IBM Secure Shell Server For Windows サービス

IBM® Secure Shell Server For Windows は、 Db2® Server 製品とともにインストールされるサービスです。 このサービスは OpenSSH 5.4p1 パッケージから移植されており、機能が制限されています。

注: バージョン 11.5 モディフィケーションパック 4 以降、 IBM® Db2 Secure Shell Server For Windows は廃止されました。 OpenSSH for Windows のインストール方法については、 OpenSSHを使用した Windows での SFTP/SSH サーバーのインストールを参照してください。 一部の IBM Data Server Manager (DSM) 管理要求 (インスタンス管理要求、 RunSQL CLP オプション・コマンド、インスタンス/データベース管理要求、およびジョブ・マネージャー要求など) をサポートするには、SSH が必要です。 データベースが DSM を使用して管理されている場合は、データベース・サーバーに Microsoft Windows SSH をデプロイして使用する前に、DSM フィックスパック v2.1.5.5 以降がインストールされていることを確認してください。インストールされていない場合、DSM 管理機能は「(ユーザー名) 管理者による SSH サーバーへの接続に失敗しました (Failed to connect to SSH server with username administrator)」というエラーを受け取ります。 詳しくは、 Removal of IBM Db2 Secure Shell Server in Windows environmentsを参照してください。
また、 IBM Data Studio およびその他の承認済み IBM 製品のサーバー・サービスとして機能します。 このサービスは、この範囲外では一般的に使用されません。

IBM Secure Shell Server for Windows は、 sshd_config ファイルに基づく OpenSSHと同じ構成方式を使用します。 この構成ファイルは、 %ALLUSERSPROFILE%\IBM\ibmssh\etc\ssh ディレクトリーにあります。ここで、 %ALLUSERSPROFILE% は、 set ALLUSERSPROFILE コマンドを使用して表示できる Windows 提供の環境変数です。 サーバー機能のサブセットのみがサポートされています。サポートされている機能を構成するには、sshd_config ファイルを使用します。

「アプリケーション」カテゴリーの下にある Windows イベント・ビューアーを使用して、このサービスのログを表示できます。 「イベント・ソース」- IBM Secure Shell Server For Windows」を検索します。

IBM Secure Shell Server For Windows を開始または停止するには、Windows サービス Microsoft 管理コンソールを使用します。 あるいは、 net start IBM Secure Shell Server For Windows コマンドまたは net stop IBM Secure Server For Windows コマンドを使用します。