インスタンスの自動開始

各システムが再始動した後にインスタンスが自動的に始動するように設定できます。 このタスクを実行するために必要なステップは、オペレーティング・システムによって異なります。

このタスクについて

Windows オペレーティング・システムでは、インストール中に作成されるデータベース・インスタンスは、デフォルトで自動開始として設定されます。

Linux®、UNIX、および Windows オペレーティング・システムでは、 db2icrt を使用して作成されたインスタンスが手動開始として設定されます。

プロシージャー

自動的に始動するようにインスタンスを構成するには、以下のようにします。
  • Windows オペレーティング・システムの場合は、 「サービス」 パネルに移動して、そこで Db2® サービスのプロパティーを変更する必要があります。
  • Linux および UNIX オペレーティング・システムの場合は、以下の手順を実行します。
    1. 次のコマンドの出力を確認して、インスタンスの startAtBoot グローバル・レジストリー・フィールド値が 1 に設定されていることを確認します。
      db2greg -getinstrec instancename='<instance name>'
      startAtBoot グローバル・レジストリー・フィールド値が 1 に設定されていない場合、次のコマンドを実行して、値を 1 に設定します。
      db2greg -updinstrec instancename='<instance name>'!startatboot=1
    2. 次のコマンドを実行して、各システムの再始動後にインスタンスを自動始動できるようにします。
      db2iauto -on <instance name>
    instance_name はインスタンスのログイン名です。