指定したブラウザー・ウィンドウでの IBM Cognos Analytics コンポーネントの開始

この機能を使用すると、指定したブラウザー・ウィンドウで IBM® Cognos® Analytics コンポーネントを開始できます。

このためには、次のパラメーターをこの構文どおりに使用する必要があります。

cognosLaunchInWindow(windowName, windowProperties, "ui.gateway","
gateway","ui.tool","component")

windowName パラメーターと windowProperties パラメーターは、指定されたブラウザー・ウィンドウでの IBM Cognos Analytics コンポーネントの開始に固有の値を表します。

windowName の文字列は、指定したコンポーネントを起動するブラウザー・ウィンドウ、フレーム、または iframe の名前です。指定した名前が存在しない場合は、指定した名前を持つポップアップ・ブラウザー・ウィンドウが新しく作成され、表示されます。新しいポップアップ・ウィンドウを作成するには、値に "_blank" を使用します。

windowProperties の文字列では、新しいポップアップ・ウィンドウに適用されるプロパティーが定義されます。これは、新しく作成されたウィンドウのみに適用されます。使用可能な値は、使用している Web ブラウザーのタイプによって異なり、 JavaScript window.open() 関数でサポートされる値に対応します。一部のオプションは、ブラウザーによっては動作しない場合があります。

windowProperties パラメーターはコンマ区切りのリストで構成されます。各項目は、等号 (=) で区切られたオプションと値で構成されます。例えば、 "fullscreen=yes , toolbar=yes" です。一般的な例を以下に示します。

channelmode
ウィンドウをシアター・モードで表示するかどうか、また、チャンネル・バンドを表示するかどうかを指定します。デフォルトは no です。使用可能な値は yes と no です。
directories
ディレクトリー・ボタンを追加するかどうかを指定します。デフォルトは yes です。使用可能な値は yes と no です。
fullscreen
ブラウザーを全画面モードで表示するかどうかを指定します。このモードでは、ブラウザーのタイトル・バーとメニューが非表示になります。全画面モードのウィンドウでは、channelmode も有効になっている必要があります。デフォルトは no です。使用可能な値は yes と no です。
height
この整数は、ウィンドウの高さをピクセル単位で指定します。最小値は 100 です。
left
この整数は、画面の左上隅を基準として、左側の位置をピクセル単位で指定します。
location
ブラウザーに URL を直接入力するための入力フィールドを表示するかどうかを指定します。デフォルトは yes です。使用可能な値は yes と no です。
menubar
メニュー・バーを表示するかどうかを指します。デフォルトは yes です。使用可能な値は yes と no です。
resizable
ウィンドウの隅にサイズ変更ハンドルを表示するかどうかを指定します。デフォルトは yes です。使用可能な値は yes と no です。
scrollbars
水平および直のスクロール・バーを表示するかどうかを指定します。デフォルトは yes です。使用可能な値は yes と no です。
status
ウィンドウの下部にステータス・バーを表示するかどうかを指定します。デフォルトは yes です。使用可能な値は yes と no です。
titlebar
ウィンドウのタイトル・バーを表示するかどうかを指定します。このパラメーターは、呼び出し側のアプリケーションが HTML アプリケーションか、または信頼できるダイアログ・ボックスである場合にのみ有効です。デフォルトは yes です。使用可能な値は yes と no です。
toolbar
ブラウザーのツールバーを表示するかどうかを指定します。デフォルトは yes です。使用可能な値は yes と no です。
top
この整数は、最上部の位置をピクセル単位で指定します。この値は、画面の左上隅を基準としています。
width
ウィンドウの幅をピクセル単位で指定します。最小値は 100 です。

ui.gateway、 ui.tool、およびいくつかの追加パラメーター値については、「開始パラメーター」で説明されています。