Db2 高可用性 (HA) フィーチャーを使用したクラスターの自動構成
クラスター環境では、一部のデータベース・マネージャー・インスタンス構成と管理操作には、関連クラスター構成の変更が必要です。 Db2 高可用性フィーチャー (HA) フィーチャーを使用すると、特定のデータベース・マネージャー・インスタンスの構成および管理操作を実行するたびに、データベース・マネージャーがクラスター・マネージャーの構成変更を自動的に要求できるようになります。
始める前に
データベース・マネージャーがデータベース管理タスクに必要なクラスター構成を実行できるようにするには、以下のユーティリティーのいずれかを使用して高可用性のインスタンスを構成する必要があります。
- db2haicu
- これにより、 IBM® Tivoli® System Automation for Multiplatforms (SA MP) (TSA) によって管理されるインスタンスのクラスター・ドメインが作成されます。 詳しくは、 Db2 高可用性インスタンス構成ユーティリティー (db2haicu) を使用したクラスター環境の構成を参照してください。
- db2cm
- これにより、 Pacemakerによって管理されるインスタンスのクラスター・ドメインが作成されます。 詳しくは、 Db2 クラスター・マネージャー・ユーティリティー (db2cm) を使用した高可用性の構成を参照してください。
プロシージャー
以下のデータベース・マネージャーのインスタンス構成および管理操作を実行するとき、データベース・マネージャーは関連するクラスター・マネージャーの構成を自動的に実行します。
結果
データベース・マネージャーが、リストされているデータベース管理タスクのクラスター構成の変更を調整するとき、別個のクラスター・マネージャー操作を実行する必要はありません。