DB2 Version 10.1 for Linux, UNIX, and Windows

コントロール・センター・ツールが廃止された

コントロール・センター・ツールとすべての関連コンポーネント (ウィザード、アドバイザーなど) が廃止されました。 代わりに、DB2® for Linux, UNIX, and Windows データと、データ中心のアプリケーションとを管理するための一連の新しい GUI ツールが使用できるようになりました。

詳細

以下のコントロール・センター・ツールと関連機能が廃止されました。
  • アクティビティー・モニター
  • コマンド・エディター
  • 構成アシスタント
  • コントロール・センター、および関連ウィザードとアドバイザー
    • 「パーティションの追加」ランチパッド
    • 「データベース・パーティション・グループの変更」ウィザード
    • 「バックアップ」ウィザード
    • 「構成アドバイザー」ウィザード
    • 「データベース・ロギングの構成」ウィザード
    • 「マルチサイト更新の構成」ウィザード
    • 「キャッシュ表の作成」ウィザード
    • 「データベースの作成」ウィザード
    • 「フェデレーテッド・オブジェクトの作成」ウィザード (「ニックネームの作成」ウィザードともいう)
    • 「表スペースの作成」ウィザード
    • 「表の作成」ウィザード
    • 「設計アドバイザー」ウィザード
    • 「パーティションのドロップ」ランチパッド
    • ヘルス・アラート通知
    • 「ヘルス・インディケーター構成」ランチパッド
    • 「ロード」ウィザード
    • 「推奨」アドバイザー
    • 「データの再配分」ウィザード
    • 「リストア」ウィザード
    • 「アクティビティー・モニターのセットアップ」ウィザード
    • 「高可用性災害時リカバリー (HADR) データベースのセットアップ」ウィザード
    • 「ストレージ管理セットアップ」ランチパッド
    • 「トラブルシューティング」ウィザード
  • コントロール・センター・プラグイン拡張機能
  • イベント・アナライザー
  • ヘルス・センター
  • 未確定トランザクション・モニター
  • ジャーナル
  • ライセンス・センター
  • メモリー・ビジュアライザー
  • クエリー・パトローラー・センター
  • サテライト管理センター
  • タスク・センター
  • Spatial Extender 機能にアクセスするためのユーザー・インターフェース
  • Visual Explain へのユーザー・インターフェース
その結果として、DB2 インストール用のコマンドと応答ファイル・キーワードもいくつか廃止されました。 関連する以下の DB2 コマンドが廃止されています。
  • db2am (アクティビティー・モニター・センターの開始コマンド)
  • db2ca (構成アシスタントの開始コマンド)
  • db2cc (コントロール・センターの開始コマンド)
  • db2ce (コマンド・エディターの開始コマンド)
  • db2eva (イベント・アナライザー・コマンド)
  • db2hc (ヘルス・センターの開始コマンド)
  • db2indbt (未確定トランザクション・モニター・センターの開始コマンド)
  • db2journal (ジャーナルの開始コマンド)
  • db2lc (ライセンス・センターの開始コマンド)
  • db2memvis (メモリー・ビジュアライザー・センターの開始コマンド)
  • db2tc (タスク・センターの開始コマンド)
さらに、以下の応答ファイル・キーワードが廃止されています。
  • CTLSRV_INSTANCE
  • DB2SATELLITEAPPVER
  • DB2SATELLITEID
  • SATELLITE_CONTROL_DATABASE
  • TOOLS_CATALOG_DATABASE
  • TOOLS_CATALOG_SCHEMA
Query Patroller に関しては、廃止された応答ファイル・キーワードがQuery Patroller が廃止されたにリストされています。
重要: コントロール・センター・ツールのバージョン 9.7 以前を使って バージョン 10.1 のデータベースに接続する操作はサポートされていません。 DB2_DOCHOST 変数を変更してバージョン 10.1 の DB2 インフォメーション・センターにアクセスするようにロケーションを設定した場合、バージョン 9.7 以前のコントロール・センター・ツールのオンライン・ヘルプは利用できません。

解決方法

構成アドバイザーから推奨情報を取得するには、AUTOCONFIGURE コマンドを使用します。 構成アドバイザーのウィザード・インターフェースは廃止されましたが、 構成アドバイザーは現在でも AUTOCONFIGURE コマンドを使用して利用できます。

設計アドバイザーから推奨情報を取得するには、db2advis コマンドを使用します。 設計アドバイザーのウィザード・インターフェースも廃止されましたが、設計アドバイザーは現在でも db2advis コマンドを使用して利用できます。

IBM® Data Studio および IBM Optim™ のツールは、コントロール・センター・ツールで実行できたタスクと同様のタスクを実行します。 これらの推奨ツールは、そのようなタスクを実行するための拡張された機能を提供します。 コントロール・センター・ツールの代わりに、以下のいずれかのツールを使用してください。
  • IBM Data Studio
  • IBM InfoSphere® Data Architect
  • InfoSphere Optim Configuration Manager
  • IBM InfoSphere Optim Performance Manager
  • IBM InfoSphere Optim Performance Manager Extended Edition
これらの推奨ツールとコントロール・センター・ツールの対応関係については、推奨ツールとコントロール・センター・ツールの対応表を参照してください。

IBM Data Studio は、DB2 データベース製品のすべてのエディションに含まれています。 IBM InfoSphere Optim Performance Manager は、DB2 Advanced Enterprise Server Edition または IBM InfoSphere Warehouse に含まれています。

詳しくは、データベース管理およびアプリケーション開発ツールを参照してください。