Db2 ライセンスの準拠の確認

Db2 データベース製品およびオファリングには、それぞれに関連付けられたライセンス証明書ファイルが存在します。 Db2 データベース製品またはオファリングを使用する前にライセンス証明書ファイルを登録する必要があります。 ライセンス準拠を検査するには、db2licm コマンドを実行して、準拠レポートを生成します。

このタスクについて

注: Db2 データベース製品試用版イメージをインストールした場合、そのイメージには、ご使用のエディションで使用可能なすべてのオファリングへのアクセスが含まれます。

プロシージャー

  1. Db2 データベース製品のライセンス証明書ファイルが登録されていることを確認します。
    1. db2licm -l コマンドを発行します。
    2. ライセンス・タイプ情報を調べます。
      • 次のようになります。License Type: "Developer"これは、 Db2 データベース製品が IBM® Developer Community Editionの一部として取得されたことを意味します。 この場合、 Developer Edition ライセンス条項は、標準的な Db2 製品ライセンス条項よりも優先されます。
      • 次のようになります。License Type: "Restricted use"これは、 Db2 データベース製品が別の IBM 製品の一部として取得されたことを意味します。 この場合、バンドル製品のライセンス条項は、標準的な Db2 製品ライセンス条項よりも優先されます。
      • 次のようになります。License Type: "License not registered"これは、基本ライセンス証明書ファイルのみが登録されていることを意味します。 Db2 データベース製品の適切な完全ライセンス証明書ファイルを登録する必要があります。
  2. Db2 オファリングのライセンス証明書ファイルが登録されていることを確認します。
    1. db2licm コマンドを発行するか、ENV_FEATURE_INFO 管理ビューを照会して、準拠性レポートを生成します。
      • db2licm コマンドを使用して準拠レポートを生成するには、次のコマンドを発行します。
           db2licm -g filename 
        ここで、filename は出力を保管するパスおよびファイル名です。
      • ENV_FEATURE_INFO 管理ビューで準拠情報を表示するには、データベースに接続して以下の照会を発行します。
          SELECT FEATURE_NAME, FEATURE_FULLNAME, LICENSE_INSTALLED, 
            PRODUCT_NAME, FEATURE_USE_STATUS 
              FROM SYSIBMADM.ENV_FEATURE_INFO
    2. 準拠レポートを分析します。
      使用されている Db2 オファリングのライセンス証明書ファイルをまだ登録していない場合、コンプライアンス・レポートにオファリングが以下のようにリストされます。"In Violation".