OLAP キューブの定義
ここでは、OLAP キューブを定義する方法について説明します。 OLAP 機能は、 IBM® Cognos Controllerを拡張したものです。
手順
- 「転送」 メニューで、 「データおよび構造の発行」/「データマートの定義」をクリックします。 「データマートの定義」ウィンドウが開きます。
- 「新規」 ボタンをクリックします。
- グループ言語と現地語の両方でキューブのコードと名前を入力します。
- Framework Manager モデルを介してアクセスできるデータマートにデータを発行する場合は、 IBM Cognos BIを選択します。 詳しくは、 Framework Manager モデルを使用したデータマートへの発行 を参照してください。 注: オプション IBM Cognos BIを使用できるようにするには、 IBM Cognos 認証を使用して Cognos Controller にログオンする必要があります。 詳しくは、 IBM Cognos 認証を参照してください。
- 「デフォルト」 キューブ・タイプを使用しない場合は、 「タイプ」 リスト・ボックスで 「法定」 を選択します。 「デフォルト」テンプレートには、グループ、中間バージョン、対応するもの、取引通貨のディメンションは含まれません。 「法定」 テンプレートには、 Cognos Controllerに入力された情報の全範囲が含まれます。
- キューブにグループ値を含める場合は、 「グループ」 オプション・ボタンを選択します。 キューブを作成する連結タイプ、構造バージョンおよびグループを入力します。 すべてのサブグループ値をキューブに含める場合は、「すべてのサブグループを含める」チェック・ボックスを選択します。 この選択には、複数のグループを含めることができます。
- キューブに企業値を含める場合は、 「企業」 オプション・ボタンを選択します。 企業コードをテキスト・ボックスに入力するか、「有効な選択項目の表示」ボタンをクリックして、リストから企業を選択します。
- 特定の勘定科目を含める場合は、「 勘定科目 」オプション・ボタンを選択して、テキスト・ボックスに勘定科目コードを入力します。 合計と明細勘定科目の両方、またはそのいずれか一方を入力できます。 明細勘定科目 (合計勘定科目を構成します) は、すべてドリルダウンに使用することができ、自動的にエクスポートされます。
- フォームから勘定科目を含める場合は、「 フォーム 」オプション・ボタンを選択して、テキスト・ボックスにフォーム・コードを入力します。 選択内容によって、キューブの構造が影響を受けます。 Cognos Controller のフォーム構造のような勘定科目体系が作成されます。
キューブに、相手企業に関する情報が必要になる可能性がある場合は、「関係会社間取引明細を含める」チェック・ボックスを選択します。
- 「オプションのディメンション」 領域に、データ選択を制限するために、特定の現状、通貨コード、最終バージョン、中間バージョン、または拡張ディメンション (あるいはそのすべて) を入力します。 「期間ディメンション」オプションを使用して、時系列分析の設定を指定します。
現行の現状の設定によっては、エクスポート・テンプレートまたはキューブの内容を週から年までの時系列でグループ化し、期間全体を通してドリルダウンすることができます。 頻度の組み合わせの中には、例えば、4 カ月と四半期など、許可されないものがあるので注意してください。
- 該当するエクスポート・オプション・ボタンを選択します。
- 完全エクスポート: すべてのデータがエクスポートされます。 古いデータがある場合は、新しいデータに置換されます。
- 増分更新: エクスポートしたデータが古いデータに追加されます。 エクスポート・テンプレートまたはキューブは、一度に 1 つの期間を持つように構成することができます。