sqle_node_tcpip データ構造

この構造は、sqlectnd API の TCP/IP ノードをカタログするために使用されます。

注: TCP/IP、 TCP/IPv4 、または TCP/IPv6 ノードをカタログするには、 sqlectnd API を呼び出す前に、ノード・ディレクトリー構造内の PROTOCOL タイプを SQLE-NODE-STRUCT 構造内の SQL_PROTOCOL_TCPIPSQL_PROTOCOL_TCPIP4 または SQL_PROTOCOL_TCPIP6 に設定します。 TCP/IP または TCP/IPv4 SOCKS ノードをカタログするには、 sqlectnd API を呼び出す前に、ノード・ディレクトリー構造内の PROTOCOL タイプを SQLE-NODE-STRUCT 構造内の SQL_PROTOCOL_SOCKS または SQL_PROTOCOL_SOCKS4 に設定します。 SOCKS は IPv6 ではサポートされません。 例えば、IPv6 アドレスとともに SQL_PROTOCOL_SOCKS を使用することはできません。
表 1. SQLE-NODE-TCPIP 構造のフィールド
フィールド名 データ・タイプ 説明
HOSTNAME CHAR(255) Db2® サーバー・インスタンスが存在するホスト名または IP アドレス。 受け入れられる IP アドレスのタイプは、選択されるプロトコルによって変わります。
SERVICE_NAME CHAR(14) Db2 サーバー・インスタンスの TCP/IP サービス名または関連するポート番号。
注: この構造で渡される文字フィールドは、フィールドの長さまでヌル終了またはブランクでなければなりません。

API およびデータ構造構文

SQL_STRUCTURE sqle_node_tcpip
{
        _SQLOLDCHAR hostname[SQL_HOSTNAME_SZ+1];
        _SQLOLDCHAR service_name[SQL_SERVICE_NAME_SZ+1];
};

COBOL 構造

* File: sqlenv.cbl
01 SQL-NODE-TCPIP.
    05 HOSTNAME               PIC X(255).
    05 FILLER                 PIC X.
    05 SERVICE-NAME           PIC X(14).
    05 FILLER                 PIC X.
*