データベースのコード・ページ、テリトリー、および照合の選択

データベースのコード・ページにより、データベースに格納できる文字が決まります。 例えば、データベースのコード・ページが 819 の場合、英語と西ヨーロッパの文字だけをデータベースに格納できます。 コード・ページとは、指定されたコード・セットに与えられた数値です。

このタスクについて

Db2® 9.5以降、データベースの作成時にデータベース・コード・ページを指定しないと、データベース・コード・ページはデフォルトで Unicode になります。 データベースのコード・ページを指定する場合は、テリトリーも指定する必要があります。

デフォルトのテリトリーは、CREATE DATABASE コマンドまたは sqlecrea API を発行するクライアントのロケールに応じて異なります。 詳細は、『テリトリー・コードによる日時の形式』のトピックを参照してください。

デフォルトのデータベース照合は SYSTEM です。 使用される実際の SYSTEM 照合表は、データベース・テリトリーに依存します。

いったんデータベースを作成した後で、データベースのコード・ページ、テリトリー・コード、および照合を変更することはできません。 サポートされているデータベースのコード・ページ、テリトリー・コード、およびデフォルトの SYSTEM 照合表のリストについては、『サポートされているテリトリー・コードおよびコード・ページ』のトピックを参照してください。

プロシージャー

  • 特定のデータベースのコード・ページ、テリトリー、および照合を指定してデータベースを作成するには、次のコマンドを発行します。
    CREATE DATABASE dbname USING CODESET codeset 
           TERRITORY territory COLLATE USING collation
    例えば、テリトリーとしてベトナムを指定し、デフォルトの SYSTEM 照合を使用して非 Unicode データベースを作成するには、次のコマンドを発行します。
    CREATE DATABASE dbname USING CODESET IBM-1129 TERRITORY VN
  • sqlecrea API を使用して非 Unicode データベースを作成するには、それに応じて sqledbterritoryinfo の値を設定します。
    SQLDBCODESET を有効なコード・セット名に設定し、 SQLDBLOCALE を任意の有効なテリトリー ID に設定します。
    例えば、テリトリーとしてベトナムを使用して非 Unicode データベースを作成するには、 SQLDBCODESETIBM-1129 に設定し、 SQLDBLOCALEVNに設定します。