UPDATE ALTERNATE SERVER FOR DATABASE コマンド

UPDATE ALTERNATE SERVER FOR DATABASE コマンドは、システム・データベース・ディレクトリーのデータベース別名の代替サーバーを更新します。

範囲

このコマンドは、それが実行されたデータベース・パーティションに対してだけ影響を与えます。

許可

以下の権限のいずれか。

  • SYSADM
  • SYSCTRL

必要な接続

なし

コマンド構文

Read syntax diagramSkip visual syntax diagramUPDATE ALTERNATE SERVER FOR DATABASEDB database-aliasUSINGHOSTNAMEhostnamePORTport-number

コマンド・パラメーター

DATABASE database-alias
代替サーバーを更新するデータベースの別名を指定します。
HOSTNAME hostname
そのデータベースの代替サーバーが存在するノードの完全修飾ホスト名または IP アドレスを指定します。
PORT port-number
データベース・マネージャー・インスタンスの代替サーバーのポート番号を指定します。

以下の例では、ホスト名monteroとポート20396を使って、SAMPLEデータベースの代替サーバーを更新します。
   db2 update alternate server for database sample using hostname montero port 20396
以下の 2 つの例は、 SAMPLE データベースの代替サーバーをリセットします。
   db2 update alternate server for database sample using hostname NULL port NULL
または
   db2 update alternate server for database sample using hostname "" port NULL

使用上の注意

  • このコマンドは、 システム・データベース・ディレクトリーに対してのみ適用されます。
  • このコマンドは、 サーバー・インスタンスでのみ使用するべきです。 クライアント・インスタンスで発行すると、このコマンドは無視され、メッセージ SQL1889W が返されます。
  • このコマンドを発行するマシンで Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) サポートが有効になっている場合、データベースの代替サーバーは自動的に LDAP ディレクトリーに登録されます。