フィックスパックのインストール方式

オペレーティング・システムに応じて、および既存のデータベース製品があるかどうかに応じて、フィックスパックをインストールする方法が異なります。

Linux® および UNIX オペレーティング・システムでは、フィックスパックのインストールにさまざまな方法を使用できます。
  • 新しい Db2® データベース製品を、 Db2 pureScale®以外の Db2 環境の Db2 インスタンス用に選択した場所にインストールするには、 Db2 データベース製品を追加するためのオフライン・フィックスパックのインストール (Linux および UNIX)を参照してください。

    新しい Db2 データベース製品を特定のフィックスパック・レベルまたは特殊ビルドでインストールする場合は、この説明に従ってください。 このインストールを行うには、db2setup コマンドを使用します。

  • Db2 pureScale以外の Db2 環境の Db2 インスタンス用に選択した場所で既存の Db2 データベース製品を更新するには、 既存の Db2 データベース製品へのオフライン・フィックスパック更新のインストール (Linux および UNIX)を参照してください。

    Db2 データベース製品が既にインストールされている場合、新しいフィックスパック・レベルまたは特殊ビルドを適用するには、前出のリンクに示されている手順に従ってください。 フィックスパックをインストールするには、installFixPack コマンドを使用します。

  • Db2 pureScale インスタンスの既存の Db2 データベース製品にオンライン・フィックスパック更新を適用するには、以下のいずれかのオプションを使用します。Db2 データベース製品が既にインストールされている場合に、オンライン・フィックスパック更新を使用して新しいフィックスパック・レベルまたは特殊ビルドを適用するには、前出のリンクに示されている手順に従ってください。 フィックスパックをインストールするには、installFixPack コマンドを使用します。
  • HADR 環境の Db2 pureScale インスタンスにある既存の Db2 データベース製品にオンライン・フィックスパック更新を適用するには、 HADR 環境でオンライン・フィックスパック更新をより高いコード・レベルにインストールするを参照してください。

    HADR 環境で Db2 データベース製品が既にインストールされている場合、オンライン・フィックスパック更新を使用して新しいフィックスパック・レベルまたは特殊ビルドを適用するには、前出のリンクに示されている手順に従ってください。 フィックスパックをインストールするには、installFixPack コマンドを使用します。

  • GDPC 環境の Db2 pureScale インスタンスにある既存の Db2 データベース製品にオンライン・フィックスパック更新を適用するには、 GDPC 環境でオンライン・フィックスパック更新をより高いコード・レベルにインストールするを参照してください。

    GDPC 環境で Db2 データベース製品が既にインストールされている場合、オンライン・フィックスパック更新を使用して新しいフィックスパック・レベルまたは特殊ビルドを適用するには、前出のリンクに示されている手順に従ってください。 フィックスパックをインストールするには、installFixPack コマンドを使用します。

  • Db2 pureScale インスタンスの既存の Db2 データベース製品にオフライン・フィックスパック更新を適用するには、 Db2 pureScale インスタンスへのオフライン・フィックスパック更新のインストール (簡易方式)を参照してください。

    Db2 データベース製品が既にインストールされている場合、オフライン・フィックスパック更新を使用して新しいフィックスパック・レベルまたは特殊ビルドを適用するには、前出のリンクに示されている手順に従ってください。 フィックスパックをインストールするには、installFixPack コマンドを使用します。

Windows オペレーティング・システムでは、フィックスパックを使用して既存の Db2 データベース製品を更新する場合でも、新しい Db2 データベース製品を追加する場合でも、同じコマンドが使用されます。 インストール方法は、関係する Db2 データベース製品の数、および Db2 が Microsoft Cluster Server (MSCS) を使用するように構成されているかどうかによって異なります。以下のようになります。