DB2 Version 9.7 for Linux, UNIX, and Windows

FP5: リカバリー・オブジェクトの自動削除時に履歴ファイルがロックされなくなった

auto_del_rec_obj データベース構成パラメーターを ON に設定するか、削除構文を起動する整理操作を実行すると、データベース・マネージャーは履歴ファイルの整理中に、対応するログ・ファイル、バックアップ・イメージ、およびロード・コピー・イメージを削除します。 バージョン 9.7 フィックスパック 5 以降のフィックスパックでは、履歴ファイルは、削除時に排他的にロックされることがなくなりました。 この変更により、履歴ファイルへのアクセスがブロックされる時間はほんのわずかであるため、ログ・ファイルが引き続き作成され、データベースのパフォーマンスが向上します。

詳細

以前のリリースおよびフィックスパックでは、不要なファイルが履歴ファイルから削除されるため、一部のトランザクションが一時停止されたり遅延したりすることがありました。 場合によっては、影響の少ない期間に手動の整理操作を実行するか、クリーンアップするファイル数を減らすためにログ・ファイルのサイズを大きくすることで、これを回避する必要がありました。

解決方法

ユーザー応答は不要です。