既存のデータベースをコピーして新しいデータベースを作成する
データベースの設計をコピーする前に、まずデータベースのプロパティを確認してください。[データベースのプロパティ] インフォボックスの [設計] タブに「設計情報がありません」と表示されている場合は、データベースの設計が非表示にされているため、コピーしたデータベースの設計について修正できなくなります。
既存のデータベースの設計をコピーすると、全文索引の設定値が設計の一部としてコピーされるので注意してください。新しいアプリケーションを完成させるとき、必ずデータベース管理者に新しい全文索引の作成を依頼してください。
データベースコピーの全文索引の作成方法については、『Lotus Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。
- コピーしたいデータベースを開きます。
- メニューから [ファイル] - [アプリケーション] - [コピー] を選択します。
- [サーバー] フィールドで、次のいずれかの操作を実行します。
- 新しいデータベースをワークステーションのハードディスクに保存する場合は、[ローカル] が選択された状態にしておきます。
- 新しいデータベースをサーバーに保存する場合には、保存先のサーバー名を選択または入力します。サーバーにデータベースを保存しておくと、複数のユーザーがデータベースの設計作業を行うことができます。
- (省略可能) [データベース名] フィールドに、新しいデータベースのタイトルを入力します。最大で 96 文字まで入力可能です。
注 データベースをコピーすると、新しいデータベースに元のデータベースと同じタイトルとファイル名が自動的に付けられます。そのデータベースのタイトルとファイル名をそのまま使用しても、変更してもかまいません。データベースファイル名の長さに制限はありません (オペレーティングシステムの制限によります)。拡張子を NSF にします。作成しているデータベースをテンプレートとして利用する予定がある場合には、ファイル拡張子を NSF ではなく NTF にします。
- (省略可能) [暗号化] をクリックして [ローカルのデータベースを暗号化する] を選択し、暗号化の種類を選択します。データベースの暗号化について詳しくは、「アプリケーションのセキュリティ」の章のトピック「Lotus Notes と Lotus Domino の暗号化」を参照してください。
- (省略可能) IBM(R) Lotus Notes(R) や Lotus Domino 4.x と組み合わせるアプリケーションを開発している場合、またはそのアプリケーションを Lotus Domino 4.x Server に置く場合は、[サイズの上限] をクリックし、サイズ (ギガバイト) を選択します。
- データベースの文書が新しいデータベースにコピーされないようにするため、[設計のみ] を選択します。
- 元のデータベースのアクセス制御リストが新しいデータベースにコピーされないよう、アクセス制御リストの選択を解除します。
- [OK] をクリックします。
- (省略可能) [ファイル] - [アプリケーション] - [プロパティ] を選択し、[設計] タブをクリックし、[テンプレートから設計を引き継ぐ] の選択を解除します。[テンプレートから設計を引き継ぐ] の選択を解除すると、元のテンプレートの変更内容が、このテンプレートを使用して設計されている新しいデータベースに継承されなくなります。
関連項目