LIST NODE DIRECTORY コマンド

LIST NODE DIRECTORY コマンドは、ノード・ディレクトリーの内容をリストします。

許可

なし

必要な接続

なし

コマンド構文

Read syntax diagramSkip visual syntax diagramLISTADMINNODE DIRECTORYSHOW DETAIL

コマンド・パラメーター

ADMIN
Administration Server ノードを指定します。
SHOW DETAIL
以下の情報を出力に含めることを指定します。
  • リモート・インスタンス名
  • システム
  • オペレーティング・システムのタイプ

LIST NODE DIRECTORYの出力例を以下に示します。

 
 Node Directory

 Number of entries in the directory = 2

Node 1 entry:

 Node name                      = LANNODE
 Comment                        =
 Directory entry type           = LDAP
 Protocol                       = TCPIP
 Hostname                       = LAN.db2ntd3.torolab.ibm.com
 Service name                   = 50000

Node 2 entry:

 Node name                      = TLBA10ME
 Comment                        =
 Directory entry type           = LOCAL
 Protocol                       = TCPIP
 Hostname                       = tlba10me
 Service name                   = 447

LIST ADMIN NODE DIRECTORYの出力例を以下に示します。

 
 Node Directory

 Number of entries in the directory = 2

Node 1 entry:

 Node name                      = LOCALADM
 Comment                        =
 Directory entry type           = LOCAL
 Protocol                       = TCPIP
 Hostname                       = jaguar
 Service name                   = 523

Node 2 entry:

 Node name                      = MYDB2DAS
 Comment                        =
 Directory entry type           = LDAP
 Protocol                       = TCPIP
 Hostname                       = peng.torolab.ibm.com
 Service name                   = 523
共通フィールドは、次のとおりです。
Node name
リモート・ノードの名前。 これは、ノードのカタログ時に nodename パラメーターに入力された名前に対応します。
Comment
ノードのカタログ時に入力された、ノードに関連する注釈。 ノード・ディレクトリー内の注釈を変更するには、 そのノードをアンカタログしてから、 別の注釈を付けてもう一度カタログします。
Directory entry type
LOCALローカル・ノード・ディレクトリー・ファイルに項目があることを意味します。LDAP項目が LDAP サーバーまたは LDAP キャッシュで検出されることを意味します。
Protocol
ノード用にカタログされた通信プロトコル。

特定のノード・タイプに関連したフィールドについては、該当する CATALOG ... NODE コマンドを参照してください。

使用上の注意

DB2LDAPCACHE その他の変数設定にかかわらず、LIST DATABASE DIRECTORY コマンドまたは LIST NODE DIRECTORY コマンドを使用するときには、LDAP サーバーからローカル・データベースおよびノード項目のリストが読み取られます。

各 IBM® Data Server Runtime Client上にノード・ディレクトリーが作成され、保守されます。 これには、 そのクライアントからアクセスできるデータベースを含む各リモート・ワークステーションごとに 1 つの項目が含まれています。 Db2® クライアントは、データベース接続またはインスタンス接続が要求されるたびに、ノード・ディレクトリー内の通信エンドポイント情報を使用します。

データベース・マネージャー は、 CATALOG...NODE コマンドを処理するたびに、ノード項目を作成し、それをノード・ディレクトリーに追加します。 その項目は、ノードが使用する通信プロトコルによって異なります。

ノード・ディレクトリーには、 次のようなタイプのノード用のエントリーを含めることができます。
  • LDAP
  • ローカル
  • 名前付きパイプ
  • TCPIP
  • TCPIP4
  • TCPIP6