IBM Data Server Driver 構成ファイル

IBM® Data Server Driver 構成ファイルには、データベース・ディレクトリー情報とクライアント構成キーワードが含まれています。 IBM データ・サーバー・ドライバー構成ファイルは、 db2dsdriver.xsd スキーマ定義ファイルに基づく XML ファイルです。

IBM データ・サーバー・ドライバー構成ファイルのデフォルト名は db2dsdriver.cfgです。 以下のいずれかの方法を使用して、 IBM データ・サーバー・ドライバー構成ファイルのカスタマイズされた名前と、そのファイルのパスを指定できます。
  • DB2DSDRIVER_CFG_SOURCE_PATH 応答ファイル・キーワードを使用して、 IBM データ・サーバー製品のインストール時にファイル名とパスを指定します。
  • DB2DSDRIVER_CFG_PATH レジストリー変数をファイル名とパスに設定します。
IBM データ・サーバー・ドライバー構成ファイルは、以下のタイプのアプリケーションで使用できます。

クライアント構成キーワードはグローバルに、つまりすべてのデータベース接続に関連付けることも、特定のデータベース・ソース名 (DSN) または特定のデータベース接続に関連付けることもできます。 また、構成ファイルを使用して、サポート対象データベースに対する高可用性接続を使用可能にすることもできます。

IBM データ・サーバー・ドライバー構成ファイルを使用して、データベース名、ホスト名、ポート番号、および構成キーワードを設定できます。 構成ファイルは定義済みの別名と共に使用することもできます。

IBM データ・サーバー・ドライバー構成ファイルは、小文字で下線 (_) を含まない XML タグのセットをサポートします。 IBM データ・サーバー・ドライバー構成キーワードを指定する XML タグ属性には、大文字、小文字、および下線 (_) 文字を含めることができます。

db2dsdriver.cfg.sampleという名前のサンプル IBM データ・サーバー・ドライバー構成ファイルは、 IBM データ・サーバー製品に含まれています。