installFixPack - インストール済み Db2 データベース製品の更新コマンド
インストールされている Db2 データベース製品を、すべての UNIX および Linux® プラットフォームで、 イメージと同じレベルに更新します。 マルチコピー Db2 データベース製品がインストールされている場合、installFixPack コマンドにより、指定されたパスに従って、一度に 1 コピーが更新されます。
このコマンドはイメージのトップ・ディレクトリーに置くことができます。
フィックスパックのインストール・パスに関連したすべてのインスタンス (およびパーティション・データベース環境内のすべてのデータベース・パーティション) のデータベース・マネージャー (DBM) が停止され、Db2 ライブラリーすべてがアンロードされていると、フィックスパックのインストールが続行します。 前提条件がすべて満たされると、installFixPack はインストール・パスに関連するそれらのインスタンスと DAS を更新します。 手動による追加更新は不要です。 すべての UNIX および Linux オペレーティング・システムでは、 djxlink バインド・コマンドは、データベースの再接続時またはアプリケーションの再始動時に自動的に起動されます。
場合によっては、別の強制オプションを指定してフィックスパックのインストールを続行することもできます。例えば、すべての DBM を停止させるわけではない場合や、Db2 ライブラリーがロードされたままになっている場合などです。 installFixPack は続行しますが、インスタンスと DAS の更新、およびアプリケーションの再開を手動で行うことが必要な場合があります。
パーティション・データベース環境インスタンスの場合、インスタンスの更新はインスタンス所有データベース・パーティションでのみ必要ですが、フィックスパックのインストールはすべてのデータベース・パーティションで行ってください。 更新後にもインスタンスの全機能を維持するには、全部の製品とフィーチャーをすべてのデータベース・パーティションに、少なくともインスタンス所有データベース・パーティションにインストールすることをお勧めします。
フィックスパックを dsf インスタンス・タイプ (つまり、 Db2 pureScale 環境の Db2 コピーに関連付けられている Db2 pureScale® インスタンス) に適用する場合は、フィックスパックを新しいパスにインストールする必要があります。 フィックスパックをオリジナルのインストール・パスに適用することはできません。 フィックスパックがインストールされるパスは、既存のインストール済み環境とは異なっていなければなりません。 加えて、この新しいパスは、すべてのホスト上で同一でなければなりません。 フィックスパックを新しい場所にインストールする場合、フィックスパックをインストールする前に Db2 pureScale インスタンスを停止する必要はありません。
フィックスパックを ese インスタンス・タイプに適用する場合には、フィックスパックをオリジナル・インストール・パス上に重ねて適用するか、またはフィックスパックを新しいパスにインストールすることができます。 フィックスパックをオリジナル・インストール・パス上に重ねてインストールする場合には、フィックスパックを適用する前にインスタンスを停止する必要があります。 詳しくは、 バージョン 9.8 または dsf インスタンス・タイプを更新するためのフィックスパックのインストール
を参照してください。
許可
root インストールには root ユーザー権限が必要です。 非 root インストールの場合、非 root インストールを所有するユーザー ID でログオンしなければなりません。
必要な接続
なし
コマンド構文
コマンド・パラメーター
- -n
- 非対話式モードを指定します。 指定する場合は、-y、 -b、 -p、および -c も指定しなければなりません。 このモードは、コマンド行で必要とされる情報すべてを提供する無人モードのアプリケーションに使用できます。
- -y
- 製品の db2/license ディレクトリーにある使用許諾契約書ファイルを読んで内容に同意したことを示します。 このパラメーターは、必須です。
- -b base-install-path
- Db2 データベース製品がインストールされている基本パスを指定します。 -n が指定されている場合には必須です。 パスは絶対パス名で、長さは 128 文字に限定されます。
-b オプションは、Db2 製品の非 root インストールでは不要ですが、root インストールの場合には必須です。 非 root インストールで -b を使用する場合、base-install-path の値はユーザーの HOME/sqllib ディレクトリーでなければなりません。そうでない場合、パスは無効と見なされます。 非 root インストールで -b が指定されていない場合、Db2 インストーラーはユーザーの HOME/sqllib をインストール・パスとして使用して続行します。 ただし -b を使用する場合も、指定されたインストール・パスに root ユーザーによって Db2 コピーがインストールされている場合は、Db2 コピーを更新できるのはそれをインストールしたユーザーだけであるため、そのインストール・パスは無効と見なされます。
- -c NLPACK_location
- 関連する Db2 National Language Pack (NLPACK) のロケーションを指定します。 -n が指定された場合、このパラメーターは必須です。 以下の条件がすべて満たされている場合は、Db2 NLPACK の場所を明示的に指定する必要があります。
- -n オプションが指定されました。
- インストールには、各国語 (英語以外) サポートが必要。
- Db2 NLPACK が Db2 DVD にも、インストールしている Db2 データベース製品と同じサブディレクトリー上にもない。
- -f
- 強制オプション。 引数のない -f はサポートされていません。 以下の強制引数を組み合わせて使用できます。 例えば、
-f level -f db2lib
などです。 - -f level
- 下位レベルまたは同レベルのフィックスパック・インストールを強制します。 フィックスパック・イメージが、インストール済みの Db2 データベース製品より高位になっている場合、このオプションは無視されます。注: このオプションを指定すると、 installFixPack の実行中にインスタンスは自動的に更新されません。 db2iupdt コマンドを使用して、インスタンスを手動で更新する必要があります。重要: Tivoli ® System Automation (TSA) および IBM General Parallel File System (GPFS ™) は、 -f level パラメーターを使用してダウングレードすることはできません。 これらのシステムをダウングレードするには、以下のステップを実行する必要があります。
- インスタンスをドロップします。
- TSA/GPFS を含めて Db2 をアンインストールします。
- 必要な TSA/GPFS レベルを指定して Db2 pureScale を再インストールします。
- -f db2lib
- このパラメーターは、 Db2 pureScale 環境では無視されます。 installFixPack が Db2 ライブラリー・ロードの検査をバイパスするように強制します。 インストール後にインスタンスやアプリケーションが正常に作動するようにするには、すべての関連するインスタンス (関連するパーティション・データベース環境インスタンスのすべてのデータベース・パーティションを含む) に対して DBM を停止し、インストール・パスに関連するすべての Db2 ライブラリーをアンロードする必要があります。
- -f NOTSAMP
- このパラメーターは、 Db2 pureScale 環境では無視されます。 SA MP を更新しないように指定します (root インストールにのみ適用)。
- -f NOPCMK
- Pacemaker が更新されないことを指定します (root インストールにのみ適用されます)。注: バージョン 11.5.6以降、すべての前提条件が満たされている限り、 Pacemaker がデフォルトでインストールされます。 詳しくは、 Pacemakerを使用した統合ソリューションの前提条件 を参照してください。
- -f install
- installFixPack コマンドにおいて、Db2 ライブラリーのロードの検査と、インスタンスおよび DAS が停止されていることの検査をすべてバイパスするように強制します。 インストール後にインスタンスやアプリケーションが正常に作動するようにするには、すべての関連するインスタンス (関連するパーティション・データベース環境インスタンスのすべてのデータベース・パーティションを含む) に対して DBM を停止し、インストール・パスに関連するすべての Db2 ライブラリーをアンロードする必要があります。 このオプションを指定すると、インスタンスと DAS はいずれも更新されません。 インストール後、インスタンスと DAS を手動で更新する必要があります。 また、update、install、ha_standby_ignore の各オプションは相互に排他的なので、同じインストールに対して指定することはできません。
- -f update
- installFixPack コマンドにおいて、Db2 ライブラリーのロードの検査と、 インスタンスおよび DAS が停止されていることの検査をすべてバイパスするように強制します。 インストール後にインスタンスやアプリケーションが正常に作動するようにするには、すべての関連するインスタンス (関連するパーティション・データベース環境インスタンスのすべてのデータベース・パーティションを含む) に対して DBM を停止し、インストール・パスに関連するすべての Db2 ライブラリーをアンロードする必要があります。 このオプションを指定すると、インスタンスと DAS は両方とも更新されます。 また、update、install、ha_standby_ignore の各オプションは相互に排他的なので、同じインストールに対して指定することはできません。
- -f ha_standby_ignore
- このパラメーターは、sqllib ディレクトリーの検査をバイパスするように installFixPack コマンドに強制することによって、この検査を無視します。 例えば、sqllib ライブラリーがスタンバイ・ノードにはマウントされないクラスター環境で、sqllib ディレクトリーの検査を無視します。 インストール後にインスタンスやアプリケーションが正常に作動するようにするには、すべての関連するインスタンス (関連するパーティション・データベース環境インスタンスのすべてのデータベース・パーティションを含む) に対して DBM を停止し、インストール・パスに関連するすべての Db2 ライブラリーをアンロードする必要があります。 このオプションを指定すると、インスタンスと DAS はいずれも更新されません。 インストール後、インスタンスと DAS を手動で更新する必要があります。 また、update、install、ha_standby_ignore の各オプションは相互に排他的なので、同じインストールに対して指定することはできません。
- -f noWPAR
- このパラメーターは、 Db2 pureScale 環境では無視されます。 グローバル環境の AIX® 6.1 以降に適用できます。 グローバル環境で更新される Db2 コピーを共有する AIX システム・ワークロード・パーティション (WPAR) に対して、検査やアクションを行わないように installFixPack に強制します。 -f noWPAR が指定されている場合、この Db2 コピーを共有する各システム WPAR 上でインスタンスおよび DAS を手動で更新する必要があります。
- -f nobackup
- このパラメーターは、 Db2 pureScale 環境では無視されます。 コンポーネントの更新時に、installFixPack に強制的にインストール・ファイルをバックアップさせないようにします。 これらのファイルをバックアップしない場合、インストール・ディレクトリーのスペース所要量が削減されます。 ただし、ファイルをバックアップしないことを選択すると、エラーが発生した場合、Db2 インストーラーがロールバック操作を実行できなくなります。 この場合、ファイルを手動でクリーンアップし、フィックスパックを再インストールする必要があります。
- -f TSAMP
- installFixPack コマンドを強制的にフィックスパックのインストール・プロセスを続行し、現行バージョンの IBM® Tivoli System Automation for Multiplatforms (SA MP) を最新バージョンに更新します。 現行バージョンの Tivoli SA MP が、以前に Db2 インストーラーによってインストールされたバージョンと異なる場合は、このパラメーターを指定します。 フィックスパックのインストール・プロセスをキャンセルした場合、Tivoli SA MP は以前のバージョンに戻りません。
- -f GPFS
- installFixPack コマンドを強制的にフィックスパックのインストール・プロセスを続行し、現行バージョンの IBM General Parallel File System (GPFS) を最新バージョンに更新します。 GPFS の現在のバージョンが、以前に Db2 インストーラーでインストールされたバージョンと異なる場合は、このパラメーターを指定してください。 フィックスパックのインストール・プロセスを取り消しても、GPFS は旧バージョンに戻りません。
- -f RSCT
- installFixPack コマンドを強制的にフィックスパックのインストール・プロセスを続行し、現行バージョンの IBM Reliable Scalable Cluster Technology (RSCT) を最新バージョンに更新します。 RSCT の現在のバージョンが、以前に Db2 インストーラーでインストールされたバージョンと異なる場合は、このパラメーターを指定してください。 フィックスパックのインストール・プロセスを取り消しても、RSCT は旧バージョンに戻りません。
- -p FPPath
- フィックスパックのインストール先を指定します。 Db2 pureScale 環境では、このパラメーターは必須です。 このパラメーターを使用する場合は、以下の点を考慮してください。
- このパラメーターを指定する場合、インスタンスは自動更新されません。 db2iupdt コマンドを使用してインスタンスを手動で更新する必要があります。 Db2 pureScale 環境で作業する場合、すべてのホストで db2iupdt コマンドを実行するかどうかの選択は、適用されるフィックスパック更新のタイプによって異なります。
- オンライン・フィックスパック更新については、 Db2 pureScale インスタンスでのより高いコード・レベルへのオンライン・フィックスパック更新のインストールを参照してください。
- オフライン・フィックスパック更新については、 Db2 pureScale インスタンスへのオフライン・フィックスパック更新のインストール (手動方式)を参照してください。
- Db2 pureScale インスタンス (dsf タイプのインスタンス) を更新するためにフィックスパックをインストールする場合、フィックスパックがインストールされているパスは既存のインストール済み環境とは異なる必要があり、このパスはすべてのホストで同じでなければなりません。 Db2 pureScale 環境外のフィックスパック・インストールの場合、パスは既存のインストール済み環境と異なる可能性があります。
- このパラメーターを指定する場合、インスタンスは自動更新されません。 db2iupdt コマンドを使用してインスタンスを手動で更新する必要があります。 Db2 pureScale 環境で作業する場合、すべてのホストで db2iupdt コマンドを実行するかどうかの選択は、適用されるフィックスパック更新のタイプによって異なります。
- -show_level_info
- 以下の現在のコード・レベルのフィックスパックのオンライン更新属性を表示します。
- アーキテクチャー・レベル。
- コード・レベル。
- このレベルのコードをオンラインでインストールできるかどうかに関する情報。
- オンラインでインストールする前に必要とされる最小のコミットされたレベルに関する情報。
- -commit_level
- pureScale インスタンスを新しいコード・レベルに更新します。 このオプションは、オンライン・フィックスパック更新の場合に必須で、 その有効範囲は Db2 pureScale 環境に限定されます。
- -check_commit
- Db2 pureScale インスタンスがコミットの準備ができているかどうかを検査します。
- -I pureScale-instance
- pureScale のインスタンス名を指定します。
- -online
- フィックスパックのオンライン更新を開始または続行します。 フィックスパックのオンライン更新で、指定されたコード・レベルが現行の有効コード・レベル (CECL) と同じか、またはそれ以上である限り、Db2 クラスターでは異なるレベルのコードを実行できます。 フィックスパックのオンライン更新中は、インスタンスの稼働中に新規レベルのコードのアクティベーションを実行できることに注意してください。 これは、 -I pureScale-instance オプションが pureScale フィックスパック更新に使用される場合のデフォルト・オプションです。
- -offline
- オフライン更新を開始または継続します。 オフライン更新では、Db2 クラスターは異なるレベルのコードを実行することはできません。 オフライン更新中は、インスタンス全体の停止中にのみ、新規レベルのコードのアクティベーションを実行できることに注意してください。
- -concurrency
- 指定された並行性の度合いで、クラスター内のすべてのホストを自動的に更新します。 詳しくは、 Db2 pureScale インスタンスのよりスマートな並行フィックスパック更新の実行 を参照してください。
- -autoupdate
- 最適な並行性の度合いで、クラスター内のすべてのホストを自動的に更新します。 詳しくは、 Db2 pureScale インスタンスのよりスマートな並行フィックスパック更新の実行 を参照してください。
- -show_update_order
- インストーラーがホストの更新に使用する順序を表示しますが、更新操作は実行しません。 -autoupdate パラメーターと -concurrency パラメーターの両方と一緒に使用できます。 詳しくは、 Db2 pureScale インスタンスのよりスマートな並行フィックスパック更新の実行 を参照してください。
- -quiesce_time_out mins
- 特定のメンバーからアプリケーションを切断する前にコマンドが待機する時間の長さを指定します。 このタイムアウトに達すると、その時点で残っているアクティブな作業単位があれば、すべて中断されます。 このパラメーターを指定しない場合、デフォルト・タイムアウト値の 2 分が使用されます。
- -H hostsListFile
- このパラメーターは、 Db2 pureScale 環境でのみ指定できます。 このパラメーターで、複数ホストでフィックスパックの更新ができるようになります。 ホスト・リスト・ファイルに指定するホストは、すべて同じサービス・レベルでなければなりません。 このパラメーターを指定する場合、-L パラメーターを指定できません。注: このパラメーターを指定して installFixPack コマンドを実行した後は、必ずログ・ファイルを調べて、どのリモート・ホストにもインストール・エラーがないことを確認してください。
- -L
- フィックスパックを現行のホストだけにローカルに適用することを示します。 このパラメーターを指定する場合、 -H パラメーターは指定できません。
- -l log-file
- ログ・ファイルを指定します。 root インストールの場合、デフォルトのログ・ファイルは/tmp/installFixPack.log$$です。ここで、$$はプロセス ID を表します。 非 root インストールの場合、デフォルト・ログ・ファイルは /tmp/installFixPack_userID.log です。userID は非 root インストールを所有するユーザー ID を表します。 installFixPack コマンドを使用して IBM Tivoli System Automation for Multiplatforms (SA MP) をインストールまたは更新する場合、対応するログ・ファイルは Db2 ログ・ファイルと同じディレクトリーに置かれます。
- -t trace-file
- デバッグ・モードをオンにします。 デバッグ情報は、名前を指定したファイルに書き込まれます。
- -h | -?
- ヘルプ情報を表示します。
使用上の注意
- Db2 Text Search がインストールされていて、Text Search が Db2 コピーに関連するすべてのインスタンスで実行されている場合、インストールは Text Search サービスの停止を試みますが、インストールは続行します。
- ホスト・リスト・ファイルのフォーマットは、以下のセクションのようになります。
HOST=host1 host1.HOSTNAME=<hostname1> HOST=host2 host2.HOSTNAME=<hostname2> ...
例
- Db2 Enterprise Server Edition が /opt/ibm/db2/COPY1にインストールされている場合に、フィックスパック 1 イメージから GA からフィックスパック 1 への対話式更新を実行するには、以下のコマンドを発行します。
./installFixPack -b /opt/ibm/db2/COPY1 -y -l log-file-name -t trace-file-name
- Db2 Enterprise Server Edition が /opt/ibm/db2/COPY1にインストールされている場合に、フィックスパック 1 イメージから GA からフィックスパック 1 へのサイレント更新を実行するには、以下のコマンドを発行します。
./installFixPack -b /opt/ibm/db2/COPY1 -c full_path_to_NLPACK_image -n -y -l log-file-name -t trace-file-name
- 何らかの理由でインストール済みの Db2 データベース製品ファイルが破損している場合、アンインストールしてから再インストールすることによってインストールをリフレッシュする代わりに、以下のコマンドを発行します。
./installFixPack -f level -b full_path_where_DB2_product_installed -l log-file-name -t trace-file-name
- インストール・ディレクトリーのスペース所要量を削減するには、以下のコマンドを発行します。
./installFixPack -f nobackup -b full_path_where_DB2_product_installed -l log-file-name -t trace-file-name
- フィックスパックを適用して Db2 pureScale インスタンス (dsf タイプのインスタンス) を更新するには、フィックスパックがインストールされているパスが既存のインストール済み環境とは異なる必要があり、このパスはすべてのホストで同じでなければなりません。
./installFixPack -b full_path_where_DB2_product_installed -y -p path_where_DB2_fixPack_installed -L -l log-file-name -t trace-file-name
- フィックスパックを適用して ese インスタンス・タイプを更新する場合、パスは既存のインストール済み環境と同じであって異なっていても構いません。
./installFixPack -b full_path_where_DB2_product_installed -y -p full_path_where_DB2_product_installed -L -l log-file-name -t trace-file-name
- Db2 pureScale 環境で、複数のホストにわたってフィックスパック更新を適用するには、以下のようにします。
./installFixPack -b full_path_where_DB2_product_installed -y -p full_path_where_DB2_product_installed -H hostsListFile -l log-file-name -t trace-file-name
- 現在のコード・レベルなど、オンライン・フィックスパック更新に関連する情報を表示するには、以下のようにします。
./installFixPack –show_level_info -l log-file-name -t trace-file-name
- Db2 インスタンスがコミットの準備ができているかどうかを検査するには、次のようにします。
./installFixPack -check_commit -I pureScale-instance -l log-file-name -t trace-file-name