ADM6000E オブジェクト object-id (コンテナー container-pathのオフセット offset にある) の表スペース tbspace-id からページ page-number を読み取り中に、データベース・マネージャーが読み取りエラーを検出しました。 データベース・マネージャーはページを再読み取りしてこのエラーをバイパスできましたが、このエラーは将来障害を起こすかもしれない重大な問題があることを示している可能性があります。 コンテナーのアクセスに関係するハードウェア (ディスク、コントローラー、ネットワークなど)、ファイル・システム、またはその両方の調査を始めることもできます。

ADM6001I コンテナーは、パスの名前変更構成ファイル configFileに定義されている規則に基づいて名前変更されました。 コンテナー oldName は、newName に名前変更されました。

ADM6002E 無効な長さのコンテナー・パスが指定されました。 指定されたパスは containerName でした。 資料を参照して、SQLCODE -297 を確認してください。

ADM6003I コンテナーは、パスの名前変更構成ファイル configFileに定義された規則の影響を受けなかったため、名前変更されませんでした。 名前は、contname のままです。

ADM6004N データベースに対する SET WRITE SUSPEND コマンドが失敗しました。 データベース名: database-name

説明

データベースでの書き込み操作を中断しようとしているときに、エラーが発生しました。

ユーザー応答

  1. 診断 (db2diag) ログ・ファイルを検討して、失敗の原因を調査してください。
  2. 問題を訂正します。
  3. SET WRITE SUSPEND コマンドを再発行します。

ADM6005N データベースに対する SET WRITE RESUME コマンドが失敗しました。 データベース名: database-name

説明

データベースへの書き込み操作を再開しようとしましたがエラーが発生しました。

ユーザー応答

  1. 診断 (db2diag) ログ・ファイルを検討して、失敗の原因を調査してください。
  2. 問題を訂正します。
  3. SET WRITE RESUME コマンドを再発行します。

ADM6006E オブジェクト object-id (コンテナー container-pathのオフセット offset にある) の表スペース tbspace-id からページ page-number を読み取り中に、データベース・マネージャーがエラーを検出しました。

説明

データベース・マネージャーは操作を完了できませんでしたが、データベースは引き続きアクセス可能です。 このエラーは将来障害を起こすかもしれない重大な問題があることを示している可能性があります。

ユーザー応答

コンテナーのアクセスに関係するハードウェア (ディスク、コントローラー、ネットワークなど)、ファイル・システム、またはその両方の調査を始めることもできます。

DB2 データ自体がエラー状態になっている疑いがある場合は、IBM ソフトウェア・サポートに連絡すると、適切な修正アクションが案内されます。

ADM6007C DB2 は、オブジェクト・タイプ object-typeのオブジェクト object-id の表スペース tbspace-id のページ page-number の処理中にエラーを検出しました。

説明

データベース・マネージャーは操作を完了できませんでしたが、データベースは引き続きアクセス可能です。 このエラーは将来障害を起こすかもしれない重大な問題があることを示している可能性があります。

ユーザー応答

IBM ソフトウェア・サポートに連絡すると、適切な修正アクションが案内されます。

ADM6008I 次の表スペース内のエクステントが更新されました: table-space-name。 表スペース ID: table-space-id

説明

REDUCE 節を指定して ALTER TABLESPACE ステートメントを発行すると、特定の表スペース内の未使用のエクステントを再利用できます。 ALTER TABLESPACE ステートメントは、非同期のエクステント移動操作を開始すると即時に、正常実行したものとして戻ります。 非同期のエクステント移動操作の結果は、このメッセージなどの、管理通知ログ内のメッセージに記録されます。

このメッセージは、非同期のエクステント移動操作が正常に完了し、未使用のエクステントが移動された場合に返されます。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM6009W データベース・マネージャーは、restart light メモリー (rstrt_light_mem) の量が、最適なリカバリー・パフォーマンスを得るには小さすぎることを検出しました。

説明

データベース・マネージャーは、restart light 操作で使用するメモリーを、いくらか各メンバー・ホストで自動的に予約します。 この予約されたメモリーは、ホーム・ホスト以外のホストで、restart light モードで再始動する必要のある失敗したメンバーを入れるために使用されます。 rstrt_light_mem データベース・マネージャー構成パラメーターは、restart light リカバリーのためにホストで割り振られて予約されるメモリーの最大量を指定します。

このメッセージは、ホストで restart light のために予約されているメモリーの量が、最適なリカバリー・パフォーマンスには不十分である場合に返されます。

ユーザー応答

オプション: リカバリー・パフォーマンスを改善するには、以下のデータベース・マネージャー構成パラメーターの値を増やします。

  • RSTRT_LIGHT_MEM
  • INSTANCE_MEMORY

ADM6010I 表スペース tsname (ID tsid) のリバランスが中断されました。

説明

ALTER TABLESPACE REBALANCE SUSPEND ステートメントの使用により、表スペースのリバランス操作が手動で中断されました。

ユーザー応答

次のステートメントを実行して、表スペースのリバランス操作を手動で再開してください。

ALTER TABLESPACE tablespace-name REBALANCE RESUME

ADM6011E データベースがシャットダウンまたは停止の処理中であるか、データベースが静止しているため、この DB2 メンバーに対する書き込み操作を中断または再開できませんでした。

説明

SET WRITE コマンドか db2SetWriteForDB API を使用して、データベースの書き込み操作の中断と再開を行うことができます。 DB2 pureScale 環境では、いずれかのメンバーに対して SET WRITE コマンドを実行するか db2SetWriteForDB API を呼び出すと、DB2 クラスター内のすべてのメンバーにおいて書き込み操作が中断または再開されるようになります。

書き込み操作を正常に中断したり再開したりできるのは、データベースがアクティブまたは停止いずれかの状態になっている場合に限られます。 このメッセージは、アクティブでも停止中でもないデータベースにおいて書き込み操作を中断または再開しようとした場合に返されます。 例えば、以下のようなシナリオで SET WRITE コマンドを実行する場合に、このメッセージが返されることがあります。

  • データベースにおいて STOP DATABASE コマンドが実行されたが、そのデータベースが完全には停止していなかった。
  • QUIESCE DATABASE コマンドが実行されていた。
  • データベースでエラーが発生し、クラッシュ・リカバリーを実行しようとしている。

このメッセージが返されるのは、DB2 pureScale 環境の場合に限られます。 特に、このメッセージは、データベースの状況に関する問題が検出されたメンバーの管理通知ログに出力されます。

ユーザー応答

このエラーを報告しているメンバーで SET WRITE コマンドが正常実行されない問題を解決するには、データベースがアクティブ状態または停止状態に遷移するまで待機します。

このメンバーにおける問題を解決した後に、DB2 クラスター内の他のメンバーの管理通知ログを確認します。

ADM6012W DB2_HI_PRI_PREFETCH_AUTHID と DB2_LO_PRI_PREFETCH_AUTHID レジストリー変数 maxAuthIds の両方に指定できる許可 ID の合計最大数を超過しました。 このレジストリー変数の片方または両方から許可 ID を除去して、 この許可 ID の指定数より多い数が指定されていないようにしてください。 加えた変更は、インスタンスの再始動までは有効化されません。

ADM6013W 許可 ID authId が、 DB2_HI_PRI_PREFETCH_AUTHID と DB2_LO_PR_PREFETCH_AUTHID レジストリー変数の一方または両方で複数回指定されました。 その結果、この許可 ID に最高優先順位が選択されました。 この動作が望ましくなければ、レジストリー変数内で重複した許可 ID が決して生じないように、 レジストリー変数を適切に設定する必要があります。 加えた変更は、インスタンスの再始動までは有効化されません。

ADM6014E 1 つ以上の表スペースが NORMAL 状態でないため、この DB2 メンバーに対する書き込み操作を中断または再開できませんでした。

説明

SET WRITE コマンドか db2SetWriteForDB API を使用して、データベースの書き込み操作の中断と再開を行うことができます。 DB2 pureScale 環境では、いずれかのメンバーに対して SET WRITE コマンドを実行するか db2SetWriteForDB API を呼び出すと、DB2 クラスター内のすべてのメンバーにおいて書き込み操作が中断または再開されるようになります。

書き込み操作を正常に中断したり再開したりできるのは、データベース内の表スペースがすべて NORMAL 状態になっている場合に限られます。

このメッセージが返されるのは、DB2 pureScale 環境の場合に限られます。 特に、このメッセージは、表スペースの状態に関する問題が検出されたメンバーの管理通知ログに出力されます。

ユーザー応答

このエラーが報告されている DB2 メンバーに対して SET WRITE コマンドが正常実行されない問題を解決するには、以下のステップを実行してください。

  1. どの表スペースが NORMAL 状態ではないかを識別するため、MON_GET_TABLESPACE 表関数を使用します。 TBSP_STATE 列に表スペースの状態がリストされます。
  2. 必要なトラブルシューティングのステップを実行して、データベース内の NORMAL 状態でない表スペースを NORMAL 状態に変更します。

このメンバーにおける問題を解決した後に、DB2 クラスター内の他のメンバーの管理通知ログを確認します。

ADM6015E データベース・ロギングの中断中に内部エラーが発生したため、この DB2 メンバーに対する書き込み操作を中断できませんでした。

説明

SET WRITE コマンドか db2SetWriteForDB API を使用して、データベースの書き込み操作の中断と再開を行うことができます。 DB2 pureScale 環境では、いずれかのメンバーに対して SET WRITE コマンドを実行するか db2SetWriteForDB API を呼び出すと、DB2 クラスター内のすべてのメンバーにおいて書き込み操作が中断または再開されるようになります。

このメッセージが返されるのは、DB2 pureScale 環境の場合に限られます。 特に、このメッセージは、中断操作の処理に関する内部問題が検出されたメンバーの管理通知ログに出力されます。

ユーザー応答

このエラーが報告されている DB2 メンバーに対して SET WRITE コマンドが正常実行されない問題を解決するには、以下のトラブルシューティング・ステップを実行してください。

  1. このメンバーで診断 (db2diag) ログ・ファイルから追加の診断情報を収集します。
  2. db2diag ログ・ファイル内の追加の診断情報を使用し、中断操作が失敗した根本原因を識別して解決します。

このメンバーにおける問題を解決した後に、DB2 クラスター内の他のメンバーの管理通知ログを確認します。

ADM6016E データベース・ロギングの再開中に内部エラーが発生したため、この DB2 メンバーで書き込み操作を再開できませんでした。

説明

SET WRITE コマンドか db2SetWriteForDB API を使用して、データベースの書き込み操作の中断と再開を行うことができます。 DB2 pureScale 環境では、いずれかのメンバーに対して SET WRITE コマンドを実行するか db2SetWriteForDB API を呼び出すと、DB2 クラスター内のすべてのメンバーにおいて書き込み操作が中断または再開されるようになります。

このメッセージが返されるのは、DB2 pureScale 環境の場合に限られます。 特に、このメッセージは、再開操作の処理に関する内部問題が検出されたメンバーの管理通知ログに出力されます。

ユーザー応答

このエラーが報告されている DB2 メンバーに対して SET WRITE コマンドが正常実行されない問題を解決するには、以下のトラブルシューティング・ステップを実行してください。

  1. このメンバーで診断 (db2diag) ログ・ファイルから追加の診断情報を収集します。
  2. db2diag ログ・ファイル内の追加の診断情報を使用し、再開操作が失敗した根本原因を識別して解決します。

このメンバーにおける問題を解決した後に、DB2 クラスター内の他のメンバーの管理通知ログを確認します。

ADM6017E 次の表スペースがいっぱいです。 表スペース名: table-space-name。 表スペース ID: table-space-id。 コンテナー・パス: container-path。 コンテナー ID: container-ID

説明

このメッセージが返される理由は多数あります。例えば、次のような理由があります。

  • 基礎となるファイル・システムがいっぱいになっている。
  • このファイル・システムに許可されている最大スペース使用量に達した。
  • 最大ファイル・サイズのユーザー限度に達した。
  • 開くことができるファイルの最大数のユーザー限度に達した。

ユーザー応答

  1. 診断ログ内の情報を検討して、どの限度に達したのか判別します。
  2. どの限度に達したかに応じて、必要なリソースを解放します。 例えば、メモリーを解放したり、追加のメモリーを割り振ったり、開いているファイルを閉じたりします。

ADM6018I directory-pathでファイル・システムをアンマウントしています。

ADM6019E バッファー・プール bpname (ID bpid) 内のすべてのページが使用中です。 資料を参照して、SQLCODE -1218 を確認してください。

ADM6020I contPathにマウントされたファイル・システムをそのまま使用します。

ADM6021I 複数ページ・ファイル割り振りは現在使用可能になっていません。 無効にしても、効果はありません。

ADM6022W 一時表の非同期ドロップが失敗しました。 この表と関連したリソースは、次回データベースを始動するまで解放されません。 この理由により、データベースを再始動することをお勧めします。 また、IBM お客様サポートに連絡して、この障害の理由を判別することをお勧めします。

ADM6023I 表スペース tablespaceName (ID tablespaceID) の状態は tablespaceStateです。 この表スペースにアクセスできません。 資料を参照して、SQLCODE -290 を確認してください。

ユーザー応答

ADM6024C データベースを再始動できません。 データベース名: database-name

説明

データベースへの書き込み操作が中断されているか、または中断処理中のため、データベースの再始動ができません。

ユーザー応答

データベース書き込み操作が中断されている場合にデータベースを再始動するには、RESTART DATABASE コマンドに WRITE RESUME パラメーターを指定します。

データベース書き込み操作が中断処理中の場合にデータベースを再始動するには、SET WRITE SUSPEND 操作が処理を完了するまで待ってから、RESTART DATABASE コマンドに WRITE RESUME パラメーターを指定して再発行します。

ADM6025I 表スペース tsname (ID tsid) の状態は stateです。 operation は不可能です。 資料を参照して、SQLCODE -290 を確認してください。

ユーザー応答

ADM6026E 中断または再開処理中に内部エラーが発生したため、この DB2 メンバーに対する書き込み操作を中断または再開できませんでした。

説明

SET WRITE コマンドか db2SetWriteForDB API を使用して、データベースの書き込み操作の中断と再開を行うことができます。 DB2 pureScale 環境では、いずれかのメンバーに対して SET WRITE コマンドを実行するか db2SetWriteForDB API を呼び出すと、DB2 クラスター内のすべてのメンバーにおいて書き込み操作が中断または再開されるようになります。

このメッセージが返されるのは、DB2 pureScale 環境の場合に限られます。 特に、このメッセージは、中断操作か再開操作の処理に関する内部問題が検出されたメンバーの管理通知ログに出力されます。

ユーザー応答

このエラーが報告されている DB2 メンバーに対して SET WRITE コマンドが正常実行されない問題を解決するには、以下のトラブルシューティング・ステップを実行してください。

  1. このメンバーで診断 (db2diag) ログ・ファイルから追加の診断情報を収集します。
  2. db2diag ログ・ファイル内の追加の診断情報を使用し、中断操作または再開操作が失敗した根本原因を識別して解決します。

このメンバーにおける問題を解決した後に、DB2 クラスター内の他のメンバーの管理通知ログを確認します。

ADM6027E オブジェクト object-id の表スペース tbspace-id からページ page-number を書き込み中にエラーが発生しました (コンテナー container-pathのオフセット offset に書き込み中)。 操作は完了しませんでした。

説明

データベース・マネージャーは操作を完了できませんでしたが、データベースは引き続きアクセス可能です。 このエラーは将来障害を起こすかもしれない重大な問題を示している可能性があります。

ユーザー応答

コンテナーのアクセスに関係するディスク、コントローラー、ネットワーク、ファイル・システムなどのハードウェアを調査します。 問題の原因が DB2 データのエラーである場合は、適切な修正アクションの手順について DB2 サポートにお問い合わせください。

ADM6028W レジストリー変数設定値 regvarstr は、レジストリー変数設定値の処理を許可しないメモリー不足条件のために無視されました。

ADM6029W 指定された設定が無効であるため、レジストリー変数の設定 (regvarstr) は無視されました。

ADM6030E 次の表スペース内のエクステントは完全には移動されていません: table-space-name。 表スペース ID: table-space-id。 理由コード: reason-code

説明

REDUCE 節を指定して ALTER TABLESPACE ステートメントを発行すると、特定の表スペース内の未使用のエクステントを再利用できます。 ALTER TABLESPACE ステートメントは、非同期のエクステント移動操作を開始すると即時に、正常実行したものとして戻ります。 非同期のエクステント移動操作の結果は、このメッセージなどの、管理通知ログ内のメッセージに記録されます。

このメッセージは、非同期のエクステント移動操作が失敗した場合に返されます。 以下のように、理由コードは失敗の理由を示しています。

1

別のユーティリティーが表スペースの処理を試行し、エクステントの移動を中断した。

2

一部のエクステントが「削除ペンディング」になっており、そのために最高水準点の移動ができない。

3

一部のエクステントが移動されたが、表スペース内のフリー・スペースが足りないため、残りのエクステントを移動できない。

4

表スペースが非互換の状態になっている。

ユーザー応答

理由コードを基準に、このメッセージに対処してください。

1

MON_GET_TABLESPACE 表関数を使用して表スペースの状態をモニターし、別のユーティリティーによって移動操作が中断されないときに、エクステントの移動を実行してください。

2

MON_GET_TABLESPACE 表関数を使用するか、db2pd ユーティリティーを -tablespace パラメーター付きで使用して、削除ペンディング状態のエクステントをモニターしてください。 削除ペンディング状態のエクステントが削除されるのを待ってから、エクステント移動操作を実行してください。

3

アクションは不要です。

4

MON_GET_TABLESPACE 表関数を使用して表スペースの状態をモニターし、その後、表スペースがエクステント移動操作の可能な状態になったときにエクステント移動を実行してください。

ADM6031W EXTENDED STORAGE は、バッファー・プール bpname (ID bpid) で使用するように構成されましたが、データベースに対して AWE が有効になっているため、この構成は無視されます。 EXTENDED STORAGE を無効にし、このバッファー・プールを使用しないよう構成してください。

ADM6034W EXTENDED STORAGE は、バッファー・プール bpname (ID bpid) で使用するように構成されましたが、 DB2_OVERRIDE_BPF レジストリー変数が設定されているため、この構成は無視されます。 このレジストリー変数は、IBM サポートの指示のもとでのみ使用します。

ADM6035W レジストリー変数 DB2NTNOCACHE が設定されていないため、分散読み取りを使用できませんでした。 DB2NTNOCACHE レジストリー変数を設定して、散在データ読み取りを有効にしてください。

ADM6036W EXTENDED STORAGE は、複数のページ・サイズに使用されています。 パフォーマンスが最適でない可能性があります。 EXTENDED STORAGE の使用について詳しくは、資料を参照してください。

ADM6037W コンテナー ・パス は、サイズが userBytes KB のデバイスで userBytes KB のサイズになるように作成されました。 余分なストレージが無駄になります。 ALTER TABLESPACE を使用して、 無駄になったスペースを使用するようにコンテナーを拡張することができます。

ADM6038E 表スペース tsname (ID tsid) に存在しないため、コンテナー path で操作を実行できません。 資料を参照して、SQLCODE -298 を確認してください。

ADM6039E 無効なストライプ・セット sset が表スペース tsname (ID tsid) の ALTER TABLESPACE に指定されました。 表スペースの最大ストライプ・セットは maxsset です。

ADM6040E コンテナー contpathに無効なコンテナー・サイズが指定されました。 使用するよう指定されたページ数が大きすぎます。 資料を参照して、SQLCODE -1422 を確認してください。

ADM6041E 表スペースの結果のサイズが、表スペースに定義された最大サイズを超えてしまうため、表スペース操作が失敗しました。 表スペース名: table-space-name。 表スペース ID: table-space-id。 定義されている最大サイズ: max-size

説明

表データの行は、ページと呼ばれるブロックに格納されます。 データベース管理スペース (DMS)、一時 DMS、および非一時自動ストレージ表スペースでは、PAGESIZE データベース構成パラメーターを使ってデータベースに対して選択するページ・サイズによって表スペース・サイズの上限が決まります。

このメッセージは、REGULAR または USER TEMPORARY DMS 表スペースでの表スペース操作によって表スペースのサイズが増え、定義されている最大許容サイズ (PAGESIZE データベース構成パラメーターによって決定されたもの) を超える場合に返されます。

ユーザー応答

以下のいずれかの方法で、このエラーに対処してください。

  • MAXSIZE 節または EXTEND 節を指定した ALTER TABLESPACE ステートメントを使用して表スペースの最大許容サイズを増やし、表スペース操作を再実行します。
  • 表スペースのサイズが増えて PAGESIZE データベース構成パラメーターによって決定された最大許容サイズを超えないように表スペース操作を変更し、表スペース操作を再実行します。

ADM6042E 現在の表スペースのサイズが大きすぎるため、表スペース tsname (ID tsid) に対する操作は成功しませんでした。 REGULAR 表スペースのサイズは 0x0100 0000 (16777216) ページに制限され、LARGE および TEMPORARY 表スペースのサイズは 0x7FFF FEFF (2147483391) ページに制限されています。 資料を参照して、SQLCODE -1139 を確認してください。

ADM6043W レジストリー変数 DB2_NO_MPFA_FOR_NEW_DB が無効な値 (regVarVal) に設定されています。 その結果、新たに作成したデータベースでは、複数ページのファイル割り振りが有効になります。 それが意図した結果でなければ、DB2_NO_MPFA_FOR_NEW_DB レジストリー変数を「はい」に設定して、データベースを再作成してください。 新たに作成したすべてのデータベースで複数ページ・ファイルの割り振りを無効にするには、DB2_NO_MPFA_FOR_NEW_DB レジストリー変数を YES に設定します。

ADM6044E DMS 表スペース tsname (ID tsid) がいっぱいです。 これが自動サイズ変更または自動ストレージ DMS 表スペースである場合、最大表スペース・サイズに達したか、または既存のコンテナーまたはストレージ・パスをこれ以上増やせない状態にあります。 新規コンテナーを追加するか、または ALTER TABLESPACE SQL ステートメントを使って 既存のコンテナーを変更することにより、表スペースにさらにスペースを追加することができます。 これが自動サイズ変更 DMS 表スペースまたは自動ストレージ DMS 表スペースである場合、自動サイズ変更表スペースにコンテナーを追加するか、または使用されているストレージ・グループに新規ストレージ・パスを追加することによって、スペースをさらに追加できます。

ユーザー応答

ADM6045I データベースはもはや WRITE SUSPEND 状態ではありません。 データベース名: database-name

説明

db2DatabaseRestart API または WRITE RESUME パラメーターを指定した RESTART DATABASE コマンドのどちらかによってデータベースへの書き込み操作が再開されたため、WRITE SUSPEND 状態は解除されました。

ユーザー応答

アクションは不要です。

ADM6046I 複数ページ・ファイル割り振りは既に使用可能になっています。 再度有効にしても、効果はありません。

ADM6047W 表スペース tsname (ID tsid) は、DROP_PENDING 状態です。 表スペースは、OFFLINE 状態になります。 表スペース状態は、 state です。 この表スペースは使用できないので、ドロップしてください。

ユーザー応答

ADM6048I 以前に OFFLINE であった表スペース tsname (ID tsid) が ONLINE に戻されました。 表スペース状態は、 state です。

ユーザー応答

ADM6049E 1 つ以上の表スペースをオンラインにすることができないため、データベースを再始動できません。 データベースを再始動するには、"DROP PENDING TABLESPACES" オプションを RESTART DATABASE コマンドに指定してください。 表スペースをドロップ・ペンディング状態にすると、その表スペースへはアクセスできなくなります。 その後その表スペースが存在する間ずっと、その表スペースの内容はアクセス不能となり、 その表スペースに許可される唯一の操作は、"DROP TABLE SPACE" だけとなります。 この表スペースを元の状態に戻す方法はありません。 このアクションの結果、データが失われる可能性があるということをよく考える必要があります。 処理を実行する前に資料を参照し、必要であれば IBM お客様サポートまで連絡してください。 DROP PENDING TABLESPACES リストに指定する表スペースは、以下のとおりです: tsnames

ADM6050W バッファー・プール bpname (ID bpid) の ALTER BUFFERPOOL ステートメントは正常に実行されましたが、メモリー不足のため即時には実行できませんでした。 この変更は、次回データベースを始動したときに有効になります。 資料を参照して、SQLCODE 20189 を確認してください。

ADM6051E RESTART DATABASE (クラッシュ・リカバリー) の実行中に REORG コマンドが失敗しました。

説明

関連する表またはデータ・パーティションが DROP_PENDING 状態の表スペースにあるため、索引または索引パーティションを再作成できません。

ユーザー応答

INDEXREC データベース構成パラメーターを "ACCESS" に設定して、RESTART DATABASE が完了するまで索引の再作成を遅らせます。

ADM6052E CREATE TABLESPACE ステートメントまたは ALTER TABLESPACE ステートメントのコンテナー contpath に無効なコンテナー・サイズが指定されました。 使用するよう指定されたページ数が小さすぎます。

説明

CREATE TABLESPACE コマンドを使用して表スペースを作成する際に、データベース管理スペース (DMS) 表スペース・コンテナーのサイズを指定できます。 ALTER TABLESPACE コマンドを使用して DMS 表スペース・コンテナーのサイズを変更することもできます。

表スペースの作成時に指定された EXTENTSIZE の値と比べて、指定されたページ数が小さすぎると、このメッセージが戻されます。

ユーザー応答

CREATE TABLESPACE ステートメントを実行している場合は、EXTENTSIZE の指定値の 2 倍以上のコンテナー・サイズ値を指定して、ステートメントを再実行してください。

ALTER TABLESPACE ステートメントを実行している場合は、表の作成時に指定した EXTENTSIZE 値の 2 倍以上のコンテナー・サイズ値を指定して、ステートメントを再実行してください。

ADM6053W データベース共有メモリーに十分な空きメモリーが存在しないため、バッファー・プール bpname (ID bpid) の CREATE BUFFERPOOL ステートメントを即時に実行できませんでした。 このバッファー・プールは、次回データベースを再始動したときに作成されます。 資料を参照して、SQLCODE 20189 を確認してください。

ADM6054I DB2DART は、現在アクセスできない表スペース tsname (ID tsid) を検出しました。 DB2DART は診断ユーティリティーなので、この表スペースに対する操作を継続します。

ADM6055I ページ pagenum が表スペース tsname (ID tsid) から要求されましたが、この表スペースで進行中のリバランスがまだそのスペースを使用可能にしていないため、まだ使用できません。 要求者は、このページが使用できるようになるまで待機します。

ADM6056I プリフェッチ・キュー・フルが検出されました。 この結果、プリフェッチ要求は キューに入らず、パフォーマンスは最適にはなりません。 プリフェッチャー構成 (NUM_IOSERVERS、PREFETCHSIZE) と各表スペースのコンテナーの数を再検討してください。

ADM6057I プリフェッチ・キュー・フルが検出されました。 エージェントはキューでスペースが解放されるのを 待機するため、パフォーマンスは最適になりません。 プリフェッチャー構成 (NUM_IOSERVERS、PREFETCHSIZE) と各表スペースのコンテナーの数を再検討してください。

ADM6058I 表スペース tsname (ID tsid) のリバランサーが開始されました。

ADM6059I 表スペース tsname (ID tsid) のリバランサーが再始動されました。

ADM6060I 表スペース tsname (ID tsid) に対してリバランサー・ユーティリティーが正常に開始されましたが、メモリー不足状態のため、このユーティリティーの実行をスロットルする機能が無効になりました。 インスタンスを再始動すると、このメモリーの問題が解決される可能性があり、スロットルが使用できるようになります。

ADM6061I 表スペース tsname (ID tsid) のリバランスを停止しています。 このリバランスによって最後に移動されたエクステントは、 lastext でした。

ADM6062I 表スペース tsname (ID tsid) のリバランスが完了しました。

ADM6063I 表スペース tsname (ID tsid) のリバランスが一時停止されました。

ADM6064I ロールフォワードは、表スペース tsname (ID tsid) のリバランスの完了を待機しています。

ADM6065I 表スペース tsname (ID tsid) から OFFLINE 状態を除去しようとしましたが、オフラインではありませんでした。 このコマンドは無視されます。 表スペース状態は、tsstate です。

ユーザー応答

ADM6066I 表スペース tsname (ID tsid) から OFFLINE 状態を除去しようとしましたが、アクションが成功しなかったため、表スペースはこの状態のままになります。 表スペース状態は、tsstate です。 資料を参照して、SQLCODE -293 を確認してください。

ユーザー応答

ADM6069W バッファー・プール bpname (ID bpid) の NUMBLOCKPAGES 値 oldNumBlockPages は、このサイズのバッファー・プールでサポートされる最大値を超えています。 このバッファー・プールの現在のアクティブ化について、 バッファー・プールの NUMBLOCKPAGES 値は、newNumBlockPages に引き下げられました。 NUMBLOCKPAGES の値を永久に変更するには、ALTER BUFFERPOOL SQL ステートメントを使用します。

ADM6070W バッファー・プール bpname (ID bpid) の NUMBLOCKPAGES 値は numBlockPagesです。 この値は、NUMBLOCKPAGES に対して許可されている最小値 (BLOCKSIZE blockSize) に達していません。 その結果、このバッファー・プールは現在のアクティブ化については、ブロック・ベースになりません。 NUMBLOCKPAGES の値を永久に変更するには、ALTER BUFFERPOOL SQL ステートメントを使用します。

ADM6071I バッファー・プール bpname (ID bpid) で、並行して許可される固定ページの最大数に達しました。 その結果、パフォーマンスが最適にならない可能性があります。 SORTHEAP データベース構成パラメーターを増やすことにより、 今後この状態が発生する可能性を減らすことができます。

ADM6072W バッファー・プール bpname (ID bpid) から一時ページを書き込んでいるときに、ディスク・フルが検出されました。 必要なページがすべてディスクに書き込まれるまで、バッファー・プールのサイズを小さくすることはできません。 管理通知ログのこの前のメッセージに、ディスクがフルの状態に関する 詳細情報がないか確認してください。 データベース・マネージャーは、ディスクがフルの状態が解決されるまで、引き続きディスクにこのページの書き込みを再試行します。

ADM6073W 表スペース tsname (ID tsid) は、バッファー・プール ID ondiskBPを使用するように構成されていますが、この時点ではこのバッファー・プールはアクティブではありません。 一時的に、表スペースはバッファー・プール ID RTBP を使用します。 非アクティブのバッファー・プールは、必要なメモリーが使用できるなら、次回データベースを始動したときに使用できるようになるはずです。

ADM6074I 指定されたデータベースは既に WRITE SUSPENDED 状態であるため、SET WRITE SUSPEND コマンドは効果がありませんでした。 データベース名: database-name

説明

指定されたデータベースでの書き込み操作を中断しようとしましたが、このデータベースは既に WRITE SUSPENDED 状態になっています。

ユーザー応答

アクションは不要です。

ADM6075W データベースは WRITE SUSPENDED 状態に置かれています。 データベース名: database-name

説明

SET WRITE SUSPEND コマンドを呼び出すか、db2SetWriteForDB API を使用することによって、データベースの I/O 書き込み操作を中断できます。 このメッセージは、データベースが WRITE SUSPENDED 状態になったときに返されます。

ユーザー応答

アクションは不要です。

オプション: データベースの WRITE SUSPENDED 状態を終了するには、SET WRITE RESUME コマンドを発行するか、WRITE RESUME パラメーターを指定した RESTART DATABASE コマンドを発行してください。

ADM6076W データベースはもはや WRITE SUSPEND 状態ではありません。 データベース名: database-name

説明

データベースは以前に WRITE SUSPEND 状態でしたが、現在はその状態ではありません。 データベースへの書き込み操作は再開されました。

ユーザー応答

アクションは不要です。

ADM6077I データベースは WRITE SUSPEND 状態ではありません。 データベース名: database-name

説明

データベースの WRITE SUSPEND 状態を解除しようとしましたが、このデータベースは WRITE SUSPEND 状態ではありません。 WRITE RESUME を指定しても何の効果もありません。

ユーザー応答

失敗したコマンドが SET WRITE RESUME コマンドの場合、アクションは不要です。

失敗したコマンドが WRITE RESUME パラメーターを指定した RESTART DATABASE コマンドである場合、WRITE RESUME パラメーターを指定せずに RESTART DATABASE コマンドを発行してください。 これも失敗し、データベースが WRITE SUSPEND 状態ではない場合、次のようにします。

  1. すべての SET WRITE SUSPEND 操作が完了するまで待ってください。
  2. WRITE RESUME パラメーターを指定して RESTART DATABASE コマンドを再発行してください。

ADM6078W 次の表スペースが、DROP_PENDING 状態になるように RESTART DATABASE コマンドで指定されました: tsnames

ADM6079E 表スペース tsname (ID tsid) は、ROLLFORWARD_IN_PROGRESS 状態でしたが、アクセスできなくなりました。 この表スペースは オフラインにされて、RESTORE_PENDING 状態に置かれました。

ADM6080E 表スペース tsname (ID tsid) は OFFLINE になり、ROLLFORWARD_PENDING になりました。 表スペース状態は、tsstate です。

ユーザー応答

ADM6081W 表スペース tsname (ID tsid) は OFFLINE 状態であり、アクセス可能ではありません。 表スペース状態は、tsstate です。 資料を参照して、SQLCODE -293 を確認してください。

ユーザー応答

ADM6082W 現在のトランザクションは、失敗を許可されていない作業を行おうとしています。 ただし、この作業は、バッファー・プールに使用できるフリー・ページがないために完了することができません。 さらにフリー・ページを検出しようとしますが、将来、この状態はバッファー・プール bpname (ID bpid) のサイズを増やすことで回避できるようになります。

ADM6083E 表スペース tsname (ID tsid) に対して表スペースの変更操作を再実行中にエラーが発生しました。このエラーは、トランザクションの残りの部分が再生される間、一時的に無視されます。 変更操作が最終的にロールバックすると、エラーは 廃棄されます。 ただし、操作がコミットされると、このエラーは 戻され、表スペースに対するリカバリーを停止します。

ADM6084E 表スペース tsname (ID tsid) に対して変更操作をコミットしようとしましたが、前のエラーのために実行できません。 リカバリーを再試行する前に、オリジナルのエラーを解決してください。

ADM6085I バッファー・プール・ハッシュ・バケットのサイズ変更中に、メモリー不足状態が発生しました。 この状態の結果、パフォーマンスが最適にならない可能性があります。 データベースをシャットダウンして 再始動してください。バッファー・プールを、最適のサイズのハッシュ表によって開始することができます。

ADM6086W 表スペース tsname (ID tsid) のファントム静止状態を獲得およびリセットしようとしましたが、コマンドが正常に戻されましたが、状態が変更されませんでした。 現行ユーザーの許可 ID が、静止プログラムの許可 ID に一致しません。 これらは、ファントム静止プログラムを正常に取得し、リセットするためには 同一でなければなりません。 表スペースのスナップショットを取って正しい静止プログラムの許可 ID を決定し、 その ID を使用して quiesce reset コマンドをやり直してください。

ADM6087I 表スペース tsname (ID tsid) の静止状態をリセットしようとしましたが、表スペースは現在静止状態ではありません。

ADM6088W メモリー不足状態のため、現行エージェントは表スペース tsname (ID tsid) をモニターできません。 その結果、モニター出力を信頼できない可能性があります。 DBHEAP 構成パラメーターを増やして、この問題が将来発生しないようにしてください。

ADM6089I 表スペース tsname (ID tsid) のリバランサー・ユーティリティーは正常に開始しましたが、メモリー不足状態のため、進捗モニター・サービスは使用不可になっています。 インスタンスを再始動すると、このメモリー問題が解決される可能性があり、進捗モニター・サービスが有効になることがあります。

ADM6090W ページ・クリーナーによって、システム全体またはプロセス/スレッド固有のファイル・ハンドル制限に達しました。 ページ・クリーナーは、エラー条件を受け取ったクリーナーによって開かれたファイル・ハンドルをすべて閉じることによって応答します。 このエラーは、それを受け取るページ・クリーナーにつき 1 度だけログに記録されます。 推奨アクション: オペレーティング・システムのファイル・ハンドル限界を確認し、次いで maxfilop 構成パラメーターの値を減らします。 それらのパラメーターの変更を有効にするには、データベースを再始動する必要があります (データベースの非アクティブ化または最終接続の終了)。

ユーザー応答

ADM6091W 自動サイズ変更表スペース tsname (ID tsid) のサイズを自動的に増やそうとしましたが、表スペースの最大サイズ (maxsize バイト) に達しました。 この値は、コミットされていない ALTER TABLESPACE ステートメントが原因で、予想より低い可能性があります。 またデータベース・マネージャーは同じ比率でコンテナーを拡張し、拡張は複数のエクステントで行う必要があるので、最大サイズに正確に達するのは実際には不可能です。 この場合、現行サイズ (currentsize バイト) の値は最大サイズよりも小さくなります。 この表スペースの最大サイズを増やすために、ALTER TABLESPACE ステートメントの MAXSIZE 節を使用できます。

ADM6092W 自動ストレージ表スペース tsname (ID tsid) のサイズを自動的に増やそうとしました。 この操作は、ストレージ・グループに関連したストレージ・パスはすべてフルか、または新規コンテナーを作成するのに十分なスペースがないために失敗しました。 新規ストレージ・パスは ALTER STOGROUP ステートメントを使用してストレージ・グループに追加できます。

ユーザー応答

ADM6093W 自動サイズ変更表スペース tsname (ID tsid) のコンテナー container を自動的に拡張しようとしましたが、ファイル・システム上にスペースがありません。 そのため、表スペースのサイズをこれ以上増やせません。 これを解決するための 1 つの方法は、ファイル・システム上に使用できるスペースを増やすことです。 あるいは、ALTER TABLESPACE ステートメントの BEGIN NEW STRIPE SET 節を使用して表スペースに新規ストライプ・セットを追加することもできます。 この後で表スペースのサイズを自動変更しようとすると、新しく追加されたコンテナーのみが拡張され、既存のコンテナーは現状のままとなります。

ADM6094W RESTORE DATABASE または ROLLFORWARD DATABASE コマンドの結果、表スペース tsname (ID tsid) のストレージが変更されました。 そのため、表スペースの最大サイズをこのパーティション上で oldmaxsize バイトから newmaxsize バイトに増やす必要がありました。 データベース・パーティションが複数ある場合、表スペースの最大サイズはデータベース・パーティション間で整合しなくなります。 これによって問題が生じることはありませんが、望ましくありません。 これを解決するには、それぞれのデータベース・パーティションで ALTER TABLESPACE ステートメントを使用して、MAXSIZE 値を新たに現行サイズ以上に設定します。 あるいは、MAXSIZE NONE オプションを使用して、最大サイズがないことを指定することもできます。

ADM6095W ロールフォワード操作で、ALTER DATABASE ステートメントの ADD STORAGE 節または ALTER STOGROUP ステートメントの ADD 節に関連付けられたログ・レコードが検出されました。 しかしながら、データベースと関連したストレージ・パスは以前のデータベースのリストア中に再定義されており、ストレージ・パスの完全セットがその時点で定義されたと推測されるため、このログ・レコードは再生されませんでした。 そのため、ストレージ・パス storagepath はデータベースに追加されませんでした。

ユーザー応答

ADM6096W ロールフォワード操作で、自動サイズ変更表スペース tsname (ID tsid) の最大サイズを変更しようとしているログ・レコードが検出されました。 実行時にはこれは成功しましたが、データベースまたは表スペースのリストアおよびロールフォワードのプロセス中に新規コンテナー構成が確立されました。この最大サイズは、表スペースの現行サイズ未満です。 その結果、表スペースの最大サイズは maxsize バイトではなく currentsize バイトに設定されます。 データベース・パーティションが複数ある場合、表スペースの最大サイズはそれらの間で整合しなくなります。 これによって問題が生じることはありませんが、望ましくありません。 これはロールフォワードが完了した後、それぞれのデータベース・パーティションで ALTER TABLESPACE ステートメントを使用して、MAXSIZE 値を新たに現行サイズ以上に設定することによって解決できます。 あるいは、MAXSIZE NONE オプションを使用して、表スペースに最大サイズがないことを指定することもできます。

ADM6097I 表スペース tsname (ID tsid) は、新規ストライプ・セットの 拡張 バイトによって正常に拡張されました。

ADM6098W コンテナー・マップが複雑すぎるため、表スペース TS 名 (ID TSID) を拡張できませんでした。

ADM6099W 表スペース tsname (ID tsid) が、このタイプおよびページ・サイズの表スペースの最大サイズ (maxsize バイト) に達しました。 データベースにさらにストレージを追加するには、新規表スペースを追加してください。

ADM6100W 表スペース tsname (ID tsid) を自動化しようとしているときに、コンテナー cname を拡張できませんでした。

ADM6101W 表スペース tsname (ID tsid) を拡張しようとしましたが、 pathの空きバイト数が freebytes バイト未満でした。 このスペースはデータベース・マネージャーやオペレーティング・システムによる使用のために予約されています。

ADM6102I 表スペース tsname (ID tsid) は、 extend バイト分正常に拡張されました。

ADM6103W table-name は、ID index-id の索引がまだラージ RID をサポートしていないため、新規ページを割り振ることができません。 この表がある表スペースは、ALTER TABLESPACE ステートメントの CONVERT TO LARGE 節によって LARGE 表スペースに変換されました。 表上に以前から存在しているすべての索引を再編成するか再ビルドしてラージ RID をサポートするまでは、表自体がラージ RID をサポートできません。 この表の将来の拡大をサポートできるように、索引を再編成または再ビルドする必要があります。

説明

再ビルド・モードの REORG INDEXES ALL FOR TABLE table-name コマンドを使用して索引を再編成できます。 パーティション化された表の場合は、ALLOW NO ACCESS を指定する必要があります。 別の方法としては、すべての索引を再ビルドするだけでなく、ページあたり 255 行より多い行数を表がサポートできるようにするかたちで、表を再編成できます (INPLACE ではなく、従来の REORG)。

ユーザー応答

ADM6104W 表スペース tbspace-name を REGULAR から LARGE に変換中です。 この表スペース内の表の索引を再編成または再ビルドして、ラージ RID をサポートする必要があります。 変換中の表スペースは (COMMIT の後)、REGULAR 表スペースの記憶容量より大きい容量をサポートすることができます。 REGULAR 表スペースでのデータ・ページの最大ページ番号は 0x00FFFFFF です。 0x00FFFFFF を超えるページ番号を割り振られている表には、そのようなページ番号をサポートするために、表の索引によるサポートが必要です。 表の索引が再編成または再ビルドされて上記のページ番号がサポートされるようになるまでは、表にそれらのページ番号を割り当てるとエラーになります。

説明

「DB2 SQL リファレンス」の ALTER TABLESPACE ステートメントに関する説明に、CONVERT TO LARGE オプションを使用する場合のベスト・プラクティスが示されています。 将来表が大きくなったときに障害が起きないようにするために、事前の対策として推奨事例にしたがい、この表スペース内にあるすべての表のすべての索引を再編成または再ビルドしておくことをお勧めします。

ADM6105E このストレージ・グループに関連付けられたストレージ・パスは、データベース・パーティション X とデータベース・パーティション Yの間で不整合です。 データベース・マネージャーは、すべてのデータベース・パーティションの間でストレージ・パスの整合性を維持しようとしますが、現在は矛盾があります。 データベースは引き続き機能しますが、データベース内のすべてのパーティションの間でストレージ・パスを整合させることをお勧めします。 その作業は、各パーティション上のデータベースをバックアップし (バックアップ・イメージがまだない場合)、バックアップ・イメージを復元することによって行うことができます。 まず、各パーティションによって使用されるパスのリストを指定して、カタログ・パーティションをリストアします (RESTORE REDIRECT コマンドおよび SET STOGROUP PATHS コマンドを使用する)。 データベースがリカバリー可能な場合、すべてのパーティション上でデータベースがリストアされた後に、ロールフォワードを実行する必要があります。

ユーザー応答

ADM6106E 表スペース name (ID = id) は、ロールフォワード操作中に作成できませんでした。 おそらく、表スペースに関連付けられているコンテナーを作成するだけの十分なスペースがないことが原因です。 ロールフォワード操作後にデータベースへの接続が完了したなら、SET TABLESPACE CONTAINERS コマンドを使用して、表スペースにコンテナーを割り当てます。 次に、もう一度 ROLLFORWARD DATABASE コマンドを発行して、この表スペースのリカバリーを完了します。

ADM6107E ロールフォワード操作中に、自動ストレージ表スペース name (ID = id) を作成できませんでした。 おそらく、size バイトの表スペースを作成するだけの十分なスペースがストレージ・グループのストレージ・パスにないことが原因です。 このことが原因である場合は、既存のストレージ・パスで使用できるスペースを増やすか、または ALTER STOGROUP SQL ステートメントを使用して新規のストレージ・パスを追加してから、もう一度 ROLLFORWARD DATABASE コマンドを発行してこの表スペースをリカバリーします。

ユーザー応答

ADM6108I ストレージ・グループからストレージ・パス storage-path をドロップする要求が行われました。 このデータベース・パーティションにはこのパスのインスタンスが複数存在しますが、それらのインスタンスすべてがドロップされます。

説明

データベース・パーティション上の 1 つのストレージ・グループに、指定されたストレージ・パスのインスタンスが複数含まれる場合は、ALTER STOGROUP ステートメントを使用してこのストレージ・パスのドロップを要求すると、当該ストレージ・グループにあるこのストレージ・パスのインスタンスすべてがドロップされます。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM6109I ストレージ・グループからストレージ・パス storage-path をドロップする要求が行われました。 このストレージ・パスは、即座にドロップされます。

説明

当該データベース・パーティション上のこのストレージ・パスを使用する表スペースはありません。 このストレージ・パスは、即座にドロップされます。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM6110I ストレージ・グループからストレージ・パス storage-path をドロップする要求が行われました。 このストレージ・パスは、そこにあるコンテナーのすべてがドロップされるまで、このデータベース・パーティションから削除されることはありません。

説明

1 つ以上の自動ストレージ表スペースが、当該データベース・パーティション上にあるこのストレージ・パスにコンテナーを備えています。 したがって、このストレージ・パスは「ドロップ・ペンディング」状態になります。

ユーザー応答

以下のいずれかのアクションを行います。

  • TEMPORARY 自動ストレージ表スペースをドロップし、再作成します。
  • ALTER TABLESPACE ステートメントの REBALANCE 節を使用して、「ドロップ・ペンディング」状態のストレージ・パスからデータを移動します。
  • 不要な表スペースをドロップします。

ADM6111I このデータベース・パーティションのストレージ・パス storage-path には、表スペース・コンテナーは存在しません。 このストレージ・パスは「ドロップ・ペンディング」状態であり、このデータベース・パーティションから削除されます。

説明

このストレージ・パスにはデータが含まれないため、即座にドロップされます。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM6112I ストレージ・パス storage-path がストレージ・グループに追加されました。 新規ストレージ・パスは、自動的に使用されません。

説明

TEMPORARY、REGULAR、または LARGE 自動ストレージ表スペースでは、自動的に新規ストレージ・パスを使用することができません。

ユーザー応答

TEMPORARY 表スペースで新規ストレージ・パスを使用するには、データベースを停止し、再始動する必要があります。

  • データベースが明示的にアクティブ化された場合は、まず DEACTIVATE DATABASE コマンドを使用してデータベースを非アクティブ化し、次いで ACTIVATE DATABASE コマンドを使用して再びアクティブ化します。
  • データベースが明示的にアクティブ化されなかった場合は、すべてのユーザーをデータベースから切断または強制終了してから、データベースに再接続します。

データベースの開始時に、TEMPORARY 表スペースによって新規ストレージ・パスが使用されます。

あるいは、DROP TABLESPACE ステートメントを使用して TEMPORARY 表スペースをドロップし、CREATE TABLESPACE ステートメントを使用して再作成することができます。 再作成時に、TEMPORARY 表スペースによって新規ストレージ・パスが使用されます。

REGULAR および LARGE 表スペースでは、既存のコンテナーで「ディスクがフル」状態になるまで新規ストレージ・パスは使用されません。 表スペースをすべてのストレージ・パス (新規パスを含む) にストライピングする場合、ALTER TABLESPACE ステートメントを REBALANCE 節と共に使用します。 このステートメントにより、表スペースのストライプ・セットの各々についてコンテナーが作成されます。まだコンテナーが含まれていない各パスごとに 1 つずつです。

以下の SQL ステートメントを発行することにより、データベース内の自動ストレージ表スペースのリストを確認することができます。

SELECT TBSP_NAME, TBSP_CONTENT_TYPE
FROM SYSIBMADM.SNAPTBSP
WHERE TBSP_USING_AUTO_STORAGE = 1
ORDER BY TBSP_ID

ADM6113I 表スペース tablespace が最大サイズを超えました。

説明

リバランス操作により、ドロップされた 1 つ以上のストレージ・パスからのデータが、この表スペースに追加されました。 リバランス操作は正常に行われましたが、表スペースが最大サイズを超えました。

ユーザー応答

ユーザー応答は不要です。

ADM6500W DATALINK ファイル・サーバー fileServer の接続が失敗しました。 サーバーは、ブロックされています。

ADM6501W DATALINK ファイル・サーバー fileServer の接続の再始動に失敗しました。

ADM6502W DATALINK ファイル・サーバー fileServer の接続が失敗しました。

ADM6510W DATALINK ファイル・サーバー fileServer は登録されていません。

ADM6511W DATALINK ファイル・サーバー fileServer はアクティブではありません。

ADM6512W データベース・マネージャーは、DATALINK 構成ファイルから読み取ることができません。

ADM6513W データベース・マネージャーは、DATALINK 構成ファイル fileNameを作成できません。

ADM6514W データベース・マネージャーが DATALINK 構成ファイルに書き込み中にエラーが発生しました。

ADM6515W データベース・マネージャーが DATALINK 構成ファイルをクローズしているときにエラーが発生しました。

ADM6516W データベース・マネージャーは、DATALINK 構成ファイル fileNameをオープンできません。

ADM7000W 無効な SEARCH ディスカバリー・プロトコル fileNameが DISCOVER_COMM レジストリー変数に指定されました。

ADM7001E DB2 関数 sqloinstancepath が失敗しました。 インスタンス・パスは設定されませんでした。 UNIX をご使用の場合は、DB2INSTANCE レジストリー変数をチェックしてください。 Windows をご使用の場合は、DB2INSTANCE、DB2PATH、および DB2INSTPROF レジストリー変数を チェックしてください。

ADM7004E DB2COMM レジストリー変数に無効な値 (value) が指定されました。

ADM7005W DISCOVER モードが SEARCH に設定されました。 ただし、DISCOVER_COMM レジストリー変数は、 どのプロトコルでも構成されていません。

ADM7006E SVCENAME DBM 構成パラメーターが構成されませんでした。 TCP/IP サービス・ファイルに 定義されているサービス名を使って、SVCENAME 構成パラメーターを更新してください。

ADM7007E SVCENAME DBM 構成パラメーター socketAddressは、ポート名またはサービス名で構成されています。 サービス名で構成されている場合は、 サービス名をポート番号にマップするために TCP/IP サービス・ファイルが使用されます。 このフィールドに指定されたポートは、別の処理で使用されています。 ポートを使用している処理を削除するか、または別のポートを使って、この問題を解決してください。

ADM7008W DB2TCPCONNMGRS レジストリー変数の値、 userValueは無効です。 有効な値は 1 から 8 までです。 デフォルト DB2TCPCONNMGRS 値の defaultValue が使用されます。

ADM7009E protocolTCPIP プロトコル・サポートでエラーが発生しました。 原因として、エージェントの最大数を超えたことが考えられます。

ADM7011E 同期点マネージャーは、このマシンにインストールされている Microsoft SNA Server のバージョンをサポートしません。 最小要件は、Microsoft SNA サーバー V4 Service Pack 3 です。

ADM7012E SSL_SVR_KEYDB DBM 構成パラメーターが構成されていません。 SSL_SVR_KEYDB 構成パラメーターを更新してください。

ADM7013E SSL_SVR_STASH DBM 構成パラメーターが構成されていません。 SSL_SVR_STASH 構成パラメーターを更新してください。

ADM7014E SSL_SVCENAME DBM 構成パラメーターが構成されませんでした。 TCP/IP サービス・ファイルに定義されているサービス名を使って、SSL_SVCENAME 構成パラメーターを更新してください。

ADM7015I 接続 is using SSL version version and cipher spec cipherspec.

ADM7016I 許可される SSLv3 暗号仕様は、 cipherspecsです。 許可された TLSv1 暗号仕様は cipherspecs です。

ADM7017E TCP/IP と SSL を同じポート番号で構成することはできません。

ADM7500W 次の静止モードでインスタンスを静止する要求が出されました: quiesce-mode

説明

QUIESCE INSTANCE コマンドまたは START DATABASE MANAGER コマンド (あるいは db2InstanceQuiesce API または db2InstanceStart API) を使用すると、データベース・マネージャー・インスタンス内のすべてのユーザーを強制的にオフにし、そのインスタンスとその中のすべてのデータベースを静止モードにすることができます。 このメッセージが戻される目的は、インスタンスを静止するための要求の静止モードについて通知し、ログに記録するためです。

ユーザー応答

ユーザー応答は不要です。

ADM7501W インスタンスの静止要求が正常に完了しました。

ADM7502E インスタンスの静止要求が失敗しました。 SQLCODE は SQLCODEです。

ADM7503W インスタンスの静止解除要求が正常に完了しました。

ADM7504W インスタンスの静止解除が要求されました。

ADM7505E インスタンスの静止解除要求が失敗しました。 SQLCODE は SQLCODEです。

ADM7506W 次の静止モードでデータベースを静止する要求が行われました: quiesce-mode

説明

QUIESCE DATABASE コマンドまたは db2DatabaseQuiesce API を使用して、データベースを静止モードにする要求が出されました。 このメッセージが戻される目的は、データベースを静止するための要求の静止モードについて通知し、ログに記録するためです。

ユーザー応答

ユーザー応答は不要です。

ADM7507W データベース静止要求が正常に完了しました。

ADM7508E データベース静止要求が失敗しました。 SQLCODE は SQLCODEです。

ADM7509W データベースの静止解除要求が正常に完了しました。

ADM7510W データベースの静止解除が要求されました。

ADM7511E データベースの静止解除要求が失敗しました。 SQLCODE は SQLCODEです。

ADM7512E トランザクション再同期エラーが発生しました。 IBM サポートにお問い合わせください。

ADM7513W データベース・マネージャーが開始されました。

ADM7514W データベース・マネージャーが停止しました。

ADM7515W ディレクトリー・キャッシング・サポートなしでコンセントレーターが使用可能になっているため、パフォーマンスが低下する可能性があります。 この問題を訂正するには、データベース・マネージャー構成でディレクトリー・キャッシングを有効にしてください。

説明

ディレクトリー・キャッシングは比較的オーバーヘッドの低い機能であり、エンジンにおいてデフォルトで有効になります。 ユーザーがこの機能を無効にする理由はほとんどありません。 特にコンセントレーター構成でディレクトリー・キャッシングをオフにすることには特に注意が必要です。 これは、コンセントレーターのボトルネックであるディスパッチャー処理が、新しい接続が行われる度にディスクに行くことを要求される可能性があるためです。

ユーザー応答

ディレクトリー・キャッシングを有効にするか、または非コンセントレーター構成で実行してください。

ADM7516N 自動再始動中に、 DB2 クラスター・サービスが、次の DB2 メンバー上の database-name という名前のデータベースのリカバリーに失敗しました: member-ID

説明

DB2 pureScale 環境では、データベース・メンバーで障害が起こった場合、そのメンバーに対するメンバー・クラッシュ・リカバリーが自動的に開始されます。 さらに、両方のクラスター・キャッシング・ファシリティーに同時に障害が発生した場合は、グループ・クラッシュ・リカバリーが自動的に開始されます。

メンバー・クラッシュ・リカバリー中は、そのメンバー経由のそのデータベースへの接続は許可されません。 その名前の DB2 メンバー経由でその名前のデータベースに接続しようとしても、データベースが正常にリカバリーされるまで、その試行は失敗します。

このメッセージは、自動再始動中に、DB2 クラスター・サービスが障害が起こったメンバーのデータベースのリカバリーに失敗した場合に返されます。 リカバリーが失敗したホスト上のメンバーに対してアラートが設定されます。

ユーザー応答

  1. 追加の関連したトラブルシューティングおよび診断情報を収集するため、db2diag ログ・ファイルからこのメッセージ ID を検索します。
  2. データベースがバックアップ・ペンディング状態、ロールフォワード・ペンディング状態、あるいはリストア・ペンディング状態にあるかどうかを判別するため、GET DB CONFIG コマンドを実行します。
  3. データベースがペンディング状態にある場合は、必要なアクションを取り、データベースのペンディング状態を解除します。
  4. 障害が起こったデータベースを手動でリカバリーするため、RESTART DATABASE コマンドを実行します。 データベースが正常にリカバリーされると、アラートは自動的にクリアされます。

ADM7517W コンセントレーターが使用可能な場合、データベース databaseName 内のアプリケーション・グループごとのアプリケーションの最大数は、 maxAppに制限されます。 この問題を訂正するには、APPGROUP_MEM_SZ 構成パラメーターの値を減らしてください。

ADM7518C 重大エラーが発生したため、データベース・マネージャーは次のデータベースをシャットダウンしました: database-name

説明

このエラーは、データベース・アクセス中にデータの整合性を損なうおそれのある重大な問題が突然発生した場合に返されます。 このエラーが返される可能性があるシナリオの一例を以下に示します。

  • トランザクション中にデータベース・オブジェクトが予期せずにアクセス不能になると、データベース・ログへの書き込み操作はすべて停止し、このデータベースでのすべての操作がシャットダウンされます。 データベースは、再度アクティブになるときにクラッシュ・リカバリーを必要とします。

ユーザー応答

db2support ツールなどのツールを使用して、以下の診断情報を収集し、IBM ソフトウェア・サポートに連絡してください。

  • diagpath データベース・マネージャー構成パラメーターで指定されるディレクトリーの内容 (FODC_ForceDBShutdown ディレクトリーの内容を含む)。

ADM7519W データベース・マネージャーがエージェントを割り振ることができませんでした。 SQLCODE は SQLCODEです。

ADM7520E ノード db-partition-numberで、アンマウントされたファイル・システムのマウントが失敗しました。 マイグレーションの前に、手動で再マウントする必要があります。 errorFile をチェックして、マイグレーションを再試行する前にファイル・システムを再マウントしてください。

ADM7521E マウントされたファイル・システムのアンマウントが、ノード db-partition-numberで失敗しました。 アンマウントされているファイル・システムを再マウントして、 データベースのマイグレーションを再試行してください。

ADM7522E ノード db-partition-numberで、アンマウントされたファイル・システムを新しいマウント・ポイントに再マウントできませんでした。 データベースのマイグレーションを再始動する必要があります。

ADM7523E データベース・マネージャーは、アプリケーション・グループ・メモリー・セットを割り振ることができませんでした。 これにより、データベースのアクティブ化が失敗します。 APPGROUP_MEM_SZ DB 構成パラメーターを減らして再試行してください。

ADM7524W データベース・マネージャーは、restart light リカバリーのために割り振られるメモリー量を、 DB2 アイドル・プロセスの開始に必要な最小限のサイズに増やしました。

説明

現在の restart light の計算されたメモリー・サイズは小さすぎるため、DB2 アイドル・プロセスの始動のための十分なメモリーを割り振ることができません。 restart light のメモリー・サイズは instance_memory 構成パラメーターおよび rstrt_light_mem 構成パラメーター (これによって instance_memory のパーセンテージが指定されます) を使用して計算されます。 restart light のメモリー・サイズは、restart light に最低限必要なメモリー・サイズ以上である必要があります。

DB2START 処理が正常に行われるためには DB2 アイドル・プロセスを開始する必要があるので、restart light のメモリー・サイズを最低限必要なサイズまで増加させました。

ユーザー応答

  1. db2diag.log から次の値を検索して確認してください。
    • restart light の計算されたメモリー・サイズ
    • restart light の必要最小限のメモリー・サイズ
  2. instance_memory および rstrt_light_mem 構成パラメーターの現行値を確認し、restart light の計算されたメモリー・サイズが restart light に最低限必要なメモリー・サイズ以上になるように、どちらかまたは両方の値を増加させます。

ADM7525E 次のメンバーは、キャッチアップを開始するために 2 次 CF にアクセスできませんでした: member-id。 メンバー・ホスト名: host-name。 2 次 CF ホスト名: CF-host-name

説明

2 次クラスター・キャッシング・ファシリティー (CF とも呼ばれる) を追加し、2 次 CF のホスト・コンピューターを再始動した後、 2 次 CF はクラスターを結合するプロセスを経る必要があります。 特に、2 次 CF がクラスターを結合した後、最初にデータベース接続が確立されたときに、2 次 CF は情報を 1 次 CF からコピーします。 この情報のコピーを「キャッチアップ」といいます。2 次 CF が 1 次 CF からデータをコピーしている間、2 次 CF は CATCHUP 状態になります。

このメッセージは、2 次 CF がクラスターを結合した後、最初のデータベース接続を処理しているメンバーが、2 次 CF にアクセスしてキャッチアップ・プロセスを開始することができない場合に返されます。

メンバーが 2 次 CF でキャッチアップ・プロセスを開始できない理由には、以下のようなものがあります。

  • ネットワーク・エラー (uDAPL の問題など) により、メンバーが 2 次 CF にアクセスできない
  • 2 次 CF があるホストが使用不可になっている
  • 2 次 CF サーバー・プロセスが稼働していない

ユーザー応答

以下のトラブルシューティングのステップを実行します。

  • メンバー member-id が、ping ユーティリティーなどを使って、2 次 CF があるホスト CF-host-name にアクセスできることを確認します。
  • 以下の診断ファイルで、2 次 CF サーバー・プロセスに関係するメッセージを探します。
    • cfdump.out* ファイル
    • cfdiag.log ファイル
    • コア・ファイル
  • uDAPL 通信の問題がないかどうかを調査します。

ADM7526E 2 次 CF が必要な構造の割り振りに失敗したため、データベースのアクティブ化に失敗しました。

説明

クラスター・キャッシング・ファシリティー (CF とも呼ばれる) には、以下の構造が含まれます。

  • グループ・バッファー・プール (GBP)
  • CF ロック・マネージャー (LOCK)
  • 共用通信域 (SCA)

これらの構造 GBP、SCA、および LOCK のサイズはそれぞれ、オンラインで構成できます。

この失敗が発生する理由の 1 つとして、データベースのアクティブ化の際に 2 次 CF の 1 つ以上の構造で無効なサイズが計算されたことが考えられます。 このエラーが発生すると、このエラーに関する詳細な診断情報が診断 (db2diag) ログ・ファイルに出力されます。

ユーザー応答

  1. db2diag ログ・ファイルからこのエラーに関する詳細な診断情報を収集してください。
  2. 問題の原因を訂正してください。
  3. データベースのアクティブ化を再試行してください。

ADM7527E 1 つ以上の必要な構造を割り振るためのメモリーが 2 次 CF サーバーに不足していたため、データベースのアクティブ化に失敗しました。

説明

クラスター・キャッシング・ファシリティー (CF とも呼ばれる) には、以下の構造が含まれます。

  • グループ・バッファー・プール (GBP)
  • CF ロック・マネージャー (LOCK)
  • 共用通信域 (SCA)

これらの構造 GBP、SCA、および LOCK のサイズはそれぞれ、オンラインで構成できます。

この失敗が発生する理由の 1 つとして、2 次 CF が構造のメモリーを割り振っていたときに、2 次 CF ホスト上の非 DB2 アプリケーションで大量のメモリーが使用されたことが考えられます。

ユーザー応答

以下に示す 1 つ以上のステップを実行してこのエラーに対応してください。

  • 2 次 CF 自体に加えて 2 次 CF サーバー・ホストで非 DB2 アプリケーションが実行されている場合、2 次 CF をアクティブ化する前に、2 次 CF ワークロードを処理するのに十分なメモリーを確保してください。

    例えば、1 次 CF の CF_MEM_SZ の値と同じかそれより大きくなるように、CF_MEM_SZ データベース・マネージャー・パラメーターによって指定される 2 次 CF のメモリーの量を構成してください。

  • 以下のデータベース構成パラメーターに対して、より小さいサイズを指定することにより、2 次 CF で使用される合計メモリーが少なくなるように構成してください。
    • CF_SCA_SZ
    • CF_GBP_SZ
    • CF_LOCK_SZ
    • CF_DB_MEM_SZ
    • CF_MEM_SZ

ADM7528N データベース・マネージャーは、クラスター・キャッシング・ファシリティー (CF) 用に構成されている数より少ないホスト・チャネル・アダプター (HCA) で開始しました。

説明

データベース・マネージャーの始動時に、重大ではないエラーが発生しました。 CF において 1 つ以上の HCA と通信を確立できませんでしたが、それぞれのクラスター・キャッシング・ファシリティー (CF) は、少なくとも 1 つの HCA によって接続されています。 HCA が少ないほど、CF のスループット能力は低下します。 また、冗長度の低下により、ダウン時間が発生するリスクが大きくなります。

ユーザー応答

'db2cluster -cm -list -alert' を実行してクラスター・アラートを調べ、応答していない HCA を識別します。 アラートに示された修正アクションにしたがって、報告された問題を解決します。

ADM7529I クラスター・キャッシング・ファシリティー (CF) が停止しました。

説明

CF が正常に停止しました。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM7530W 予期しないクラスター・キャッシング・ファシリティー (CF) エラーが発生しました。 CF のリカバリーが試行されます。

説明

予期しないエラーのために CF が停止しました。 データベース・マネージャーはクリーンアップを実行し、CF を再開します。

ユーザー応答

このメッセージを今後受け取らないようにするには、db2diag.log ファイルおよび cfdiag.cfid.log ファイルを確認し、リカバリー試行時刻の前後にメッセージがないかどうかを調べます。

ADM7531I CF の状態が変更されました。 CF: identifier。 新しい状態: state

説明

現在、示された CF は示された状態にあります。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM7532E ID identifier のクラスター・キャッシング・ファシリティー (CF) は現在 ERROR 状態です。

説明

示された CF は、再開できませんでした。

ユーザー応答

問題を解決し、アラートを手動でクリアしてください。 これを行う助けとなる、db2instance コマンドおよび db2cluster コマンドを使用できます。 問題を解決した後に、CF の開始を試みてください。

ADM7533I クラスター・キャッシング・ファシリティー (CF) が開始されました。

説明

CF が正常に開始されました。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM7534W データベースのアップグレード中に、1 つ以上のパッケージの再バインド操作が失敗しました。 ログ・ファイル: log-file

説明

データベースのアップグレード時にすべてのパッケージを再バインドするために、REBINDALL オプションが UPGRADE DATABASE コマンドで指定されました。 データベースは正常にアップグレードされましたが、1 つ以上のパッケージを再バインドできませんでした。 エラーおよびパッケージ名は、生成されたログ・ファイルに記録されています。

ユーザー応答

  1. 生成されたログ・ファイルに記録されているメッセージに示された処置にしたがって、問題の原因を解決します。
  2. db2rbind コマンドを使用してパッケージを再バインドします。

ADM7535W UPGRADE DATABASE コマンドは、カタログ表の表スペース属性のリフレッシュに失敗しました。 ただし、データベースは正常にアップグレードされました。

説明

DB2 V10 では、データベースにある各々の表スペースのカタログ表に、いくつかの新しい属性が追加されています。 データベースのアップグレード・プロセスにおいて、それらの新しい属性を適切な値で初期化できませんでした。 ファイル db2diag.log を参照し、失敗の原因を判別してください。 表スペース属性が適切に初期化されるまでは、データベースのパフォーマンスが最適にならない可能性があります。

ユーザー応答

データベースのアップグレード時に表スペース属性の初期化の失敗を引き起こしたエラーを解決します。 DATABASE UPGRADE コマンドを再実行して、表スペース属性を初期化します。

ADM7536I アダプター adapter-name の状況は、 ONLINE-or-OFFLINE-statusであることが検出されました。

説明

このメッセージは、アダプターがオンラインかオフラインかを示すために返されます。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM7537I 以下のアダプターの状況が変更されました。 アダプター名: adapter-name。 新しい状況: ONLINE-or-OFFLINE。 現在オンラインになっているアダプターの数: number。 ホスト名: host-name

説明

クラスター・キャッシング・ファシリティー (CF) は、アダプターをモニターして、それらのアダプターがオンラインかオフラインかを判別します。

このメッセージは、アダプターがオンラインからオフラインまたはオフラインからオンラインに変更されたことを CF が検出すると返されます。

ユーザー応答

応答は不要です。

ADM7538E データベースのアップグレード操作が正常に完了しました。 しかし、アップグレードされたデータベースの中に、ロード・ペンディング状態の表があります。 アップグレードされたデータベースはこれらの表を使用できません。

説明

このメッセージは、データベースのアップグレード操作時に、データベース内の 1 つ以上の表に対する以前の LOAD 試行が正常に完了していなかったことが分かった場合に返されます。 アップグレードされたデータベースはこれらの表にアクセスできません。

ユーザー応答

  1. どの表がロード・ペンディング状態になっているかを調べるには、以下のコマンドを実行します。
    select <tabname> from SYSIBMADM.ADMINTABINFO
        where load_status is not NULL
  2. 以前のリリースの環境で、失敗した LOAD 操作を再開または終了します。これは、RESTART オプションまたは TERMINATE オプションを指定して LOAD コマンドを発行することによって行います。
  3. 以下のステップを実行して、表を再ロードします。
    1. 以前のリリースのデータベースから表をアンロードします。
    2. アップグレードされたデータベースで表をドロップして再作成します。
    3. 以前のリリースのデータベースからアンロードされたデータを使用して、アップグレードされたデータベース内の表を再ロードします。

ADM7539I データベース・マネージャーがトポロジー変更の処理を完了し、結果としてバックアップ・ペンディング状態になりました。

説明

データベース・マネージャーによるトポロジー変更処理が完了し、その結果、いくつかのメンバーがドロップされたか、または ESE および DB2 pureScale のインスタンス間での構成変更が発生しました。 いずれの場合も、そのデータベースの以前のメンバー・トポロジーには含まれていたが現在のメンバー・トポロジーには含まれていないメンバーに関しては、それらメンバー・データベース・ディレクトリーからファイルが削除される結果になっている可能性があります。

ユーザー応答

アクションは不要です。