SQL29006N Java 例外 exception-string が検出されました。

説明

Java 例外 exception-string が起こりました。

ユーザー応答

問題が続く場合、技術サービス担当者に連絡してください。

SQL29007N 照会コントローラーと通信できません。

説明

クエリー・コントローラーが実行中でないか、または通信がタイムアウトになっています。

ユーザー応答

データベース管理者に、クエリー・コントローラーを開始するよう要求してください。

SQL29008N ジョブ・シーケンス番号の生成中にエラーが発生しました。

説明

ジョブ・シーケンス番号の生成中にエラーが発生しました。

ユーザー応答

問題が続く場合、技術サービス担当者に連絡してください。

SQL29009N 照会が拒否されました。 理由コード reason-code

説明

照会が拒否されました。 理由コードは以下のとおりです。

  1. DB2 ではこの照会の結果セットを生成できません。または、照会にホスト変数、パラメーター・マーカー、特殊レジスター、作成済み一時表、宣言済み一時表、セッション変数、IDENTITY_VAL_LOCAL 関数、NEXT VALUE 式、または PREVIOUS VALUE 式が含まれています。 照会が実際に実行される時に、状態が無効である可能性があるため、 照会の保留またはバックグラウンドでの実行ができません。
  2. 照会は DB2 表を更新しますが、 照会が実際に実行される時に状態がもう有効ではない可能性があるため、 照会の保留またはバックグラウンドでの実行ができません。
  3. 照会にはネストしたルーチンが含まれるため、照会は待機されません。
  4. 照会にはネストしたルーチンが含まれるため、保留またはバックグラウンドでの実行ができません。
  5. DB2 によって、この照会を待機することはできません。 照会に配列の挿入が含まれる場合、これが発生する可能性があります。
  6. DB2 では、コンセントレーターがオンのときに照会をキューに入れることはできません。
  7. DB2 では、照会で REOPT ALWAYS オプションが有効になっている場合に照会をキューに入れることはできません。

ユーザー応答

データベース管理者に連絡して理由コードを検査し、 該当するコストしきい値を必要に応じて増やしてください。

SQL29010N 照会のサブミットが取り消されました。

説明

ユーザーが照会サブミットを取り消しました。 サブミットされた照会はありません。

SQL29011I Query query-ID はバックグラウンドで実行されます。

説明

ユーザーは、照会をバックグラウンドで実行する選択をしました。

SQL29013I 照会 query-ID が保留されました。

説明

照会は Query Patroller によって保留状態になっています。

ユーザー応答

データベース管理者に連絡し、照会を開放してください。

SQL29014N DB2 レジストリー変数 registry-variable に指定された値が無効です。

説明

registry-variable による以下の制限のため、registry-variable に指定されている値は無効です。
DQP_NTIER
値は OFF、RUN[:timeout]、 または CHECK[:timeout] のいずれかでなければなりません。
DQP_LAST_RESULT_DEST
32 文字を超える長さは許可されていません。
DQP_TRACEFILE
256 文字を超える長さは許可されていません。

ユーザー応答

db2set コマンドで DB2 レジストリー変数 registry-variable の値を訂正し、照会を再サブミットしてください。

SQL29015N ジョブの取り消し中にエラーが発生しました。 理由コード = reason-code

説明

ジョブのキャンセルを試みているときに、エラーが検出されました。 理由コードは SQL または DB2 メッセージをマップしています。

ユーザー応答

理由コードを調べ、エラーを訂正し、操作を再試行してください。

SQL29017N Query query-id が取り消されました。

説明

ユーザーが照会を取り消しました。

SQL29020N 内部エラーが発生しました。 エラー = error

説明

内部処理中にエラーが発生しました。

ユーザー応答

IBM サポートに連絡して、db2diag ログ・ファイルおよび qpdiag.log ファイルを提供してください。

SQL29021N User user-ID は中断されます。

説明

ユーザー user-ID は、データベースへの照会のサブミットを一時停止しています。

ユーザー応答

データベース管理者に連絡し、サブミッター・プロファイルを再アクティブ化してください。

SQL30000N 後続のコマンドまたは SQL ステートメントの正常な実行に影響しない分散プロトコル・エラーのため、実行が失敗しました: 理由コード 理由コード (サブコード)(text)。

説明

現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントの 正常な実行を妨げるシステム・エラーが発生しました。 このメッセージ (SQLCODE) は、ステートメントの コンパイル時、または実行時に出されます。

コマンドまたはステートメントは処理できません。 現在のトランザクションはロールバックされず、アプリケーションは リモート・データベースに接続されたままです。

ユーザー応答

メッセージ番号と理由コードを記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 アプリケーションを再実行してください。

十分なメモリー・リソースがあってもこの問題が続く場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、独立トレース機能を呼び出してください。

必要な情報は以下のとおりです。
  • 問題の説明
  • SQLCODE と理由コード
  • SQLCA の内容 (ある場合)
  • トレース・ファイル (可能であれば)

sqlcode: -30000

sqlstate: 58008

SQL30002N ステートメント・チェーン内の前の条件のため、SQL ステートメントを実行できません。

説明

SQL ステートメントは PREPARE にチェーンされていましたが、 PREPARE ステートメントが、プログラムまたはエンド・ユーザーがチェーン・ステートメントを 再発行する必要のある、 または異なる SQL 要求を発行する必要のある警告 SQLCODE を受け取りました。 このエラーは、クライアント/サーバー環境でのみ発生します。
  • DRDA を使用している分散クライアントが OPEN ステートメントを PREPARE に連結しましたが、PREPARE ステートメントが SQLCODE +1140 を受け取りました。

ステートメントはチェーンして実行されません。

ユーザー応答

ステートメントを別の要求としてもう一度送信する必要があります。

sqlcode: -30002

sqlstate: 57057

SQL30005N 機能がサーバーによってサポートされていないため、実行が失敗しました: ロケーション 所在地 product ID pppvvrrm 理由コード 理由コード (サブコード)

説明

SQL ステートメントが要求機能をサポートしていないサーバーにルーティングされているため、現行の SQL ステートメントを実行できませんでした。 このエラーが、この先の SQL ステートメントの実行完了を妨げることはありません。

ステートメントは実行できません。 SQLCA はフォーマット済みです。

ユーザー応答

この SQL コードをプロンプトする SQL ステートメントを分析する際は支援用の DBA に通知してください。

location は、要求機能の実行に必要なデータベース・プロトコルをサポートできなかったサーバーの名前を示します。 製品 ID の形式は <pppvvrrm> です。これは、英数字の 8 バイト・フィールドで、この機能をサポートできなかった製品を識別します。 ppp は特定のデータベース製品を示します。 vv は、製品のバージョンを示します。 rr は、製品のリリースを示します。 m は、製品の修正レベルを示します。

ppvvrrm として可能性のある値は、以下のとおりです。
ppp
zOS の場合は DSN、VM/VSE の場合は ARI、Linux/Unix/Windows の場合は SQL、System i の場合は QSQ、Java の場合は JCC です。
vv
バージョン番号
rr
リリース・レベル
m
モディフィケーション・レベル
サポート外の機能を確認し、問題を訂正してください。 サポート外の機能とその理由については、指定された reason-code を参照してください。 reason-code として可能な値と、各コードが対応する機能は以下のとおりです。
0010
LONG_STMTS
0020
LONG255_IDS
0030
EXTENDED_DESCRIBE
0040
EXTENDED_DIAGNOSTICS
0050
KEEP_DYNAMIC
0060
MULTI_ROW_FETCH
0070
MULTI_ROW_INSERT
0080
SQL_CANCEL
0090
SCROLLABLE_CURSORS
0100
CURSOR_ATTRIBUTES
0110
MONITORING
0120
SELECT_WITH_INSERT
0130
DATA_ENCRYPTION
0140
PACKAGE_PATH
0150
2PC_INCOMPATIBILITY
最後に、subcode 値を使用してさらに問題を調べることもできます。 非ゼロの場合、subcode は 1 バイト・コードで作られ、ネットワークにおけるエラーの検出方法を示します。
  • '01'x の場合は、リクエスターとして作用するローカル DB2 がエラーを検出します。 ロケーションと PRDID はエラーのあるサーバーを示します。
  • '02'x の場合は、サーバーがエラーを検出します。 ロケーションと PRDID はローカル・データベース・サーバーのロケーションとレベルを示します。
  • '03'x の場合は、中間サーバー (ホップ・サイト) がエラーを検出し、 エラーの発生したサーバーがそのエラー、そのロケーション、および PRDID によって特定されます。
  • '04'x の場合は、中間サーバー (ホップ・サイト) がエラーを検出し、 エラーの発生したサーバーがそのエラー、そのロケーション、および PRDID によって特定されます。
  • '05'x の場合は、中間サーバー (ホップ・サイト) がエラーを検出しました。 SYNCLOG マッピング・エラー。 エンド・サーバーの IPv6 アドレスを IPv4 アドレスにマップできません。

sqlcode: -30005

sqlstate: 56072

SQL30020N 後続のコマンドおよび SQL ステートメントの正常な実行に影響を与える通信データ・ストリームの構文エラーのため、コマンドまたは SQL ステートメントの実行が失敗しました: 理由コード 理由コード (サブコード)

説明

コマンドまたはステートメントは処理できません。 現在のトランザクションはロールバックされ、アプリケーションは リモート・データベースから切断されます。

いくつかの考えられる理由コードは以下のとおりです。

121C

ユーザーが、要求したコマンドを実行する権限を持っていないことを 示しています。

124C

この要求の DRDA データ・ストリームには構文エラーがあります。

1232

永続エラーのために、コマンドが完了できませんでした。 ほとんどの場合、サーバーは異常終了の処理に入ります。

1254

クライアントから送信されたコマンドにより、 クライアントに戻す、設計済みメッセージのないリモート・サーバーで、 非設計済みの、インプリメンテーション特有の条件が作成されました。

リモート・サーバーが DB2 UDB for OS/390、z/OS の場合は、コンソール・ログに このエラーの情報がないか確認してください。

リモート・サーバーが DB2 UDB for System i の場合は、通常、エラーを判別するためには、 サーバー・ジョブのジョブ・ログまたは FFDC (First Failure Data Capture) スプール・ファイル、 あるいはその両方が必要です。

リモート・サーバーが DB2 Database for Linux, UNIX, and Windows の場合は、 リモート・データベース・サーバーの管理通知ログにこのエラーに関する情報がないか確認してください。

220A

ターゲット・サーバーが、無効なデータ記述を受け取りました。 ユーザー SQLDA を指定した場合は、フィールドが正しく初期化されている ことを確認してください。 また、その長さが、使用するデータ・タイプの最大許容長を 超えていないことを確認してください。

下位レベル・クライアントを持つゲートウェイ・サーバー環境で DB2 Connect 製品を使用している場合、アプリケーションのホスト変数および照会した表の列の記述が一致しないときに、このエラーが発生する可能性があります。

ユーザー応答

  • 理由コード 121C の場合、DBA に連絡して、要求されたコマンドを実行する権限があるかどうかを確認してください。
  • 理由コード 220A の場合、SQLDA を直接プログラムするには、フィールドが正しく初期化されており、 その長さが、使用するデータ・タイプの最大許容長を超えていないことを確認してください。 DB2 Connect を「説明」に書かれているとおりに使用している場合、アプリケーション・ホスト変数と表の列の記述が一致しているかどうか確認してください。
  • 理由コード 124C の場合、ストアード・プロシージャーの実行が共通して問題となっています。 これに当てはまる場合は、ストアード・プロシージャーのパラメーターが正しく定義されているかどうか (タイプと長さが、対応する表の列のタイプと一致しているかどうか) を確認してください。

問題を解決できない場合は (または、このメッセージに記載されていない理由コードを受け取った場合は)、DBA に連絡して以下の作業手順を確認してください。

  • http://www.ibm.com/software/data/support/ を検索して、直面している状況を扱った APAR がないか確認する。
  • リモート・データベースに接続して、アプリケーションを再実行する。 以下の情報を記録して、IBM サポートに連絡します。
    • DB2 for z/OS Data Server の場合は、独立トレース機能を呼び出し、このシナリオを再試行してトレース情報を収集します。 z/OS トレース、z/OS コンソール・ログ、DB2 Connect Server からの db2support 出力、およびこのアプリケーションがある IBM データ・サーバー・クライアントからの db2support 出力 (DB2 Connect Server と共存していない場合) を提出します。
    • DB2 for System i Data Server の場合は、 障害の発生した DRDA サーバー・ジョブによって生成されたすべての FFDC データ、DB2 Connect Server からの db2support 出力、およびこのアプリケーションがある IBM データ・サーバー・クライアントからの db2support 出力 (DB2 Connect Server と共存していない場合) を収集します。
    • 問題の説明
    • SQLCODE と理由コード
    • SQLCA の内容 (可能な場合)
    • IBM データ・サーバー・クライアントおよび DB2 Connect Server トレース・ファイル (可能な場合)。

sqlcode: -30020

sqlstate: 58009

SQL30021N 後続のコマンドおよび SQL ステートメントの正常な実行に影響を与える分散プロトコル・エラーのため、実行が失敗しました。レベル レベル のマネージャー 管理者 はサポートされていません。

説明

アプリケーションのリモート・データベースへの 正常な接続を妨げるシステム・エラーが発生しました。 このメッセージ (SQLCODE) は、SQL CONNECT ステートメントに 対して発生します。 managerlevel は、クライアントとサーバー間の非互換性を識別するための数値です。

コマンドは処理されません。

ユーザー応答

メッセージ番号、 managerlevel の 値を記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 もう一度、リモート・データベースへの接続を試みてください。

問題が続く場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、独立トレース機能を呼び出してください。 その後で、サービス担当者に以下の情報を 渡してください。
  • 問題の説明
  • SQLCODE と理由コード
  • SQLCA の内容 (ある場合)
  • トレース・ファイル (可能であれば)

sqlcode: -30021

sqlstate: 58010

SQL30040N リソースが使用できないために実行が失敗しました。後続のコマンドおよび SQL ステートメントの正常な実行には影響しません。理由 理由、リソースのタイプ リソース・タイプ、リソース名 リソース名、製品 ID 製品 ID

説明

示されたリソースが足りないため、アプリケーションがコマンド または SQL ステートメントを実行できません。 現在のトランザクションはロールバックされず、アプリケーションは リモート・データベースに接続されたままです。

コマンドは処理されません。

ユーザー応答

示されたリソースのサイズを増やして、コマンドを 再サブミットしてください。

sqlcode: -30040

sqlstate: 57012

SQL30041N 後続のコマンドおよび SQL ステートメントの正常な実行に影響を与えるリソースが使用できないため、実行が失敗しました: 理由 reason、リソースのタイプ resource-type, Resource Name resource-name, Product ID product-ID.

説明

リモート・データベースでリソースが使用できないために、アプリケーションがコマンドまたは SQL ステートメントを処理できません。 SQLCODE はステートメントのコンパイルまたは実行時に出されます。

フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合: この状態はデータ・ソースによっても検出できます。

resource-name が「暗号化」または「暗号解読」の場合には、パスワードの暗号化または暗号解読のユーザー出口が使用できないか、またはエラーを含んでいます。

コマンドまたはステートメントは処理できません。

ユーザー応答

リモート・データベースのシステム環境を調べてください。

フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合:

  • パスワードの暗号化または暗号解読のユーザー出口が失敗した場合、 reason はユーザー出口が呼び出されたときにフェデレーテッド・サーバーが 受け取った整数値です。 暗号化および暗号解読がフェデレーテッド・サーバーによってリンク・エディットされたときに エラーが発生していないかどうかを確認してください。

    ユーザーが提供したユーザー出口を使用している場合には、ユーザー出口のソース・コードを調べて reason の返された原因を判別してください。 ユーザー出口のソース・コードでエラーが見つかった場合、そのエラーを修正してフェデレーテッド・サーバーでオブジェクト・コードをリンク・エディットし、失敗したコマンドまたはステートメントを再発行してください。

  • その他の場合には、問題を分離して要求失敗の原因となったデータ・ソースを突き止め、データ・ソースの問題を訂正し、失敗したコマンドまたはステートメントを再発行してください。

sqlcode: -30041

sqlstate: 57013

SQL30050N number コマンドまたは SQL ステートメントは、バインドの進行中は無効です。

説明

プリコンパイル/バインド操作の進行中に、アプリケーションが無効なコマンドまたは SQL ステートメントを実行しようとしました。<number> の数値で、エラーのあるコマンドまたは SQL ステートメントを確認できます。

コマンドまたはステートメントは処理できません。

ユーザー応答

アプリケーションがデータベース・マネージャーの プリコンパイラー/バインド・プログラムでない場合は、コマンドおよび SQL ステートメントを発行する前に、バインドが アクティブでないことを確認してください。

アプリケーションがデータベース・マネージャーのプリコンパイラー/バインド・プログラムの場合は、メッセージ番号 (SQLCODE) と <number> の値を記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 もう一度バインド操作を行ってください。

十分なメモリー・リソースがあってもこの問題が続く場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、独立トレース機能を呼び出してください。

技術サービス担当者に以下の情報を報告してください。

必要な情報は以下のとおりです。
  • 問題の説明
  • SQLCODE と理由コード
  • SQLCA の内容 (ある場合)
  • トレース・ファイル (可能であれば)

sqlcode: -30050

sqlstate: 58011

SQL30051N 指定されたパッケージ名と整合性トークンを使用したバインド・プロセスがアクティブではありません。

説明

プリコンパイル/バインドがアクティブでない場合に、プリコンパイル/バインド操作を発行しようとしたか、または アクティブなプリコンパイル/バインド操作中に、無効な パッケージ名と整合性トークンのいずれか、またはその両方の 使用が試みられました。

コマンドまたはステートメントは処理できません。

ユーザー応答

アプリケーションがデータベース・マネージャーの プリコンパイラー/バインド・プログラムでない場合、プリコンパイル/バインドが バインド操作の前にアクティブになっており、正しい情報がバインド操作に 渡されていることを確認してください。

アプリケーションがデータベース・マネージャーの プリコンパイラー/バインド・プログラムの場合は、 メッセージ番号 (SQLCODE) と、可能であれば、 SQLCA からのすべてのエラー情報を記録してください。 もう一度やり直してください。

十分なメモリー・リソースがあってもこの問題が続く場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、独立トレース機能を呼び出してください。

技術サービス担当者に以下の情報を報告してください。

必要な情報は以下のとおりです。
  • 問題の説明
  • SQLCODE と理由コード
  • SQLCA の内容 (ある場合)
  • トレース・ファイル (可能であれば)

sqlcode: -30051

sqlstate: 58012

SQL30052N プログラム準備の前提条件が正しくありません。

説明

コンパイルされている SQL ステートメントが、 プリコンパイラーによって 認識されないために、データベースによって処理されません。

ステートメントは処理できません。

ユーザー応答

ステートメントが正しいことを確認して、もう一度やり直してください。 問題が続く場合は、 プログラムからそのステートメントを取り除いてください。

sqlcode: -30052

sqlstate: 42932

SQL30053N OWNER の値が、リモート・データベースでの許可検査に失敗しました。

説明

プリコンパイル/バインドの OWNER オプションに指定した値が、 リモート・データベースでの許可チェックで拒否されました。 この SQLCODE はプリコンパイル/バインド中に出されます。 これは、 データベース・マネージャーの プリコンパイラー/バインド・プログラムからは出されません。

プリコンパイル/バインド操作は処理されません。

ユーザー応答

OWNER オプションに指定した ID を使用する権限を持っていることを 確認するか、 または OWNER オプションを使用しないでください。

sqlcode: -30053

sqlstate: 42506

SQL30060N authorization-ID には、操作 operationを実行する特権がありません。

説明

権限 ID <authorization-ID> が指定の <operation> を実行しようとしましたが、そのための適切な権限が与えられていませんでした。 SQLCODE はステートメントのコンパイルまたは実行時に出されます。

ステートメントは処理できません。

ユーザー応答

対象の操作を実行するのに必要な権限が <authorization-ID> に与えられていることを確認してください。

sqlcode: -30060

sqlstate: 08004

SQL30061N リモート・ノードでデータベース別名またはデータベース名 name が見つかりませんでした。

説明

データベース名は、リモート・データベース・ノードで の既存のデータベースではありません。

ステートメントは処理できません。

ユーザー応答

正しいデータベース名または別名でコマンドを再サブミットしてください。

フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合: SYSCAT.SERVERS の項目が、データ・ソースのデータベース名を 正しく指定しているかどうかチェックしてください。

sqlcode: -30061

sqlstate: 08004

SQL30070N コマンド ID コマンドはサポートされていません。

説明

リモート・データベースが、 認識できないコマンドを受け取りました。 現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントは正常に 処理されず、後続のコマンドまたは SQL ステートメントも 正常に処理されません。

現在のトランザクションはロールバックされ、アプリケーションは リモート・データベースから切断されます。 ステートメントは処理できません。

ユーザー応答

メッセージ番号 (SQLCODE) とコマンド ID を 記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 リモート・データベースに接続して、アプリケーションを再実行してください。

十分なメモリー・リソースがあってもこの問題が続く場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、独立トレース機能を呼び出してください。

技術サービス担当者に以下の情報を報告してください。

必要な情報は以下のとおりです。
  • 問題の説明
  • SQLCODE とコマンド ID
  • SQLCA の内容 (ある場合)
  • トレース・ファイル (可能であれば)

sqlcode: -30070

sqlstate: 58014

SQL30071N object-identifier オブジェクトはサポートされていません。

説明

リモート・データベースが、認識できないデータを受け取りました。 現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントは正常に 処理されず、後続のコマンドまたは SQL ステートメントも 正常に処理されません。

現在のトランザクションはロールバックされ、アプリケーションは リモート・データベースから切断されます。 コマンドは処理されません。

ユーザー応答

メッセージ番号 (SQLCODE) とオブジェクト ID を 記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 リモート・データベースに接続して、アプリケーションを再実行してください。

メモリー・リソースが十分にあってもこの問題が発生する場合には、以下の情報が必要になります。

トレースがアクティブな場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトから、 独立トレース機能を呼び出してください。

技術サービス担当者に以下の情報を報告してください。

必要な情報は以下のとおりです。
  • 問題の説明
  • SQLCODE とオブジェクト ID
  • SQLCA の内容 (ある場合)
  • トレース・ファイル (可能であれば)

sqlcode: -30071

sqlstate: 58015

SQL30072N パラメーター ID パラメーターはサポートされていません。

説明

リモート・データベースが、認識できないデータを受け取りました。 現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントは正常に 処理されず、後続のコマンドまたは SQL ステートメントも 正常に処理されません。

コマンドは処理されません。 現在のトランザクションはロールバックされ、アプリケーションは リモート・データベースから切断されます。

ユーザー応答

メッセージ番号 (SQLCODE) とパラメーター ID を 記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 リモート・データベースに接続して、アプリケーションを再実行してください。

十分なメモリー・リソースがあってもこの問題が続く場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、独立トレース機能を呼び出してください。

技術サービス担当者に以下の情報を報告してください。

必要な情報は以下のとおりです。
  • 問題の説明
  • SQLCODE とパラメーター ID
  • SQLCA の内容 (ある場合)
  • トレース・ファイル (可能であれば)

sqlcode: -30072

sqlstate: 58016

SQL30073N パラメーター ID パラメーター値 value はサポートされていません。

説明

リモート・データベースが、認識できないデータを受け取りました。 現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントは正常に 処理されず、後続のコマンドまたは SQL ステートメントも 正常に処理されません。

現在のトランザクションはロールバックされ、アプリケーションは リモート・データベースから切断されます。 コマンドは処理されません。

ユーザー応答

メッセージ番号 (SQLCODE) とパラメーター ID を 記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 リモート・データベースに接続して、アプリケーションを再実行してください。

メモリー・リソースが十分にあってもこの問題が発生する場合には、以下の情報が必要になります。

トレースがアクティブな場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトから、 独立トレース機能を呼び出してください。 技術サービス担当者に以下の情報を報告してください。

必要な情報は以下のとおりです。
  • 問題の説明
  • SQLCODE、パラメーター ID、および値
  • SQLCA の内容 (ある場合)
  • トレース・ファイル (可能であれば)
パラメーター ID の中には以下の入ったものがあります。
002F
ターゲット・サーバーが、 アプリケーション・リクエスターの 要求するデータ・タイプをサポートしていません。 たとえば、DB2 Connect が DB2 2.3 への接続に 使用されている場合、適切な PTF が DB2 2.3 に適用されていないかぎり、このエラーが返されます。 サーバーのレベルが、 リクエスターによってサポートされていることを 確認してください。
119C, 119D, 119E
ターゲット・サーバーが、アプリケーション・リクエスターの 要求する CCSID をサポートしていません。 リクエスターの使用する CCSID が、 サーバーによってサポートされていることを 確認してください。
  • 119C - 1 バイトの CCSID を検証します。
  • 119D - 2 バイトの CCSID を検証します。
  • 119E - 混合バイトの CCSID を検証します。

sqlcode: -30073

sqlstate: 58017

SQL30074N reply-identifier Reply はサポートされていません。

説明

クライアントが、 認識できない応答を受け取りました。 現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントは正常に 処理されず、後続のコマンドまたは SQL ステートメントも 正常に処理されません。

現在のトランザクションはロールバックされ、アプリケーションは リモート・データベースから切断されます。 ステートメントは処理できません。

ユーザー応答

メッセージ番号 (SQLCODE) と応答 ID を 記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 リモート・データベースに接続して、アプリケーションを再実行してください。

十分なメモリー・リソースがあってもこの問題が続く場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトで、独立トレース機能を呼び出してください。

技術サービス担当者に以下の情報を報告してください。

必要な情報は以下のとおりです。
  • 問題の説明
  • SQLCODE と応答 ID
  • SQLCA の内容 (ある場合)
  • トレース・ファイル (可能であれば)

sqlcode: -30074

sqlstate: 58018

SQL30080N リモート・データベースとのデータの送受信中に通信エラー reason-code が発生しました。

説明

reason-code には、コミュニケーション・マネージャーによって 報告されたオリジナルのエラー・コードが入っています。

APPC エラー・コードの場合、 形式は、pppp-ssssssss-dddddddd で、 pppp は 1 次戻りコード、 ssssssss は 2 次戻りコード、 dddddddd はセンス・データです。 これらのエラー・コードの値は、 16 進数表記で行なわれます。 1 次エラー・コードと 2 次エラー・コードには、データベース・ サーバーとの対話が割り振れなかったことを示す、0003-00000004 および 0003-00000005 が入っています。 センス・データは、 APPC ALLOCATE エラーに対してのみ表示されます。

コマンドは処理されません。 データベースへの接続が失敗するか、またはデータベースに 接続されている現在のトランザクションがロールバックされ、 アプリケーションがデータベースから切り離されます。

APPC 1 次戻りコードと 2 次戻りコードの説明については、「IBM Communications Manager 1.0 APPC Programming Guide and Reference (SC31-6160)」を 参照してください。 APPC センス・データの詳細については、「IBM Communications Manager 1.0 Problem Determination Guide (SC31-6156)」を参照してください。

ユーザー応答

データベース・マネージャーとコミュニケーション・マネージャーの両方が、 データベース・サーバーで始動していること、およびすべてのコミュニケーション・マネージャー構成パラメーターが正しいことを確認してください。

注: メッセージに組み込まれている理由コードが 0003-084C0001 の場合、このメッセージの原因の 1 つとして、サーバーではないワークステーションにリモート接続しようとしていることが考えられます。 リモート・ワークステーションがサーバーであることを確認してください。 それがサーバーでない場合は、 データベース・マネージャーを サーバーとしてインストールしてください。

sqlcode: -30080

sqlstate: 08001

SQL30081N 通信エラーが検出されました。 使用された通信プロトコル:protocol。 使用している通信 API: interface。 エラーが検出されたロケーション: location。 エラーを検出した 通信関数:function。 プロトコル固有エラー・コード: rc1rc2rc3

説明

通信サブシステムによって、エラーが検出されました。

以下は、トークン値の説明です。

protocollocation

エラーが見つかったノードを一意的に特定する通信プロトコルおよび情報。 エラー発生時に location 情報を使用できない場合、 location トークンは空のままです。 有効なトークン値は以下のとおりです。

  • protocol が TCP/IP の場合、location は IPv4 または IPv6 のアドレスです。
  • protocol が APPC の場合、location は完全修飾 LU 名 (networkID.LUname) です。
  • protocol が MQ の場合、location は MQ キュー名です。
  • protocol が SOAP、SSL、SOCKS、HTTP の場合、location はドット表記による Internet アドレスです。
インターフェース

上記のリスト項目のプロトコル・サービスを呼び出すために使用したアプリケーション・プログラミング・インターフェース。 有効なトークン値は、SOCKETS、SOCKS、CPI-C、MQI-CLIENT、GSKit、HTTP です。

関数

エラー・コードを戻した通信サブシステム関数の名前。

protocol が TCP/IP の場合、一般的なシナリオの記述のいくつかを、以下に示します。

  • 理由コード rc1rc2rc3 は、以下を表します。
    • rc1 が存在する場合、TCP/IP 関数によって戻される errno がこれに入ります。 Windows では、 これは WSA errno です。
    • 存在する場合、rc2 には、TCP/IP ネーム・レゾリューション関数により戻された h_errno の値が入っています。 Windows では、これは WSA エラー番号です。
    • rc3 が存在し、"0" が含まれている場合、リモート側は接続を終了します。 エラーをクライアントで受信した場合は、リモート側がサーバーまたはゲートウェイである可能性があります。 エラーをゲートウェイで受信した場合、リモート側がクライアントまたはサーバーである可能性があります。
  • protocol = TCP/IP、rc1=*、rc2=*、および rc3=0 の場合、以下の原因が考えられます。
    • サーバーのデータベース・エージェントが、システム管理者によって強制的にオフにされました。
    • システムでメモリー制限に達したために、データベース・エージェントが、サーバーで始動できませんでした。
    • 接続は、TCP/IP レベルでリモート・サーバーによってクローズされたと考えられます。
    • 主要データベース・マネージャー処理の異常終了のために、 サーバーのデータベース・エージェントが終了しました。
  • Windows で、protocol = TCP/IP、function = WSAStartup、 および rc1 = 0 の場合、rc2 には DB2 が要求した Windows Sockets 仕様のバージョン・レベルが入っていて、rc3 には、Windows Sockets DLL がサポートしている Windows Sockets 仕様のバージョン・レベルが入っています。 原因: バージョン・レベルが一致していません。
  • protocol = TCP/IP、function = connect、rc1 = ECONNREFUSED/WSAECONNREFUSED、AIX (79)、Windows (10061)、linux (111)、SUN (146)、HP (239) の場合、接続は拒否されました。 考えられる原因は次のとおりです。
    • リモート・データベース・サーバーが、クライアントで正しくカタログされていない。 クライアント・ゲートウェイ・サーバーのシナリオでは、ホスト項目がゲートウェイで正しくカタログされていることを確認してください。
    • サーバーのデータベース・マネージャー構成ファイルが、正しい通信パラメーターで適切に構成されていない。 SVCENAME データベース・マネージャー構成パラメーターが TCP/IP サービス名またはポート番号を使って適切に構成されており、このポート番号が固有であることを確認してください。 データベース・マネージャー構成パラメーターが、サーバーで更新された場合は、 変更を反映するために、データベース・マネージャーの停止と再始動を行う必要があります。 指定された TCP/IP サービス名またはポート番号が、サーバーとクライアントとで一致していない可能性があります。 サービス・ファイルを確認して、サービス名が正しいポート番号をマップされていることを確認してください。 これを確認するには、サービス・ファイルを調べるか、コマンド "netstat -a" を実行して出力を検査することができます。
    • リモート・データベース・サーバーのファイアウォールが作動したため、接続を確立できませんでした。 クライアントからの接続要求を受け入れるよう、ファイアウォールが正しく構成されていることを確認してください。
    • サーバーの DB2COMM 環境変数に、クライアントが使用する通信プロトコルが指定されていない。 TCPIP が指定されているか確認します。 db2set を発行して、既に設定されているプロトコルを確認してください。 値を設定するにはコマンド "db2set DB2COMM = TCPIP" を実行します。
    • サーバーのデータベース・マネージャーが始動していないか、または正常に始動していないか、またはダウンしている。 サーバーから返されることになっていたのは SQL1063N であり、SQL5043N ではありません。 コマンド "db2start" を発行する前に、コマンド "db2 update dbm cfg using diaglevel 4" を使ってデータベース・マネージャー構成パラメーター DIAGLEVEL を 4 に設定すると、どのプロトコルが正常に開始したかについての詳細情報を管理通知ログから入手できます。 管理通知ログをチェックしてください。
    • サーバーがあまりにビジーであるため、現時点では着信接続のボリュームを処理できない可能性があります。
    • ネットワーク障害。この場合は、ネットワーク管理者に連絡してください。 DB2 の問題ではないことを検証するために、プロトコル・テスター pctt を使用してテストできます。
  • protocol = TCP/IP、function = connect、rc1 = ETIMEDOUT/WSAETIMEDOUT、 AIX (78)、Windows (10060)、linux (110)、SUN (145)、HP (238) の場合、接続が確立する前に、接続がタイムアウトになりました。 考えられる原因は次のとおりです。
    • 間違ったホスト名または IP アドレスが、クライアントまたはゲートウェイ、あるいはこの両方のノード・ディレクトリーのホスト名フィールドにカタログされていた。
    • ネットワークの速度が遅い、またはサーバーがあまりにビジーであるために適切な時間内に接続要求に応答できない。ご使用のシステムの TCP 接続タイムアウト値または DB2TCP_CLIENT_CONTIMEOUT 値、あるいはその両方の調整が必要である可能性があります。
  • protocol = TCP/IP、function = recv、rc1 = ECONNRESET/WSAECONNRESET、AIX (73)、Windows (10054)、linux (104)、SUN (131)、HP (232) の場合、接続はリモート側の「強制」または「打ち切り」クローズの実行によってリセットされました。 考えられる原因は次のとおりです。
    • 接続は、TCP/IP レベル (例えば、ファイアウォールでの問題、電源障害、ネットワーク障害) でリモート・ゲートウェイまたはサーバーによってクローズされたと考えられる。
    • クライアント・サイドの接続プールが有効であり、接続障害を処理していない。 失敗を受け取ったときにデータベース接続中で接続プールが有効であれば接続を再試行するように、アプリケーションをコーディングしてください。
    • ホスト・マシンのスレッド・タイムアウトが原因である可能性がある。 ホストのシステム・ログに IDTHTOIN メッセージがあるか確認してください。 該当する場合は、設定を調整してください。 この設定を調整できなければ、 ゲートウェイの接続プールを使用不可にするか、すべてのオブジェクト (アプリケーションが操作を完了したときの WITH HOLD カーソルなど) が適切にクローズされていることを確認してください。
    • サーバーのデータベース・エージェントが、データベース管理者によって強制的にオフにされました。
    • 主要データベース・マネージャー処理の異常終了のために、 サーバーのデータベース・エージェントが終了しました。
  • protocol = TCP/IP、function = recv、rc1 = ETIMEDOUT/WSAETIMEDOUT、AIX (78)、Windows (10060)、linux (110)、SUN (145)、HP (238) の場合、リモート・システムが応答に失敗したため、接続がドロップされました。 考えられる原因は次のとおりです。
    • アプリケーションが照会タイムアウト値を設定した、または明示的な取り消し要求があったため、 CLI アプリケーションから SQLCancel() が呼び出されました。 アプリケーションが設定した照会タイムアウト値を調整してください。 この調整が不可能である場合は、 db2cli.ini ファイルの QueryTimeoutInterval 設定を調整してください。 db2cli.ini ファイルで QueryTimeoutInterval=0 (タイムアウトなし) を使用し、QueryTimeout がアプリケーション障害の原因であるかどうかをテストします。 このシナリオの場合、既存の接続に障害があると思われます。
    • ネットワークの速度が遅い、またはサーバーがあまりにビジーであるために適切な時間内に recv 要求に応答できない。ご使用のシステムの TCP recv タイムアウト値の調整が必要である可能性があります。
  • protocol = TCP/IP、function = selectForConnectTimeout、rc1 = EINPROGRESS/0、AIX (55)、Windows (0)、linux (115)、SUN (150)、HP (245) の場合、接続要求は正常に完了する前にタイムアウトになりました。 考えられる原因は次のとおりです。
    • システム接続のタイムアウトまたは DB2TCP_CLIENT_CONTIMEOUT で設定されたタイムアウト値のいずれかが原因でタイムアウトになった。 これらの値を調整してみてください。
  • protocol = TCP/IP、function = selectForRecvTimeout であり、 rc1 が関係しない場合、recv 要求は正常に完了する前にタイムアウトになりました。 考えられる原因は次のとおりです。
    • システム recv タイムアウトまたは DB2TCP_CLIENT_RCVTIMEOUT で設定されたタイムアウト値のいずれかが原因でタイムアウトになった。 これらの値を調整してみてください。

protocol が APPC の場合

  • rc1 には、CPI-C 関数からの戻りコードが入ります。
  • rc2 が存在する場合、CPI-C 関数呼び出しからのグローバル errno 値がこれに入ります。
  • rc3 は適用外です。

protocol が MQ の場合

  • rc1 には、関数の完了コードが入ります (警告なら 1、エラーなら 2)。
  • rc2 には、MQ 固有のエラー・コードが入ります。
  • rc3 は、MQ では使用されません。

protocol が SOAP の場合、rc1 には、SOAP 通信関数からの戻りコードが入ります。

protocol が SSL の場合、rc1 には、Secure Sockets Layer (GSKit) からの戻りコードが入ります。

protocol が SOCKS の場合

  • rc1 には、SOCKS プロキシー・サーバーからの戻りコードが入ります。
  • rc2 には、プロトコルのバージョン (4 または 5) が入ります。
  • rc3 には、使用済み (SOCKS v5) 認証方式が入ります。

protocol が HTTP の場合、rc1 にはリモート HTTP サーバーからの HTTP 戻りコードが入ります。

ユーザー応答

戻された理由コードとトークン値の組み合わせによって明らかになった問題を訂正してください。

sqlcode: -30081

sqlstate: 08001、5UA0G、5UA0H

SQL30082N セキュリティー処理が理由 reason-code (reason-string) で失敗しました。

説明

セキュリティー処理中にエラーが発生しました。 セキュリティー・エラーの原因は、reason-code および対応する reason-string 値によって記述されています。

理由コードのリストおよび対応する理由のストリングは、以下のとおりです。

0 (NOT SPECIFIED)

特定のセキュリティー・エラーは指定されません。

1 (PASSWORD EXPIRED)

要求に指定されたパスワードの有効期限が切れています。

2 (PASSWORD INVALID)

要求に指定されたパスワードが無効です。

3 (PASSWORD MISSING)

要求にパスワードが組み込まれていません。

4 (PROTOCOL VIOLATION)

要求がセキュリティー・プロトコルに違反しています。

5 (USERID MISSING)

要求にユーザー ID が組み込まれていません。

6 (USERID INVALID)

要求に指定されたユーザー ID が無効です。

7 (USERID REVOKED)

要求に指定されたユーザー ID が取り消されています。

8 (GROUP INVALID)

要求で指定されたグループが無効です。

9 (USERID REVOKED IN GROUP)

要求に指定されたユーザー ID がグループ内で取り消されています。

10 (USERID NOT IN GROUP)

要求で指定されたユーザー ID がグループ内にありません。

11 (USERID NOT AUTHORIZED AT REMOTE LU)

要求に指定されたユーザー ID がリモート LU で許可されていません。

12 (USERID NOT AUTHORIZED FROM LOCAL LU)

要求に指定されたユーザー ID はローカル LU から来る時に、リモー ト LU で許可されていません。

13 (USERID NOT AUTHORIZED TO TP)

要求に指定されたユーザー ID がトランザクション・プログラムへのアク セスで許可されていません。

14 (INSTALLATION EXIT FAILED)

インストール・システム出口が正常に実行されていません。

15 (PROCESSING FAILURE)

サーバーでのセキュリティー処理が失敗しました。

16 (NEW PASSWORD INVALID)

パスワード変更要求で指定されたパスワードは、サーバーの要件に合致しませんでした。

17 (UNSUPPORTED FUNCTION)

クライアントの指定したセキュリティー機構は、このサーバーでは無効です。 いくつか典型例をあげます。

  • クライアントが、パスワードの変更関数をサポートしていないサーバーに、新しいパスワードの値を送信しました。
  • クライアントが、パスワードの暗号化をサポートしていないサーバーに SERVER_ENCRYPT 認証情報を 送信しました。 認証タイプのカタログ情報はサーバーとクライアントで同じでなければなりません。
  • クライアントが、ユーザー ID だけでは認証をサポートしていないサーバーに ユーザー ID (パスワードなし) を送信しました。
  • クライアントが認証タイプを指定しておらず、サーバーがサポートされた タイプで応答していません。 これには、クライアントが選択できない複数のタイプを サーバーが戻すことが含まれている可能性があります。
  • CLIENT AUTHENTICATION タイプは、「IBM Data Server Driver for ODBC and CLI」および「IBM Data Server Driver Package」ではサポートされていません。
18 (NAMED PIPE ACCESS DENIED)

セキュリティー違反のため、Named PIPE にアクセスできません。

19 (USERID DISABLED または RESTRICTED)

ユーザー ID が無効になっているか、あるいは今回のオペレーティング環境にはアクセスできないよう使用制限されています。

20 (MUTUAL AUTHENTICATION FAILED)

接続中のサーバーが、相互認証チェックの受け渡しに失敗しました。 サーバーが偽であるか、または送り返されてきたチケットが 損傷を受けています。

21 (RESOURCE TEMPORARILY UNAVAILABLE)

リソースが一時的に使用できなくなっているため、サーバーでのセキュリティー処理が終了しました。 例えば AIX では、有効なユーザー・ライセンスがないと思われます。

24 (USERNAME AND/OR PASSWORD INVALID)

指定されたユーザー名または指定されたパスワード、あるいはその両方が無効です。 具体的な原因は、以下のとおりです。

  1. 最近 db2ckpw などの DB2 のクリティカルなファイルに対する許可を変更したか、新しいフィックスパックに移行した場合には、インスタンスを更新する db2iupdt コマンドが実行されていない可能性があります。
  2. 使用したユーザー名の形式が無効である可能性があります。 例えば、UNIX および Linux プラットフォームでは、ユーザー名はすべて小文字でなければなりません。
  3. カタログ情報の指定に誤りがある可能性があります。 例えば、正しい認証タイプが指定されていないか、あるいはローカル・システムでリモート・サーバーがカタログされていない可能性があります (該当する場合)。
25 (CONNECTION DISALLOWED)

セキュリティー・プラグインが接続を許可しませんでした。

26 (UNEXPECTED SERVER ERROR)

サーバー・セキュリティー・プラグインが、予期しないエラーを検出しました。 サーバー上の管理通知ログ・ファイルには、より具体的な問題情報が含まれています。 以下のような事例が、問題の原因となる場合があります。

  • セキュリティー・サービスが開始していない。
  • DB2 サービスを開始するユーザー ID に管理者特権がない。
27 (INVALID SERVER CREDENTIAL)

サーバー・セキュリティー・プラグインが無効なサーバー証明書を検出しました。

28 (EXPIRED SERVER CREDENTIAL)

サーバー・セキュリティー・プラグインが期限切れのサーバー証明書を検出しました。

29 (INVALID CLIENT SECURITY TOKEN)

サーバー・セキュリティー・プラグインが、クライアントによって送信された無効なセキュリティー・トークンを検出しました。

30 (CLIENT PLUGIN MISSING API)

クライアント・セキュリティー・プラグインに、必要とされる API が含まれていません。

31 (WRONG CLIENT PLUGIN TYPE)

クライアント・セキュリティー・プラグインのプラグイン・タイプが間違っています。

32 (UNKNOWN CLIENT GSS-API PLUGIN)

クライアント・セキュリティー・プラグインには、データベースへの接続に使用可能な対応する GSS-API セキュリティー・プラグインがありません。

33 (UNABLE TO LOAD CLIENT PLUGIN)

クライアント・セキュリティー・プラグインがロードできません。

34 (INVALID CLIENT PLUGIN NAME)

クライアント・セキュリティー・プラグイン名が無効です。

35 (INCOMPATIBLE CLIENT PLUGIN API VERSION)

クライアント・セキュリティー・プラグインは、DB2 と互換性のない API バージョンをレポートします。

36 (UNEXPECTED CLIENT ERROR)

クライアント・セキュリティー・プラグインが、予期しないエラーを検出しました。

37 (INVALID SERVER PRINCIPAL NAME)

サーバー・セキュリティー・プラグインが、無効なプリンシパル名を検出しました。

38 (INVALID CLIENT CREDENTIAL)

クライアント・セキュリティー・プラグインが、無効なサーバー証明書を検出しました。

39 (EXPIRED CLIENT CREDENTIAL)

クライアント・セキュリティー・プラグインが、期限切れのサーバー証明書を検出しました。

40 (INVALID SERVER SECURITY TOKEN)

クライアント・セキュリティー・プラグインが、サーバーによって送信された無効なセキュリティー・トークンを検出しました。

41 (SWITCH USER INVALID)

クライアントは、トラステッド接続を要求してトラステッド接続内のユーザーを切り替えるように構成されています。 トラステッド接続が確立されていないので、ユーザー切り替え要求は無効です。

42 (ROOT CAPABILITY REQUIRED)

ローカル・クライアントまたはサーバーのパスワードを使用した認証は、現在は使用できません。

43 (NON-DB2 QUERY MANAGER PRODUCT DISALLOWED CONNECTION)

DB2 ではない照会マネージャー製品が接続を許可しませんでした。

47 (ACCESS TOKEN MISSING)

アクセス・トークンが欠落しています。

48 (ACCESS TOKEN TYPE MISSING)

アクセス・トークンのタイプがありません。

49 (ACCESS TOKEN ELEMENT MISSING)

アクセス・トークンの必須エレメントがありません。

50 (ACCESS TOKEN ELEMENT EMPTY)

トークンの必須エレメントは存在しますが、空です。

51 (ACCESS TOKEN ELEMENT UNSUPPORTED)

サポート対象のエレメントではありません。

52 (ACCESS TOKEN EXPIRED)

アクセス・トークンの期限が切れています。

53 (ACCESS TOKEN SIGNATURE INVALID)

アクセス・トークンの署名が無効です。

54 (ACCESS TOKEN MALFORMED)

アクセス・トークンの 1 つ以上のパーツがありません。

55 (ACCESS TOKEN TYPE UNSUPPORTED)

アクセス・トークンのタイプがサポート対象ではありません。

56 (CREDENTIAL TOO LONG)

資格情報が長すぎます。

57 (ACCESS TOKEN ALGORITHM NOT CONFIGURED)
接続に使用されるトークンに、サポート対象ではあるものの、トークン構成ファイルで構成されていないアルゴリズムが含まれています。

ユーザー応答

適切なユーザー ID またはパスワード (あるいはこの両方) が提供されたこと を確認してください。

ユーザー ID が使用できず、特定のワークステーションへのアクセスに制限があるか、あるいは 一定の時間処理に制限があります。

17

サポートされている認証タイプを指定して、コマンドを再試行します。 カタログ情報に正しい認証タイプが指定されているかどうかを確認してください。

20

サーバーに対する認証メカニズムが開始済みかどうかを確認してから、やり直してください。

24

このメッセージ内に前述した特定の問題の原因を解決する方法は、以下のとおりです。

  1. DB2IUPDT <InstName> を実行して、インスタンスを更新してください。
  2. 作成されたユーザー名が有効であることを確認します。 DB2 汎用命名規則を復習してください。
  3. カタログ情報が正しいことを確認します。
25

接続に使用されたデータベース名、またはこのデータベースへの接続に使用された TCP/IP アドレスを変更します。

26

管理通知ログのプラグイン・エラー・メッセージ・テキストに示された問題を解決してください。

問題を訂正できない場合は、独立トレース機能を呼び出して、このシナリオを再試行して情報を収集し、IBM サポートに提供できるようにしてください。

27

セキュリティー・プラグインの初期化時にサーバーの証明書が与えられていて、それがセキュリティー・プラグインで認識されるフォーマットになっていることを確認してください。 証明書は、コンテキストの受諾に使用されるので、ACCEPT または BOTH 証明書でなければなりません。

28

DBA に連絡してください。 サーバー証明書は、コマンドが再サブミットされる前に更新する必要があります。 その更新によって証明書のハンドルが変わる場合、db2stop および db2start が必要になります。 サーバー証明書の更新方法について詳細は、 セキュリティー・プラグインで使用される認証メカニズムで使用できる資料を参照してください。

29

ステートメントを再サブミットしてください。 問題が続く場合、クライアント・セキュリティー・プラグインが有効なセキュリティー・トークンを生成することを確認してください。

30時間まで

管理通知ログ・ファイルで、欠落している必須の API の名前を確かめてから、 欠落している API をセキュリティー・プラグインに追加してください。

31

該当するデータベース・マネージャー構成パラメーター内に、 正しいタイプのセキュリティー・プラグインを指定してください。 例えば、ユーザー ID/パスワード・ベースのセキュリティー・プラグインを SRVCON_GSSPLUGIN_LIST データベース・マネージャー構成パラメーターに指定しないでください。

32

データベース・サーバーがクライアント上で使用したものと一致するセキュリティー・プラグインをインストールしてください。 指摘されたセキュリティー・プラグインは、client-plugin ディレクトリーに置かれていることを確認してください。

33

詳細は、クライアント上の管理通知ログ・ファイルで調べてください。 管理通知ログのエラー・メッセージ・テキストに示された問題を解決してください。

34

有効なセキュリティー・プラグイン名を指定してください。 その名前には、ディレクトリー・パス情報を記入してはなりません。

35

サポートされているバージョンの API がセキュリティー・プラグインで使用されていて、 正しいバージョン番号が報告されることを確認してください。

36

詳細は、クライアント上の管理通知ログ・ファイルで調べてください。 管理通知ログのエラー・メッセージ・テキストに示された問題を解決してください。

37

管理通知ログ・ファイルで、プリンシパル名を確認してください。 そのプリンシパル名が、セキュリティー・プラグインで認識されるフォーマットになっていることを確認してください。

38

クライアント証明書 (db2secGenerateInitialCred で生成されたものか、 またはインバウンドの代行証明書として用意されたもの) が、 セキュリティー・プラグインで認識されるフォーマットになっていることを確認してください。 証明書は、コンテキストの開始に使用されるので、INITIATE または BOTH 証明書でなければなりません。

39

ステートメントをサブミットするユーザーは、該当する認証を取得し (または最初の証明書を再取得し) てから、 そのステートメントを再サブミットする必要があります。

40

ステートメントを再サブミットしてください。 問題が続く場合、 サーバー・セキュリティー・プラグインが有効なセキュリティー・トークンを生成することを確認してください。

41

有効な証明書を使用してトラステッド接続を再確立してから、ユーザー切り替え要求を再サブミットする必要があります。

42

非 root インストールでローカル・クライアントまたはサーバー認証を使用可能にするには、システム管理者は db2rfe スクリプトを実行する必要があります。 代わりに、セキュリティー・プラグインを使用して認証を行うこともできます。

43

ご不明な点については、照会マネージャー製品の管理者にお問い合わせください。

sqlcode: -30082

sqlstate: 08001

SQL30083N ユーザー ID uid のパスワードを変更しようとしましたが、セキュリティー理由 reason-code ( reason-string)。

説明

パスワード変更は、無効あるいは誤ったセキュリティー情報のために、拒否されました。 セキュリティー・エラーの原因は、reason-code および対応する reason-string 値によって記述されています。

理由コードのリストおよび対応する理由のストリングは、以下のとおりです。
0 (NOT SPECIFIED)
特定のセキュリティー・エラーは指定されません。
1 (CURRENT PASSWORD INVALID)
要求に指定された旧パスワードが無効です。
2 (NEW PASSWORD INVALID)
要求に指定されたパスワードは、パスワードが変更されたシステムによって 定められたパスワード規則の下では無効です。
3 (CURRENT PASSWORD MISSING)
要求に旧パスワードが組み込まれていません。
4 (NEW PASSWORD MISSING)
要求に新規パスワードが組み込まれていません。
5 (USERID MISSING)
要求にユーザー ID が組み込まれていません。
6 (USERID INVALID)
要求に指定されたユーザー ID が無効です。
7 (USERID REVOKED)
要求に指定されたユーザー ID が取り消されています。 取り消された ユーザー ID に対して、パスワードを変更することはできません。
14 (INSTALLATION EXIT FAILED)
インストール・セキュリティー出口が失敗しました。
15 (PROCESSING FAILURE)
サーバーでのセキュリティー処理が失敗しました。
17 (UNSUPPORTED FUNCTION)
パスワード変更機能は、システムによってサポートされていないか、ユーザー・アカウント制限のために現時点ではサポートされません。
19 (USERID DISABLED または RESTRICTED)
ユーザー ID が無効になっているか、あるいは今回のオペレーティング環境にはアクセスできないよう使用制限されています。
23 (DCS 項目内の CHGPWD_SDN は構成されていません。)
SNA を介して接続されたホスト・システムで MVS パスワードを変更するには、 ,,,,,,,CHGPWD_SDN パラメーター・ストリングを使って DCS データベースをカタログしなければなりません。 ,,,,,,,CHGPWD_SDN パラメーター・ストリングは、Password Expiration Management (PEM) の記号宛先名を識別します。
24 (USERNAME AND/OR PASSWORD INVALID)
指定されたユーザー名または指定されたパスワード、あるいはその両方が無効です。

ユーザー応答

正しいユーザー ID と、現行パスワードおよび新規パスワードが提供されていることを確認してください。

ユーザー ID が使用できず、特定のワークステーションへのアクセスに制限があるか、あるいは 一定の時間処理に制限があります。

特定の理由コードに関する解説を以下に述べます。
14
発生した問題の詳細記述に関しては、インスタンス・サブディレクトリー (通常は "db2") の db2pem.log ファイルをチェックしてください。
23
DB2 Connect ユーザーズ・ガイド」に指定されているとおり、 ,,,,,,,CHGPWD_SDN パラメーターを使って DCS データベースをカタログします。

sqlcode: -30083

sqlstate: 08001

SQL30090N アプリケーション実行環境に対する操作が無効です。 理由コード = reason-code

説明

操作がアプリケーション実行環境で無効です。 たとえば、 ステートメントまたは API の特殊制約事項を持つアプリケーションでは操作が 無効な可能性があります。そのアプリケーションは、 XA 分散トランザクション処理環境で操作するものや、CICS や、 CONNECT タイプ 2 接続設定で操作するものや、あるいはフェデレーテッド・システムの機能を使用して複数の異機種データ・ソースを更新するものです。 操作は拒否されます。

可能性のある理由コードは、以下のとおりです。

01

データの変更を行う SQL 要求 (INSERT または CREATE など) が読み取り専用データベースに対して発行されたか、 または読み取り専用データベースに対してストアード・プロシージャーが呼び出されました。 読み取り専用データベースには、以下のタイプがあります。

  • 同期点マネージャーが使用されていない時、 あるいは遠隔 DRDA データベースがレベル 2 DRDA プロトコルをサポートしていない時に、 接続設定 SYNCPOINT TWOPHASE を持ち、非 XA/DTP 環境で実行されている作業単位で操作されるときに、 DRDA を使用してアクセスされるデータベース。
  • 同期点マネージャー・ゲートウェイが使用できないか、またはリモート DRDA データベースがレベル 2 DRDA プロトコルをサポートしない場合に、XA/DTP 環境の DRDA によってアクセスされるデータベース。
  • SYNCPOINT ONEPHASE 接続設定が作業単位に有効なときに、最初に更新されたデータベースではないデータベース。
02

内部コミットを引き起こすプリコンパイル、バインド、 表の再編成などの API が、CONNECT タイプ 2 の設定を持つアプリケーション、 または XA/DTP 環境で操作されているアプリケーション内で発行されました。

03

XA/DTP 環境にいる間、ENCINA または TUXEDO トランザクション処理モニターを使用する際に、 保留カーソルに対して SQL OPEN が発行されました。

04

XA/DTP 環境にいる間に、DISCONNECT ステートメントが発行されました。

05

CONNECT type 2 または XA/DTP 環境で COMMIT ステートメントを含むコンパウンド SQL ステートメントが発行されました。

06

XA/DTP 環境で SET CLIENT API が発行されました。

07

トランザクション・マネージャーによって 2 フェーズ・コミット調整が提供されていない 作業単位内で、2 番目のデータベースがアクセスされています。 データ整合性を確保するために、処理は 許可されません。

08

並行して接続されているデータベースとは異なるソースから、コミット調整を使用するために、 データベースのアクセスが試みられました。 2 つのタイプの調整は混合できず、現在のデータベースに対する処理は 拒否されます。

09

同期点マネージャー調整のもとにアクセスされるデータベースに対して、XA/DTP ローカル・トランザクションを実行しようとしました。

10

以下のいずれかの場合に、保留カーソルに対して SQL OPEN が発行されました。

  • XA/DTP 環境あるいは
  • フェデレーテッド・サーバーが、2 フェーズ・コミット・データ・ソースに定義されているニックネームにアクセスしている

カーソル保留は次の環境ではサポートされません。

11

パススルーに対する操作は、サポートされていません。

12

挿入 / 更新 / 削除操作にはタイム・スタンプ列が存在しており、 またデータ・ソースに対する制限のため、ユニーク索引が必要です。

データ・ソースにアクセスしている更新/削除処理に対して、

  • Fujitsu RDB2 ではユニーク索引が必要です。
13

位置付けられた UPDATE あるいは DELETE 処理では、 カーソルの SELECT リストに列が存在している必要がありますが、 その列がカーソルの SELECT リストに存在しません。

14

更新可能カーソル、カーソル保留、および反復可能読み取りの分離レベルの組み合わせが不正です。 無効な組み合わせは、以下のとおりです。

  • 分離レベル反復可能読み取りと WITH HOLD カーソル
  • WITH HOLD カーソルと FOR UPDATE
15

将来の利用のために予約済み

16

SYSCAT.SERVERS におけるタイプ列とプロトコル列値の組み合わせが不正です。

17

REORG ユーティリティーはニックネームに対して発行できません。

18

作業単位内の 1 つ以上のデータ・ソースが 1 フェーズ・コミットしかサポートしていないときに、 複数のデータ・ソースを更新する更新要求 (または、システム・カタログ表を更新する DDL 操作) が発行されました。 可能性のある理由は、以下のとおりです。

  • 1 フェーズ・コミットのみサポートするデータ・ソースを更新しようとしたが、 別のデータ・ソースが、同じ作業単位内にすでに存在している。
  • 2 フェーズ・コミットをサポートするデータ・ソースを更新しようとしたが、 1 フェーズ・コミットをサポートのみする別のデータ・ソースが同じ作業単位内にすでに存在している。
  • ローカル・フェデレーテッド・サーバー表を更新しようとしたが、1 フェーズ・コミットのみサポートするデータ・ソースが同じ作業単位内で既に更新されている。
  • CONNECT タイプ 2 接続設定でアプリケーションが動作しているときに、 1 フェーズ・コミットをサポートするだけのデータ・ソースを更新しようとした。
19

アプリケーションのホスト変数のデータ・タイプは、 パススルー・セッションのデータ・ソースでサポートされていません。

20

作業単位の進行中に、SET CLIENT INFORMATION が発行されました。

21

指定したデータ・ソースで実行したい操作は、DB2 がデータ・ソースへのアクセスに使用するラッパーでサポートされていません。 このラッパーがサポートしている操作については、資料を参照してください。

22

フェデレーテッド挿入、更新、削除操作、 または SQL データ・アクセス指定が MODIFIES SQL DATA のフェデレーテッド・プロシージャーの呼び出しは、 関数、データ変更表参照、動的コンパウンド・ステートメント、トリガー、および次のアプリケーション実行環境では無効です。

  • SAVEPOINT が有効になっている
  • 両方向スクロール・カーソルが使用されている
  • ターゲット・ビューに、複数の表またはニックネームが含まれている
23

API、データ構造、または設定がサポートされていません。

24

指定されたラッパーでは、データ・タイプ・マッピングがサポートされていません。

25

指定されたラッパーでは、関数マッピングがサポートされていません。

26

トラステッド接続では、アプリケーションはコミット/ロールバックが処理された後にのみ、トラステッド・ユーザー ID を切り替えることができます。

27

同じラッパー・ライブラリーの複数の 2 フェーズ・コミット・サーバーが同じ接続で使用されています (このような使用法はクライアント・ライブラリーで制限されている)

28

同じラッパー・ライブラリーの 1 フェーズ・コミット・サーバーと 2 フェーズ・コミット・サーバーが同じ接続で混用されています (このような使用法はクライアント・ライブラリーで制限されている)

29

アプリケーションがストアード・プロシージャー内からユーザー切り替え要求を発行しようとしました。

31

クライアント・ライブラリーのパスが DB2LIBPATH 環境変数に含まれおらず、データベース・マネージャーではそのクライアント・ライブラリーのパスを DB2LIBPATH 環境変数に自動的に追加できなかったため、CREATE WRAPPER ステートメントが失敗しました。

ユーザー応答

以下のいずれかのステップを行うことによって、問題を訂正してください。

理由 01、02、03、04、06、19、または 29 の場合

サポートされていないステートメントまたは API を除去します。

理由 01、02、03、04、06、または 29 に対する代替方法

失敗したステートメントまたは API をサポートする別の環境でアプリケーションを実行します。

理由 05 の場合

COMMIT 要求をコンパウンド・ステートメントの外に移動します。

理由 07 の場合

EXEC SQL COMMIT または EXEC SQL ROLLBACK が、 外部トランザクション・マネージャーに対する同期点要求の代わりに 発行される作業単位内でアクセスされるデータベースが 1 つだけであることを確認します。 作業単位内で複数のデータベースにアクセスする必要がある場合は、外部トランザクション・マネージャー製品によって提供される コミットメント・コントロール・インターフェースを利用してください。

理由 08 の場合

作業単位内でアクセスされているすべてのデータベースが、(CICS SYNCPOINT など) 外部 トランザクション処理モニター、またはローカル COMMIT および ROLLBACK EXEC SQL など、 同じタイプの要求のコミットメント制御下にあることを確認してください。

理由 09 の場合

次のいずれかのステップを実行します。

  • トランザクションを XA/DTP グローバル・トランザクションとして実行する。
  • 非 XA/DTP 環境のデータベースにアクセスする。
  • トランザクションが読み取り専用の場合には、データベースの接続に対して 同期点マネージャーのサービスを使用しないでください。
理由 10 から 17 (フェデレーテッド・サーバー・ユーザー) の場合

問題を分離して要求失敗の原因となったデータ・ソースを突き止め、そのデータ・ソースの制約事項を調べてください。

理由 18 の場合

次のいずれかのステップを実行します。

  • 別のデータ・ソースに対して更新をサブミットする前に、COMMIT または ROLLBACK をサブミットする。
  • 複数のデータ・ソースを 1 つの作業単位内で更新する必要がある場合は、 更新が必要なすべてのデータ・ソースに対して db2_two_phase_commit server オプションが 'Y' に設定されていることを確認する。
  • 更新されるデータ・ソースが、1 フェーズ・コミットしかサポートしておらず、 アプリケーションが CONNECT タイプ 2 接続設定で操作されている場合は、 CONNECT タイプ 1 接続の設定で操作されるように、アプリケーションを変更する。
理由 20 の場合

API を呼び出す前に、コミットまたはロールバックを実行します。

理由 22 の場合

フェデレーテッド挿入、更新、削除操作、 または SQL データ・アクセス指定が MODIFIES SQL DATA のフェデレーテッド・プロシージャーの呼び出し を除去するか、以下を実行します。

  • フェデレーテッド挿入、更新、または削除操作を関数、データ変更表参照、動的コンパウンド・ステートメント、またはトリガーの外で実行する
  • SQL データ・アクセス指定が MODIFIES SQL DATA のフェデレーテッド・プロシージャーの呼び出しを、 関数、動的コンパウンド・ステートメント、またはトリガーの外部で実行する
  • または、有効になっている savepoint を解放する
  • 両方向スクロール・カーソルの使用を除去する
  • 1 つの表またはニックネームだけを参照するように、ターゲット・ビューを再定義する
  • フェデレーテッド挿入、更新、または削除操作をトリガーの外で実行する
理由 23 の場合

サポートされている API、データ構造、および設定のみを使用してください。

理由 24 の場合

障害の発生したステートメントが CREATE TYPE MAPPING の場合は、 ステートメントを再サブミットしないでください。 障害の発生したステートメントが CREATE SERVER の場合は、 フェデレーション・カタログの中にサーバー・タイプのタイプ・マッピングが含まれているかどうかを調べ、それらのマッピングをドロップしてください。 いずれの場合も、データ・ソースのドキュメンテーションを参照して、 そのデータ・ソースでサポートされるタイプおよびタイプ・マッピングについて調べてください。

理由コード 25 の場合

障害の発生したステートメントが CREATE FUNCTIONMAPPING の場合は、 ステートメントを再サブミットしないでください。 障害の発生したステートメントが CREATE SERVER の場合は、 フェデレーション・カタログの中にサーバー・タイプの関数マッピングが含まれているかどうかを調べ、それらのマッピングをドロップしてください。 いずれの場合も、データ・ソースのドキュメンテーションを参照して、 そのデータ・ソースでサポートされる関数および関数マッピングについて調べてください。

理由コード 26 の場合

トランザクションの間にトラステッド・ユーザー ID が切り替えられていないことを確認してください。

理由コード 27 の場合

アプリケーションは、同じ接続でこのデータ・ソースの複数の 2 フェーズ・コミット・サーバーにアクセスすることはできません。 別の環境でアプリケーションを実行してください。

理由コード 28 の場合

アプリケーションは、2 フェーズ・コミット・サーバーへの接続がアクティブである場合、 1 フェーズ・コミット・サーバーにアクセスできません (その逆の場合も同様)。 別の環境でアプリケーションを実行してください。

理由コード 31 の場合

以下のステップを実行してください。

  1. 新規ラッパーのクライアント・ライブラリーのパスを DB2LIBPATH 環境変数に手動で追加します。
  2. データベース・マネージャーを再始動します。
  3. CREATE WRAPPER ステートメントを再度実行します。

sqlcode: -30090

sqlstate: 25000

SQL30101W REBIND 要求で指定されたバインド・オプションは無視されます。

説明

BIND オプションが REBIND 要求に指定されましたが、 データベース・サーバーは、BIND オプションの再指定をサポートしていません。 指定された BIND オプションは無視され、オリジナル BIND 要求のオプションが使用されます。

ユーザー応答

アクションは不要です。 これは単に警告状況です。

データベース・マネージャーが追加警告 SQLCA を戻した場合は、 "sqlerrmc" トークンが、 この追加 SQLCA に関する以下の情報を、 以下の順序で示します。
  • sqlcode (SQL 戻りコード)
  • sqlstate (ユニバーサル SQL 戻りコード)
  • sqlerrp (製品名)
  • sqlerrmc (SQL メッセージ・トークン)

sqlcode: +30101

sqlstate: 01599

SQL30104N 値が value-nameの BIND または PRECOMPILE オプション option-name のエラー。

説明

BIND または PRECOMPILE パラメーターの処理中に、BIND または PRECOMPILE オプション、 あるいは値が受け入れなれなかったか、またはオプションと値の組が正しくありません。

ステートメントは処理できません。

ユーザー応答

コマンド・オプションおよび値を調べてエラーを判別し、コマンドを再サブミットしてください。

sqlcode: -30104

sqlstate: 56095

SQL30106N 複数行 INSERT 操作で無効な入力データが検出されました。

説明

複数行の INSERT 操作の 1 行に対する入力データで、エラーが検出されました。 これ以上行の挿入は行われません。 ATOMIC 操作の場合、挿入された行はすべてロールバックされます。 非 ATOMIC 操作の場合、 無効な入力データが含まれた行が検出される前に正常に挿入された行は、ロールバックされません。

ユーザー応答

無効な入力データの含まれた行を訂正し、挿入されなかった行に対して再度、 複数行の INSERT をサブミットしてください。

sqlcode: -30106

sqlstate: 22527

SQL30108N 自動クライアント・リルート環境で接続が失敗しました。 トランザクションはロールバックされました。 ホスト名または IP アドレス: host-name。 サービス名またはポート番号: service-name。 理由コード: reason-code。 接続失敗コード: connection-failure-code。 基になっているエラー: underlying-error

説明

自動クライアント・リルート・フィーチャーを使用して、接続の失敗による中断を最小限にしながら、データベース・アプリケーションがトランザクションの処理を続行できるようにすることができます。 自動クライアント・リルートが接続の失敗を検出すると、このメッセージが返されます。

理由コード

トークン reason-code の値は、新しい接続に適用される特殊レジスターを示します。

  • 1 または 3: 失敗した時点までの特殊レジスターの設定すべてが返されます。
  • 2 または 4: 前回のコミット・ポイントまでの特殊レジスターの設定すべて (および、DB2 for z/OS バージョン 10.1.5 以降ではセッション・グローバル変数) が新しい接続で再生されます。

トークン reason-code の値は、現在のグループまたは新しいグループのどちらで接続が再確立されるのかをも示します。

  • 1 または 2: 接続は現在のグループで再確立されます。
  • 3 または 4: 接続は代替のグループで再確立されます。
host-name および service-name

トークン host-name および service-name の値は、以下のようにトークン reason-code に依存します。

  • reason-code が 1 または 3 のとき、トークン host-name および service-name の値は新しい接続を表します。
  • reason-code が 2 または 4 のとき、トークン host-name および service-name の値は以下のようにワークロード・バランシングが使用可能かどうかに依存します。
    • ワークロード・バランシングが使用可能のとき、トークン host-name に示されるホスト名および service-name に示される IP アドレスは失敗した接続を表します。
    • ワークロード・バランシングが使用不可のとき、トークン host-name に示されるホスト名および service-name に示される IP アドレスは新しい接続を表します。
connection-failure-code

トークン connection-failure-code の値は、接続の失敗の性質を示します。

  1. 通信障害です。 例えば、接続タイムアウトまたは照会タイムアウトが構成されていましたが、そのタイムアウトが発生する前にメンバーのフェイルオーバーが発生しました。
  2. データベース・サーバー・アクション。 例: DB2 メンバーがシャットダウンしたか、またはデータベースが静止しました。
  3. SQL エラーが発生しました。
  4. クライアントによる中断。 例えば、照会のタイムアウトまたは SQLCancel が呼び出されました。
underlying-error

トークン underlying-error の値は、以下のようにトークン connection-failure-code の値に依存します。

  • connection-failure-code が 1 または 2 のとき、underlying-error にはプラットフォーム固有のエラー番号が含まれます。 例 1: 接続が失敗する原因となった SQLCODE が -30081 で、 connection-failure-code が 1 または 2 の場合、 基礎となるエラー には、メッセージ SQL30081Nのランタイム・トークン rc1 の値が含まれている可能性があります。 例 2: Java アプリケーションの場合、この値は Java ソケット API から受信した通信例外メッセージ・トークンです。
  • connection-failure-code が 3 の場合、 基礎となるエラー には、接続の失敗の原因となった SQLCODE が含まれます。
  • connection-failure-code が 4 のとき、underlying-error には以下のいずれかの数値が含まれます。
    • 1 - 照会がタイムアウトになったため、クライアントが実行をキャンセルしました。
    • 2 - ドライバーが割り込み要求またはキャンセル要求を受け取りました。
    • 3 - 実行時間が queryTimeout プロパティーの値を超えたため、クライアントが実行をキャンセルしました。

データベース・サーバーが underlying-error の値を提供しない場合、underlying-error に対して値 "*" が返されます。

ユーザー応答

ロールバック・トランザクションのために以下の操作を実行します。

  • 以前のトランザクションで作成された可能性のあるセッション・リソースを含め、すべてのセッション・リソースを再作成します。
  • すべての SQL ステートメントを再発行します。

sqlcode: -30108

sqlstate: 08506

SQL30109N 現行サーバー・グループ内または代替グループ内のいずれかのデータベース・サーバーのリリース・レベルが、元のサーバーのリリース・レベルと互換性がないため、接続を再確立できませんでした。 新規のホスト名または IP アドレス: host-name。 新規のサーバー名またはポート番号: service-name。 新規接続のリリース・レベル: new-release-level。 元の接続のリリース・レベル: old-release-level. 理由コード: reason-code

説明

サーバーの現行グループ内にある別のデータベース・サーバー、または代替グループ内のデータベース・サーバーで、接続の再確立が試みられました。 理由コードは、これらのいずれが当てはまるかを示します。

1

データベース・サーバーへの接続が失敗しましたが、当該グループ内の代替サーバーへの接続を再確立できませんでした。これは、グループ内の使用可能なサーバーの中に、初回の接続と互換性のあるリリース・レベルのものがないためです。 最後に接続が試みられた、グループ内の代替サーバーのリリース・レベルは、元の接続のリリース・レベルとの互換性がありません。

2

データベース・サーバーへの接続が失敗しましたが、サーバーの代替グループ内にあるサーバーへの接続を再確立できませんでした。これは、代替グループ内の使用可能なサーバーの中に、初回の接続と互換性のあるリリース・レベルのものがないためです。 最後に接続が試みられた、代替グループ内のサーバーのリリース・レベルは、元のグループにある元のサーバーのリリース・レベルとの互換性がありません。

ユーザー応答

理由コードに対応するアクションは、以下のとおりです。

1

フェイルオーバーが混合 DB2 for z/OS データ共有グループ内で発生している場合、手動でデータベースに再接続してください。 フェイルオーバーが代替サーバーに対するものである場合、代替サーバーがフェイルオーバーを処理するようセットアップされているか検証してください。

2

手動でデータベースに再接続してください。

sqlcode: -30109

sqlstate: 08507

SQL32765W 外部製品からの警告または通知メッセージ: token-list

説明

データベース・マネージャーと対話する、データベース製品に含まれないソフトウェア製品が、警告または通知すべき状態に関する情報を token-list で戻しています。

ユーザー応答

token-list 内の情報と共に、報告されている状態を理解するための情報を提供している製品資料があればそれらを参考にします。

sqlcode: +32765

sqlstate: (あらゆる SQLSTATE が戻される可能性がある)

SQL32766N 外部製品からのエラー・メッセージ情報: token-list

説明

データベース・マネージャーと対話する、データベース製品に含まれないソフトウェア製品が、エラー状態に関する情報を token-list で戻しています。

ユーザー応答

token-list 内の情報と共に、このエラー状態への対処方法を判別するための情報を提供している製品資料があればそれらを参考にします。

sqlcode: -32766

sqlstate: (あらゆる SQLSTATE が戻される可能性がある)