DEACTIVATE DATABASE コマンド
DEACTIVATE DATABASE コマンドは、指定されたデータベースを非活動化し、必要なすべてのデータベース・サービスを停止します。
範囲
このコマンドは、インスタンス内のすべてのメンバー、または指定されたメンバーで、ターゲット・データベースを非アクティブ化します。 非アクティブ化中に 1 つ以上のメンバーがエラーを検出すると、警告が戻されます。 それらのメンバーでは、データベースはアクティブのままになります。
許可
以下の権限のいずれか。
- SYSADM
- SYSCTRL
- SYSMAINT
必要な接続
なし
コマンド構文
コマンド・パラメーター
- DATABASE | DB database-alias
- 停止するデータベースの別名を指定します。
- MEMBER
- データベースを非アクティブ化する対象となる 1 つ以上のメンバーを指定します。
- identifiers
- データベースを非アクティブ化する対象となる 1 つ以上のメンバーの数値 ID を指定します。 MEMBER パラメーター・キーワードを指定せずに数値IDを使用できます。
- FORCE
- 未確定トランザクションが存在しても、データベースを強制的に非アクティブ化します。注: 既存の未確定トランザクションで FORCE オプションを使用せずにデータベースを非アクティブ化しようとすると、エラーが返されます。
- USER username
- データベースを停止するユーザーを指定します。
- USING password
- ユーザー名のパスワードを指定します。
使用上の注意
- DEACTIVATE DATABASE コマンドを実行するアプリケーションは、 どのデータベースへもアクティブ・データベース接続を持つことができません。
- ACTIVATE DATABASE コマンドによって初期化されたデータベースは、DEACTIVATE DATABASE または db2stop コマンドを発行することによってシャットダウンできます。 データベースが ACTIVATE DATABASE コマンドによって初期化された場合、そのデータベースから最後のアプリケーションが切断されてもデータベースはシャットダウンされないため、DEACTIVATE DATABASE コマンドを使用する必要があります。
- Db2® pureScale® 環境では、メンバー上のアクティブ・データベースは、 DEACTIVATE DATABASE コマンドまたは db2stop コマンドを発行することによってのみ、そのメンバー上で非アクティブ化できます。
互換性
以前のバージョンとの互換性:
- DB2_ENFORCE_MEMBER_SYNTAX レジストリー変数がONに設定された場合を除き、 MEMBERの代わりにDBPARTITIONNUMを使用できます。