UNCATALOG DATABASE コマンド

UNCATALOG DATABASE コマンドは、データベース項目をデータベース・ディレクトリーから削除します。

許可

以下の権限のいずれか。
  • SYSADM
  • SYSCTRL

必要な接続

None. ディレクトリー操作は、ローカル・ディレクトリーだけに影響します。

コマンド構文

Read syntax diagramSkip visual syntax diagramUNCATALOGDATABASEDBdatabase-alias

コマンド・パラメーター

DATABASE database-alias
アンカタログするデータベースの別名を指定します。

使用上の注意

アンカタログ可能なのはローカル・データベース・ディレクトリー内の項目だけです。 システム・データベース・ディレクトリーにある項目は、DROP DATABASE コマンドを使用して削除できます。

インスタンス上のデータベースを再カタログするには、 UNCATALOG DATABASE コマンドと CATALOG DATABASE コマンドを使用します。 コマンド。 ノードにカタログされているデータベースをリストする場合は、LIST DATABASE DIRECTORY コマンドを使用してください。

最初にデータベースをアンカタログし、 次に別のタイプを指定してデータベースを再カタログすることにより、 以前のサーバーと通信する際に使用される、 データベースの認証タイプを変更できます。

ディレクトリーのキャッシュが有効な場合、データベース、ノード、および DCS ディレクトリー・ファイルはメモリーにキャッシュされます。 GET DATABASE MANAGER CONFIGURATION コマンドの構成パラメーター dir_cache の情報を参照してください。 アプリケーションのディレクトリー・キャッシュは、最初のディレクトリー検索時に作成されます。 キャッシュはアプリケーションがディレクトリー・ファイルのいずれかを修正したときにのみ最新にされるため、 他のアプリケーションが行ったディレクトリーの変更は、 アプリケーションを再始動するまで有効にならないことがあります。

CLP のディレクトリー・キャッシュを最新表示するには、TERMINATE コマンドを使用します。 データベース・マネージャーの共有キャッシュを最新表示するには、データベース・マネージャーを停止させてから (db2stop)、再始動させます (db2start)。 別のアプリケーション用のディレクトリー・キャッシュを最新にするには、 そのアプリケーションを停止させてから再始動させてください。

注: データベース・パーティションをシステムに追加すると、インスタンス内の既存のすべてのデータベースが新しいデータベース・パーティションに展開されます。 ただし、アンカタログされたデータベースは、新規データベース・パーティションの追加時には認識されません。 アンカタログされたデータベースは、新規データベース・パーティションには存在しません。 新しいデータベース・パーティションでデータベースに接続しようとすると、エラー・メッセージ SQL1013Nが戻されます。