.bmp|JPEG files|*.jpg;*.jpeg|NSx files|*.NS?|All files|*"
注: 突き合わせる複数のパターンをリストするには、; を区切り文字として使用できます。この場合、「JPEG files」の記述は、接尾辞が「jpg」または「jpeg」のすべてのファイルを意味します。「?」ワイルドカードを使用して、任意の単一文字を表現できます。
initialDirectory$
String 型。オプション。ダイアログボックスが開かれるディレクトリです。指定しない場合、システムにより決定されます。
initialFile$
String 型。オプション。選択ボックスのデフォルトテキストです。指定しない場合、選択ボックスのデフォルトのテキストは設定されません。
戻り値
stringArray
String 型の配列。
- ユーザーが [OK] をクリックした場合、配列の最初の要素で選択したファイルの名前です。
- ユーザーが [キャンセル] をクリックした場合、EMPTY の値です。IsEmpty は True です。
使用法
このメソッドは名前を返します。ファイルを保存したり、ファイルに他のアクションを実行するものではありません。
他のアクションについては、OpenFileDialog を参照してください。