PRUNE HISTORY コマンドまたは db2Prune API を使用するデータベース・リカバリー・オブジェクトの削除

auto_del_rec_obj データベース構成パラメーターおよび PRUNE HISTORY コマンドまたは db2Prune API を使用して、リカバリー・オブジェクトを削除できます。

このタスクについて

PRUNE HISTORY コマンドを呼び出すか、 db2Prune API を呼び出すと、 IBM® Data Server データベース・マネージャーは以下を実行します。

  • 状況が Db2HISTORY_STATUS_DO_NOT_DEL ではないリカバリー履歴ファイルから項目を整理します。

PRUNE HISTORY コマンドに AND DELETE パラメーターを指定して呼び出すか、 または db2Prune API に Db2PRUNE_OPTION_DELETE フラグを指定して呼び出すとき、 データベース・マネージャーは以下を行います。

  • 指定したタイム・スタンプよりも古く、状況が Db2HISTORY_STATUS_DO_NOT_DEL ではないリカバリー履歴ファイルから項目を整理します。

  • 整理される項目に関連付けられた物理ログ・ファイルを削除します。

auto_del_rec_obj データベース構成パラメーターを ON に設定した場合は、 PRUNE HISTORY コマンドに AND DELETE パラメーターを指定して呼び出すか、 または db2Prune API に Db2PRUNE_OPTION_DELETE フラグを指定して呼び出すとき、 データベース・マネージャーは以下を行います。

  • 状況が Db2HISTORY_STATUS_DO_NOT_DEL ではないリカバリー履歴ファイルから項目を整理します。

  • 整理される項目に関連付けられた物理ログ・ファイルを削除します。

  • 整理される項目に関連付けられたバックアップ・イメージを削除します。

  • 整理される項目に関連付けられたロード・コピー・イメージを削除します。

プロシージャー

不要なリカバリー・オブジェクトを削除するには、次のようにしてください。

  1. auto_del_rec_obj データベース構成パラメーターを ONに設定します。
  2. AND DELETE パラメーターを指定して PRUNE HISTORY コマンドを呼び出すか、 DB2PRUNE_OPTION_DELETE フラグを指定して db2Prune API を呼び出します。