テキスト索引の変更

更新頻度、または索引ディレクトリーと作業ディレクトリーを変更する必要がある時は、ALTER INDEX コマンドを発行します。

始める前に

ステートメントの許可 ID によって保持されている特権には、少なくとも以下のいずれかが含まれていなければなりません。
  • その索引の定義されている表に対する CONTROL 特権。
  • DBADM 権限

このタスクについて

ALTER INDEX コマンドを使用して、索引の作業ディレクトリー、索引の更新頻度、 またはキャッシュ特性、特に MAXIMUM CACHE SIZE または PCTFREE を変更します。 更新頻度を指定しない場合、現行設定値が未変更のまま残ります。 索引の更新中、または検索が実行中の場合には、 エラー・メッセージが表示されます。 このエラー・メッセージは、 索引が現在ロックされていて、変更できないことを示します。

以下の例は、索引の更新頻度を変更します。
db2text ALTER INDEX comment FOR TEXT
          UPDATE FREQUENCY d(1,2,3,4,5) h(12,15) m(00) UPDATE MINIMUM 100
この例では、月曜日から金曜日の 12:00 または 15:00 に、 100 個以上のテキスト文書がキューに入れられている場合に、索引が更新されます。
索引の定期的な更新を停止するには、次のコマンドを入力します。
db2text ALTER INDEX comment FOR TEXT
                       UPDATE FREQUENCY NONE

ALTER INDEX コマンドを使用して索引ディレクトリーを変更すると、索引ファイルは元の索引ディレクトリーから新しいロケーションに移動されます。この処理の間、索引はロックされます。 大規模な索引の場合、およびファイル・システムをまたぐ変更の場合は、かなりの時間がかかることがあります。 コピー処理が終了すると、索引がアンロックされて、 再び使用できるようになります。