SYSCAT.DATAPARTITIONS カタログ・ビュー

各行はデータ・パーティションを表します。 複数のデータベース・パーティションに対して表を作成する場合、データ・パーティション統計は 1 つのデータベース・パーティションを表すことに注意してください。

表 1. SYSCAT.DATAPARTITIONS カタログ・ビュー
列名 データ・タイプ NULL 可能 説明
DATAPARTITIONNAME VARCHAR (128)   データ・パーティションの名前。
TABSCHEMA VARCHAR (128)   このデータ・パーティションが属する表のスキーマ名。
TABNAME VARCHAR (128)   このデータ・パーティションが属する表の非修飾名。
DATAPARTITIONID INTEGER   データ・パーティションの ID。
TBSPACEID INTEGER Y このデータ・パーティションが保管されている表スペースの ID。 STATUS が 'I' の場合、NULL 値。
PARTITIONOBJECTID INTEGER Y 表スペース内のデータ・パーティションの ID。
LONG_TBSPACEID INTEGER Y 長形式データが保管されている表スペースの ID。 STATUS が 'I' の場合、NULL 値。
ACCESS_MODE CHAR (1)   データ・パーティションのアクセス制限の状態。 これらの状態は、SET INTEGRITY によりペンディング状態にあるオブジェクト、または SET INTEGRITY ステートメントによって処理されたオブジェクトにのみ適用されます。 可能な値は以下のとおりです。
  • D = データの移動不可
  • F = フル・アクセス権限
  • N = アクセス不可
  • R = 読み取り専用アクセス
状況 VARCHAR (32)  
  • A = データ・パーティションは新規にアタッチされた
  • D = データ・パーティションはデタッチされており、デタッチされた従属はこのパーティションの内容に関して増分保守される。
  • I = 非同期の索引クリーンアップ中にのみカタログ内の項目が維持される、デタッチされたデータ・パーティション。デタッチされたパーティションを参照するすべての索引レコードの削除時に、STATUS 値が 'I' の行は除去される。
  • L = データ・パーティションは論理的にデタッチされた
  • 空ストリング = データ・パーティションは表示できる (通常の状況)。
バイト 2 から 32 は、将来の使用のために予約されています。
SEQNO INTEGER   データ・パーティションのシーケンス番号 (0 から始まる)。
LOWINCLUSIVE CHAR (1)  
  • N = 低い方のキー値はそれ自身を含まない
  • Y = 低い方のキー値はそれ自身を含む
LOWVALUE VARCHAR(512)   このデータ・パーティションの低い方のキー値 (SQL 値のストリング表記)。
HIGHINCLUSIVE CHAR (1)  
  • N = 高い方のキー値はそれ自身を含まない
  • Y = 高い方のキー値はそれ自身を含む
HIGHVALUE VARCHAR(512)   このデータ・パーティションの高い方のキー値 (SQL 値のストリング表記)。
CARD BIGINT   データ・パーティション内の行の総数。統計が収集されていない場合は -1。
OVERFLOW BIGINT   データ・パーティション内のオーバーフロー・レコードの総数。統計が収集されていない場合は -1。
NPAGES BIGINT   データ・パーティションの行が存在しているページの総数。統計が収集されていない場合は -1。
FPAGES BIGINT   データ・パーティション内のページの総数。統計が収集されていない場合は -1。
ACTIVE_BLOCKS BIGINT   データ・パーティション内のアクティブ・ブロックの総数、または -1。 マルチディメンション・クラスタリング表 (MDC) のみに適用されます。
INDEX_TBSPACEID INTEGER   このデータ・パーティションのパーティション索引すべてが保持されている表スペースの ID。
AVGROWSIZE SMALLINT   このデータ・パーティションの中の圧縮された行と圧縮されていない行の両方の長さの平均 (バイト単位)。統計が収集されていない場合は -1。
PCTROWSCOMPRESSED REAL   データ・パーティションの中の行の総数に対する圧縮された行のパーセンテージ。統計が収集されていない場合は -1。
PCTPAGESAVED SMALLINT   行の圧縮の結果、データ・パーティションに保存されるページの概算パーセンテージ。 この値はデータ・パーティション内の各ユーザー・データ行のオーバーヘッド・バイトを含んでいますが、ディクショナリー・オーバーヘッドによって消費されるスペースは含みません。統計が収集されない場合は -1 です。
AVGCOMPRESSEDROWSIZE SMALLINT   このデータ・パーティションの中の圧縮された行の長さの平均 (バイト単位)。統計が収集されていない場合は -1。
AVGROWCOMPRESSIONRATIO REAL   データ・パーティションの中の圧縮された行の場合、これは行の平均の圧縮率です。つまり、圧縮されていない行の平均の長さを、圧縮された行の平均の長さで除算したものです。統計が収集されていない場合は、-1 です。
STATS_TIME TIMESTAMP Y このオブジェクトについて記録されている統計値が最後に変更された時刻。 統計が収集されていない場合は、NULL 値。
LASTUSED 日数   データ・パーティションが DML ステートメントまたは LOAD コマンドによって最後に使用された日付。 表がパーティション化されていない場合は、SYSCAT.TABLES の LASTUSED 値のみが更新されます。 データ・パーティションが HADR スタンバイ・データベースで使用される場合、この列は更新されません。 デフォルト値は '0001-01-01' です。 この値は、多くて 24 時間に 1 回の頻度で非同期に更新されるため、ここ 15 分以内の使用は反映されていない可能性があります。
COLDICT_EXISTS CHAR(1)  
カラム・オーガナイズ表のカラム・コンプレッション・ディクショナリーの存在と状況を示します。 可能な値は以下のとおりです。
  • A = 表のデータベース・パーティション・グループのすべてのメンバー上に共通ディクショナリーが存在する
  • N = 共通ディクショナリーは存在しない
  • S = 表のデータベース・パーティション・グループの一部のメンバー上に共通ディクショナリーが存在する
  • X = 適用外
COLDICT_CREATE_TIME TIMESTAMP Y

カラム・コンプレッション・ディクショナリーが作成された時刻。 COLDICT_EXISTS が 'N' または 'X' の場合は、ヌルになります。

COLDICT_ALTER_TIME TIMESTAMP Y

カラム・コンプレッション・ディクショナリーが最後に変更された時刻。 ディクショナリーの作成の際、この値は COLDICT_CREATE_TIME の値と一致します。 COLDICT_EXISTS が 'N' または 'X' の場合は、ヌルになります。