コントロール・センター・ツールとすべての関連コンポーネント (ウィザード、アドバイザーなど) が廃止されました。 代わりに、DB2® for Linux, UNIX, and Windows データと、データ中心のアプリケーションとを管理するための一連の新しい GUI ツールが使用できるようになりました。
詳細
以下のコントロール・センター・ツールと関連機能が廃止されました。
- アクティビティー・モニター
- コマンド・エディター
- 構成アシスタント
- コントロール・センター、および関連ウィザードとアドバイザー
- 「パーティションの追加」ランチパッド
- 「データベース・パーティション・グループの変更」ウィザード
- 「バックアップ」ウィザード
- 「構成アドバイザー」ウィザード
- 「データベース・ロギングの構成」ウィザード
- 「マルチサイト更新の構成」ウィザード
- 「キャッシュ表の作成」ウィザード
- 「データベースの作成」ウィザード
- 「フェデレーテッド・オブジェクトの作成」ウィザード (「ニックネームの作成」ウィザードともいう)
- 「表スペースの作成」ウィザード
- 「表の作成」ウィザード
- 「設計アドバイザー」ウィザード
- 「パーティションのドロップ」ランチパッド
- ヘルス・アラート通知
- 「ヘルス・インディケーター構成」ランチパッド
- 「ロード」ウィザード
- 「推奨」アドバイザー
- 「データの再配分」ウィザード
- 「リストア」ウィザード
- 「アクティビティー・モニターのセットアップ」ウィザード
- 「高可用性災害時リカバリー (HADR) データベースのセットアップ」ウィザード
- 「ストレージ管理セットアップ」ランチパッド
- 「トラブルシューティング」ウィザード
- コントロール・センター・プラグイン拡張機能
- イベント・アナライザー
- ヘルス・センター
- 未確定トランザクション・モニター
- ジャーナル
- ライセンス・センター
- メモリー・ビジュアライザー
- クエリー・パトローラー・センター
- サテライト管理センター
- タスク・センター
- Spatial Extender 機能にアクセスするためのユーザー・インターフェース
- Visual Explain へのユーザー・インターフェース
その結果として、DB2 インストール用のコマンドと応答ファイル・キーワードもいくつか廃止されました。 関連する以下の DB2 コマンドが廃止されています。
- db2am (アクティビティー・モニター・センターの開始コマンド)
- db2ca (構成アシスタントの開始コマンド)
- db2cc (コントロール・センターの開始コマンド)
- db2ce (コマンド・エディターの開始コマンド)
- db2eva (イベント・アナライザー・コマンド)
- db2hc (ヘルス・センターの開始コマンド)
- db2indbt (未確定トランザクション・モニター・センターの開始コマンド)
- db2journal (ジャーナルの開始コマンド)
- db2lc (ライセンス・センターの開始コマンド)
- db2memvis (メモリー・ビジュアライザー・センターの開始コマンド)
- db2tc (タスク・センターの開始コマンド)
さらに、以下の応答ファイル・キーワードが廃止されています。
- CTLSRV_INSTANCE
- DB2SATELLITEAPPVER
- DB2SATELLITEID
- SATELLITE_CONTROL_DATABASE
- TOOLS_CATALOG_DATABASE
- TOOLS_CATALOG_SCHEMA
Query Patroller に関しては、廃止された応答ファイル・キーワードが
Query Patroller が廃止されたにリストされています。
重要: コントロール・センター・ツールのバージョン 9.7 以前を使って バージョン 10.1 のデータベースに接続する操作はサポートされていません。 DB2_DOCHOST 変数を変更してバージョン 10.1 の DB2 インフォメーション・センターにアクセスするようにロケーションを設定した場合、バージョン 9.7 以前のコントロール・センター・ツールのオンライン・ヘルプは利用できません。
解決方法
構成アドバイザーから推奨情報を取得するには、AUTOCONFIGURE コマンドを使用します。 構成アドバイザーのウィザード・インターフェースは廃止されましたが、
構成アドバイザーは現在でも AUTOCONFIGURE コマンドを使用して利用できます。
設計アドバイザーから推奨情報を取得するには、db2advis コマンドを使用します。 設計アドバイザーのウィザード・インターフェースも廃止されましたが、設計アドバイザーは現在でも db2advis コマンドを使用して利用できます。
IBM® Data
Studio および IBM Optim™ のツールは、コントロール・センター・ツールで実行できたタスクと同様のタスクを実行します。 これらの推奨ツールは、そのようなタスクを実行するための拡張された機能を提供します。 コントロール・センター・ツールの代わりに、以下のいずれかのツールを使用してください。
- IBM Data
Studio
- IBM InfoSphere® Data Architect
- InfoSphere Optim Configuration Manager
- IBM InfoSphere Optim Performance
Manager
- IBM InfoSphere Optim Performance Manager Extended Edition
これらの推奨ツールとコントロール・センター・ツールの対応関係については、
推奨ツールとコントロール・センター・ツールの対応表を参照してください。
IBM Data
Studio は、DB2 データベース製品のすべてのエディションに含まれています。
IBM InfoSphere Optim Performance
Manager は、DB2 Advanced Enterprise Server Edition または IBM InfoSphere Warehouse に含まれています。
詳しくは、データベース管理およびアプリケーション開発ツールを参照してください。