JSON ドキュメントへの SQL アクセス

Db2® バージョン 11.1.4.4 (またはそれ以上) のデータベースを作成するか、 Db2 V11.1.4.4にアップグレードすると、JSON データとの SQL 対話を改善する一連の新しい組み込み JSON SQL 関数が提供されます。

注: UTF-8 データベースのみが組み込み JSON SQL 関数をサポートします。

これらの関数を使用すると、SQL を使用して JSON および BSON データを直接保管、取得、および照会できます。 SQL を使用して JSON 文書を作成することもできます。

これらの関数は、ISO (国際標準化機構) および IEC (国際電気標準会議) の SQL テクニカル・レポート「Part 6: SQL support for JavaScript Object Notation (JSON)」(TR 19075-6:2017) に概説されている文法およびセマンティクスに従っています。これらの関数は、JSON データの保管、照会、および

Db2 JSON SQL 関数は、組み込み関数として SYSIBM スキーマに常駐し、関数を開始するためにユーザーがその関数に対する特権を持っている必要はありません。

新規の組み込みの JSON SQL 関数は、SYSTOOLS スキーマで提供されている元の JSON SQL 関数一式に置き換わるものです。 新しい JSON SQL 関数が推奨される方法ですが、元の関数セットは引き続き機能し、 Db2内で引き続きサポートされます。