コード・セットと照合の組み合わせ

データベースで使用されるコード・セットと照合シーケンスは、データベース作成時に指定されたロケール、コード・セット、および照合シーケンスに基づきます。

以下の表は、データベース作成時に指定されるロケール、コード・セット、および照合シーケンスの組み合わせとして可能なものをすべてリストしています。 データベース作成時にコード・セットまたは照合シーケンスが指定されなかった場合、デフォルトの照合シーケンスが使用されます。

指定された照合」および「データベースで使用される照合」欄の X は、所定のコード・セットであらゆる照合メカニズムが許容されることを表します。 「Language aware」は、Unicode データベースと非 Unicode データベースの両方について、SYSTEM_codepage_territory フォーマットに基づく照合を表します。

表 1. コード・セットと照合の組み合わせ
クライアント・ロケール 指定されたコード・セット 指定された照合 データベースで使用されるコード・セット データベースで使用される照合
非 Unicode 未指定 SYSTEM Unicode 言語対応型
非 Unicode 非 Unicode SYSTEM 非 Unicode 言語対応型
非 Unicode 未指定 X この組み合わせは許可されておらず、結果はエラー・メッセージ SQL1083N になります。
非 Unicode 非 Unicode X 非 Unicode X
非 Unicode Unicode SYSTEM Unicode IDENTITY
非 Unicode Unicode X Unicode X
Unicode 未指定 SYSTEM Unicode IDENTITY
Unicode 非 Unicode SYSTEM 非 Unicode 言語対応型
Unicode 未指定 X Unicode X
Unicode 非 Unicode X 非 Unicode X
Unicode Unicode SYSTEM Unicode IDENTITY
Unicode Unicode X Unicode X
例えば、
  • クライアント・ロケールが非 Unicode ロケールである (pt_BR など)
  • データベース作成時にコード・セットが指定されなかった
  • データベース作成時に SYSTEM 照合が指定された
この場合、データベースは次のものを使用します。
  • Unicode コード・セット
  • SYSTEM_codepage_territory 照合 ( SYSTEM_819_BRなど)。