Db2 Text Search の構成
Db2 Text Search を構成するためのオプションは、初期構成を実行するか再構成を実行するか、および使用するプラットフォームによって異なります。
始める前に
Db2 Text Searchを再構成する前に、 Db2 Text Search インスタンス・サービスの停止で説明されているように、テキスト検索インスタンス・サービスを停止します。
パーティション・インスタンスの場合、構成ツールの使用時は調整メンバーまたはインスタンス所有パーティションで行う必要があります。 これは、統合テキスト検索サーバーが初期構成されたインスタンス・ホストであり、最も小さい数字が付いたパーティション・サーバー・ホストです。
プロシージャー
- Db2 Text Search が構成されているかどうかを判別します。以下のコマンドを発行して 構成ツールを実行します。
configTool printAll -configPath absolute-path-to-configuration-folder
Db2 Text Search が構成されていない場合、 printAll オプションの出力では、認証トークンは空ストリングです。
- Db2 Text Search を初めて構成します。Linux® および UNIX オペレーティング・システムでは、以下のいずれかの方法を使用して Db2 Text Searchを構成します。
- 応答ファイルを使用した Db2 Text Search のインストールおよび構成の説明に従って、サイレント・インストールを再実行します。
- Db2 セットアップ・ウィザードを使用した Db2 Text Search のインストールおよび構成 の説明に従って、GUI インストールを再実行します。
- 構成ツールを使用する。 統合 Db2 Text Search サーバーの初期構成を参照してください。 構成ツールを使用して手動構成を実行する場合は、ほとんどのパラメーターを手動で構成する必要があるのに対し、インストーラーを使用する場合は、構成する必要があるのは 2 つのパラメーターだけであることに注意してください。
- 以下のいずれかのコマンドを使用して、
インスタンス・タイプおよび操作に応じて Db2 Text Search を構成します。
- root インストールの場合、GUI で db2isetup コマンドを発行して、構成中の Db2 Text Search を選択することにより、既存の Db2 インスタンスを構成できます。 また、db2iupdt コマンドに -j オプションを指定して発行して、統合 Db2 Text Search サーバーを構成することもできます。 -j オプションを指定した db2icrt コマンドを使用してインスタンスを作成すると、 Db2 Text Search もデフォルトで構成されることに注意してください。
- 非 root インストールでは、db2isetup コマンドを発行してインスタンスを GUI で構成するか、または db2nrupdt コマンドか db2nrupgrade コマンドに -j オプションを指定して発行します。
Windows オペレーティング・システムでは、以下のいずれかの方法を使用して Db2 Text Searchを構成します。- 応答ファイルを使用した Db2 Text Search のインストールおよび構成の説明に従って、サイレント・インストールを再実行します。
- Db2 セットアップ・ウィザードを使用した Db2 Text Search のインストールおよび構成の説明に従って、GUI インストールを再実行します。
- db2iupdt コマンドに -j オプションを指定して発行する。 -j オプションを指定した db2icrt コマンドを使用してインスタンスを作成すると、 Db2 Text Search もデフォルトで構成されることに注意してください。
- Java™ Developer Kit が IBMからのものであるかどうかを判別します。Db2 Text Search は、
db2 get dbm cfg
コマンドの JDK_PATH が指すロケーションの Java Developer Kit を内部で使用します。この Java Developer Kit は、 IBMのものでなければなりません。 Java Developer Kit が IBMからのものであるかどうかを確認するには、以下のコマンドを実行します。
このコマンドは Java バージョン情報を表示します。Java Developer Kit が IBMのものである場合は、 IBM がストリングの一部として表示されます。JDK_PATH/jre/bin/java -version
- Db2 Text Searchを再構成します。
Db2 Text Searchを構成した後は、GUI インストーラーを使用して再構成することはできません。 構成を更新するには、手動で行う必要があります。
Linux および UNIX オペレーティング・システムでは、以下のいずれかの方法を使用して Db2 Text Searchを再構成します。- 応答ファイルを使用した Db2 Text Search のインストールおよび構成の説明に従って、サイレント・インストールを再実行します。
- 構成ツールを使用する。 統合 Db2 Text Search サーバーの初期構成を参照してください。
- 以下のいずれかのコマンドを使用して、
インスタンス・タイプおよび操作に応じて Db2 Text Search を再構成します。
- root インストールの場合、GUI で db2isetup コマンドを発行して、構成する Db2 Text Search インスタンスを選択することにより、既存のインスタンスを構成できます。 また、db2iupdt コマンドに -j オプションを指定して発行して、統合 Db2 Text Search サーバーを構成することもできます。
- 非 root インストールでは、db2isetup コマンドを発行してインスタンスを GUI で構成するか、または db2nrupdt コマンドか db2nrupgrade コマンドに -j オプションを指定して発行します。
Windows オペレーティング・システムでは、以下のいずれかの方法を使用して Db2 Text Searchを再構成します。- 応答ファイルを使用した Db2 Text Search のインストールおよび構成の説明に従って、サイレント・インストールを再実行します。
- 構成ツールを使用する。 統合 Db2 Text Search サーバーの初期構成を参照してください。
- db2iupdt、または db2iupgrade コマンドを、
以下のように必要に応じて -j オプションを指定して実行する。
-j "TEXT_SEARCH"
は、デフォルトのサービス名と生成されたポート値を使用して Db2 Text Search を構成しようとします。-j "TEXT_SEARCH,[servicename]"
は、自動生成されたポート番号を使用してサービス名を予約します。サービス名が既にサービス・ファイルで予約されている場合は、そのサービス名に割り当てられたポート番号と同じポート番号を使用してサービス名を予約します。-j "TEXT_SEARCH,[port number]"
は、デフォルトのサービス名を使用してポートを予約します。-j "TEXT_SEARCH,[servicename],[port#]"
は、指定されたサービス名とポート番号を予約します。
注: Windows オペレーティング・システムの場合、 Db2 コマンド・ウィンドウの PATH は、 current-default-copy-install-path\db2tss\binを指します。 そのため、現在の Db2 コピーに含まれていないインスタンスを構成するには、まずそのコピーの適切な Db2 コマンド・ウィンドウに切り替えます。