クライアント、ドライバー、およびサーバーのレベルのサポートされている組み合わせ

サポートされる IBM® データ・サーバー・クライアントおよびドライバーのさまざまなバージョンは、さまざまなバージョンの Db2® サーバーに接続できます。 これには、前のバージョンのサポートや、ミッドレンジおよびメインフレーム・サーバー上の Db2 データベースへのアクセスのサポートが含まれます。

IBM Db2 pureScale Feature に必要な Db2 クライアント・レベル

アプリケーションで Db2 pureScale® フィーチャーを最大限に活用するには、 Db2 クライアントが以下の特定のリリース・レベルでなければなりません。
サーバー・バージョン クライアントのバージョン 使用可能なフィーチャー
バージョン 10.5 以降

バージョン 10.5 フィックスパック 1 以降

トランザクション・レベルおよび接続レベルのワークロード・バランシング

ワークロードに基づく自動クライアント・リルート

クライアント・アフィニティー

バージョン 10.5 以降 バージョン 10.5 フィックスパック 1 より前 接続レベルでのワークロード・バランシング (トランザクション・レベルでのワークロード・バランシングは使用不可)

ワークロードに基づく自動クライアント・リルート

Db2 バージョン 11.5バージョン 11.1、および バージョン 10.5 の組み合わせ

通常、 Db2 バージョン 11.5バージョン 11.1、および バージョン 10.5 のクライアントは、リモート Db2 バージョン 11.5 サーバーにアクセスできます。 ただし、バージョンが異なるクライアントと Db2 サーバーが同じシステム上にある場合、プロセス間通信 (IPC) を使用したローカルのクライアントからサーバーへの接続はサポートされません。 代わりに、TCP/IP を使用することにより、接続をリモート接続 (ループバック接続 と呼ばれる) として確立できます。

以下のクライアントおよびドライバーは、 Db2 バージョン 11.5バージョン 11.1、および バージョン 10.5 サーバーにアクセスできます。

  • IBM Data Server Client バージョン 11.5
  • IBM Data Server Runtime Client バージョン 11.5
  • IBM Data Server Driver Package バージョン 11.5
  • IBM Data Server Driver for ODBC and CLI バージョン 11.5

ただし、新しいレベルのクライアントが以前のレベルのサーバーにアクセスする場合は、クライアントの新しいレベルでの機能はサーバーで使用できません。 例えば、 IBM Data Server Driver Package バージョン 11.5 は、 Db2 バージョン 10.5 サーバーにアクセスできます。 ただし、 バージョン 11.5 の機能は、サーバーでは使用できません。

ミッドレンジ・プラットフォームとメインフレーム・プラットフォーム上の Db2 バージョン 11.5Db2 製品の組み合わせ

Db2 バージョン 11.5 クライアントは、以下のミッドレンジおよびメインフレーム・プラットフォームに接続できます。

  • Db2 for z/OS® および OS/390® バージョン 10 以降
  • Db2 for IBM i V7R1 以降
  • Db2 for VM and VSE バージョン 7