このセクションでは、どのバージョンのクライアントをどのバージョンのサーバーに接続できるかを説明します。
これには、前のバージョンのサポートや、ミッドレンジおよびメインフレーム・サーバー上の DB2® データベースへのアクセスのサポートが含まれます。
IBM DB2 pureScale Feature for Enterprise Server Edition に関する DB2 クライアントの考慮事項
ご使用のアプリケーションで
DB2 pureScale® のフィーチャーをフルに活用するには、DB2 サーバーおよび DB2 クライアントが次に示すリリース・レベルである必要があります。
サーバーのバージョン |
クライアントのバージョン |
使用可能なフィーチャー |
バージョン 9.8 以降 |
バージョン 9.7 フィックスパック 1 以降 |
トランザクション・レベルおよび接続レベルのワークロード・バランシング ワークロードに基づく自動クライアント・リルート
クライアント・アフィニティー
|
バージョン 9.8 以降 |
バージョン 9.1、
バージョン 9.5、および
バージョン 9.7 (フィックスパック 1 より前)
|
接続レベルでのワークロード・バランシング (トランザクション・レベルでのワークロード・バランシングは使用不可) ワークロードに基づく自動クライアント・リルート
|
DB2 Universal Database (UDB) バージョン 8、DB2 バージョン 9.1、DB2 バージョン 9.5、および DB2 バージョン 9.7 の組み合わせ
DB2 Universal Database™ (UDB) バージョン 8、および DB2 バージョン 9.1 と バージョン 9.5 のクライアントはリモート DB2 バージョン 9.7 サーバーにアクセスできます。次の制約事項に注意してください。
- クライアントが DB2 サーバーと同じシステム上にあり、それぞれが異なるバージョンの場合、制約事項があります。この場合、IPC (プロセス間通信) を用いたローカルのクライアント/サーバー間接続はサポートされません。
代わりに、TCP/IP を使用するリモート接続 (ループバック接続と呼ばれる) として接続を扱うことによって、接続を確立できます。
次に示すクライアントおよびサーバーが、DB2 バージョン 9.5、バージョン 9.1、および DB2 UDB バージョン 8 サーバーにアクセスできます。
- IBM® Data Server Client V9.7
- IBM Data Server Runtime Client V9.7
-
IBM Data
Server Driver Package V9.7
- IBM Data Server Driver for ODBC and CLI V9.7
しかし、バージョン・レベルが高いクライアントがバージョン・レベルの低いサーバーにアクセスすると、クライアントは高いバージョン・レベルでの機能を使用できません。例えば、
IBM Data
Server Driver Package バージョン 9.7 は DB2 バージョン 9.1 のサーバーにアクセスできますが、クライアントは DB2 バージョン 9.7 の機能を使用できません。
DB2 UDB バージョン 7 クライアントから DB2 バージョン 9.7 サーバーへのアクセス
DB2 UDB バージョン 7 クライアントからのアクセスはサポートされていません。
DB2 バージョン 9.7 とミッドレンジおよびメインフレーム・プラットフォーム上の DB2 製品の組み合わせ
DB2 バージョン 9.7 サーバーは、ミッドレンジおよびメインフレーム・プラットフォーム上の以下のクライアントからのアクセスをサポートします。
- DB2 for z/OS® および OS/390® バージョン
7 以降
- DB2 for i5/OS™ バージョン 5 以降
- DB2 for
VM and VSE バージョン 7
次に示すクライアントおよびドライバーが DB2 Connect™ バージョン 9.7 にアクセスできます。
- IBM Data Server Client V9.7
- IBM Data Server Runtime Client V9.7
-
IBM Data
Server Driver Package V9.7
- IBM Data Server Driver for ODBC and CLI V9.7
- DB2 V9.5 および
V9.1 のクライアントおよびドライバー