db2evmon - イベント・モニター生産性向上ツール・コマンド

イベント・モニター・ファイルと Named PIPE をフォーマットし、 それを標準出力に書き込みます。

許可

なし。ただし、データベース (-db -evm) に接続されない限り、以下のすべての承認が必要です。
  • CONNECT 権限 (または CONNECT を暗黙的に含む権限)
  • 以下のカタログ表に対する SELECT 特権 (それらのカタログ表に対する SELECT を暗黙的に含む権限)。
    • SYSIBM.SYSTABLES
    • SYSIBM.SYSEVENTMONITORS
イベント・モニターが db2detaildeadlock である場合、以下の権限または特権のいずれかが追加で必要になります。
  • SYSMON
  • SYSMAINT
  • SYSCTRL
  • SYSADM
  • MON_GET_DATABASE 表関数に対する EXECUTE 特権。
  • DATAACCESS

必要な接続

なし

コマンド構文

Read syntax diagramSkip visual syntax diagramdb2evmon-dbdatabase-alias-evmevent-monitor-name-pathevent-monitor-target

コマンド・パラメーター

-db database-alias
表示するデータのあるデータベースを指定します。 このパラメーターには、大文字と小文字の区別があります。
-evm event-monitor-name
イベント・モニターの 1 部構成の名前です。 普通の、または区切り SQL ID です。 このパラメーターには、大文字と小文字の区別があります。
-path event-monitor-target
イベント・モニター・トレース・ファイルを含むディレクトリーを指定します。

使用上の注意

db2evmon コマンドは、データベースに接続して発行されたか、path オプションを指定して発行されたかに関係なく、同じ出力を生成します。
  • -db オプションおよび-evm オプションを指定して db2evmon を発行したときにインスタンスがまだ開始されていない場合、 db2evmon はインスタンスを自動的に開始しません。 手動で開始する必要があります。
  • -path オプションを指定して db2evmon を発行したときにインスタンスがまだ開始されていない場合は、パスの場所に基づいてイベント・ファイルがフォーマットされます。

データがファイルに書き込まれている場合、 このツールは標準出力を使用した表示のためにファイルをフォーマットします。 この場合、最初にモニターがオンになり、 次にこのツールによってファイル中のイベント・データが表示されます。 このツールを実行した後にファイルに書き込まれたデータをすべて表示させるには、 db2evmon を再発行します。

データがパイプに書き込まれている場合、イベントが起きた時点で、 このツールは標準出力を使用した表示のために出力をフォーマットします。 この場合、ツールが開始した後 に、 モニターがオンになります。