DB2 10.5 for Linux, UNIX, and Windows

データベース・パーティションのドロップ

どのデータベースにも使用されていないデータベース・パーティションをドロップして、 他の使用のためにコンピューターを解放することができます。

始める前に

DROP DBPARTITIONNUM VERIFY コマンドまたは sqledrpn API を使用して、そのデータベース・パーティションが使用中ではないことを確認します。
  • メッセージ SQL6034W (データベース・パーティションはほかのデータベースによって使用されていません - Database partition not used in any database) が出た場合は、データベース・パーティションをドロップできます。
  • メッセージ SQL6035W (データベース・パーティションはデータベースによって使用中です - Database partition in use by database) が出た場合は、 REDISTRIBUTE DATABASE PARTITION GROUP コマンドを使用して、ドロップするデータベース・パーティションのデータを、データベース別名から他のデータベース・パーティションへ再配分します。
また、 このデータベース・パーティションをコーディネーターとしていたすべてのトランザクションが すべて正常にコミットされている、またはロールバックされていることを確認してください。 このためには、他のサーバーでクラッシュ・リカバリーを行う必要があることがあります。 例えば、コーディネーター・パーティションをドロップすると、 そのコーディネーター・パーティションがドロップされる前にトランザクションに関連する他のデータベース・パーティションが破損した場合、 破損したデータベース・パーティションはどの未確定トランザクションの結果についてもコーディネーター・パーティションを照会することができなくなります。

手順

コマンド行を使用してデータベース・パーティションをドロップするには、以下のようにします。

DROP DBPARTITIONNUM パラメーターを指定した STOP DBM コマンドを出して、データベース・パーティションをドロップします。

このコマンドが正常に終了すると、システムは停止します。次に、START DBM コマンドを実行してデータベース・マネージャーを開始します。