hadr_local_svc - HADR ローカル・サービス名構成パラメーター
このパラメーターでは、ローカルの高可用性災害時リカバリー (HADR) プロセスが 接続を受け入れる TCP サービス名またはポート番号を指定します。
- 構成タイプ
- データベース
- 適用
- ローカルとリモート・クライアントを持つデータベース・サーバー
- ローカル・クライアントを持つデータベース・サーバー
- パラメーター・タイプ
- 構成可能1
- Db2® pureScale® 環境のメンバーによって構成可能。
- デフォルト
- ヌル
- アップグレードに関する注意事項
- Db2 バージョン 9.8 フィックスパック 4 pureScale 以前の環境からアップグレードする場合、 hadr_local_svc の値はメンバー 0 での値に設定されます。
1 次データベース・システムまたはスタンバイ・データベース・システム上の hadr_local_svc の値を、対応するホストの値 svcename または svcename +1 と同じ値にすることはできません。
SSL を使用する場合は、1 次またはスタンバイ・データベース・システム上の hadr_local_svc を、ssl_svcename に対して設定する値と同じ値に設定しないでください。
このホストが NAT (ネットワーク・アドレス変換) デバイスの背後のプライベート・ネットワークにあり、hadr_local_host データベース構成パラメーターが内部および外部のホスト名で構成されている場合には、2 つのサービス名またはポート番号を使用して hadr_local_svc を構成することもできます。1 つは内部ネットワーク用、もう 1 つは外部ネットワーク用で、次の例に示されているように縦線
|
で区切ります。internal_service_name | external_service_name
詳しくは、 HADR とネットワーク・アドレス変換 (NAT) のサポートを参照してください。1 このパラメーターに対する変更は、データベースの活動化時に有効になります。 データベースがすでにオンラインになっている場合は、1 次データベースで HADR を停止して再始動することで、変更を有効にできます。