svcename - TCP/IP サービス名構成パラメーター
このパラメーターは、データベース・サーバーがリモート・クライアント・ノードからの通信を待機するために使用する TCP/IP ポートの名前を格納します。 この名前は、データベース・マネージャーが使用するために予約されています。
- 構成タイプ
- データベース・マネージャー
- 適用
- ローカルとリモート・クライアントを持つデータベース・サーバー
- ローカル・クライアントを持つデータベース・サーバー
- ローカル・クライアントおよびリモート・クライアントを持つパーティション・データベース・サーバー
- パラメーター・タイプ
- 構成可能
- デフォルト
- ヌル
TCP/IPを使用して Data Server Runtime Client からの接続要求を受け入れるには、データベース・サーバーがそのサーバーに指定されたポートで listen している必要があります。 データベース・サーバーのシステム管理者は、 ポートを予約して (番号 n)、 サーバーのサービス・ファイルにその関連する TCP/IP サービス名を定義する必要があります。
データベース・サーバー・ポート (番号 n) とその TCP/IP サービス名は、 データベース・クライアントのサービス・ファイルに定義する必要があります。
Linux® および UNIX システムの場合、サービス・ファイルは /etc/services にあります。
svcename パラメーターは、主接続ポートに関連付けられたポート番号またはサービス名に設定される必要があります。これにより、データベース・サーバーは、受信される接続要求をどのポートで listen するかを始動時に判別できます。
DB2COMM に TCP/IP と SSL の両方を含める場合は、ssl_svcename で指定するポートを svcename と同じにしないでください。 さもないと、TCP/IP または SSL プロトコルのサポートなしでインスタンスが開始されます。