リストア操作の進行状況をモニターする

リストア操作のモニターは、 LIST UTILITIES コマンドまたは db2pd -barstats コマンドを使用して行うことができます。

このタスクについて

LIST UTILITIES コマンドの使用:

プロシージャー

LIST UTILITIES コマンドを発行して、 SHOW DETAIL パラメーターを指定します。
   LIST UTILITIES SHOW DETAIL

結果

リストア操作の場合、初期見積もりは示されません。 代わりに、UNKNOWNが指定されています。 各バッファーがイメージから読み取られると、実際の読み取りバイト数が更新されます。 複数のイメージをリストアできる自動増分リストア操作の場合、進行状況はフェーズを使用して追跡されます。 各フェーズは、増分チェーンからリストアされるイメージを表します。 初めは、1 つのフェーズだけが示されます。 最初のイメージがリストアされたら、フェーズの累計が示されます。 各イメージがリストアされると、完了したフェーズ数は更新され、処理済みバイト数も更新されます。

次に示すのは、リストア操作でのパフォーマンスをモニターするときの出力例です。
ID                               = 6
Type                             = RESTORE
Database Name                    = SAMPLE
Partition Number                 = 0
Description                      = db
Start Time                       = 08/04/2011 12:24:47.494191
State                            = Executing
Invocation Type                  = User
Progress Monitoring:
      Completed Work             = 4096 bytes
      Start Time                 = 08/04/2011 12:24:47.494197
db2pd -barstats コマンドの使用:

db2pd -barstats コマンドを使用して、バックアップおよびリストアのモニターおよびパフォーマンス情報を取得できます。 db2pd -barstats によるバックアップおよびリストアのパフォーマンスのモニターを参照してください。