限定対話式レポートと完全対話式レポート
レポートは、限定対話性モードと完全対話性モードのいずれかで実行できます。
対話性モードを指定するには、レポート・プロパティー「完全対話性モードで実行 (Run with full interactivity)」を設定します。
レポートが限定的な対話性で実行されるように設定されている場合、レポートは IBM Cognos Business Intelligence (BI) Viewer ( IBM Cognos Viewerとも呼ばれます) で実行されます。 レポートの利用者は、ドリルアップ、ドリルダウン、ドリルスルーを実行できます。 レポートに含まれている JavaScript またはプロンプト API が実行されます。 デフォルトでは、 Cognos BI レポートは限定的な対話性で実行されます。
完全対話式で実行するように設定されているレポートは、 Cognos Analytics 対話式ビューアーで実行されます。 デフォルトでは、 Cognos Analytics で作成されたレポートは、完全な対話式で実行されるように設定されています。 オブジェクトの選択時に表示されるレポート・ツールバーのさまざまなアイコンをクリックすることで、レポート利用者は対話式ビューアーで以下のタスクを実行できます。
URL を使用して Cognos Analytics 対話式ビューアーを開始することもできます。 レポートを開いて、パラメーターをレポートに渡すことができます。 詳しくは、「 IBM Cognos Analytics with Watson ご利用の手引き」を参照してください。
重要: 対話式レポートには、以下の制限が適用されます。
- 完全対話性モードでレポートを実行すると、HTML アイテムの JavaScript が削除されます。 代わりに、 カスタム・コントロール ・オブジェクトを追加して、カスタム JavaScript をレポートに追加できます。
- 「完全対話性モードで実行」 プロパティーがオンになっているレポート、およびカスタム・コントロールのあるレポートは、ブックレットではサポートされません。 詳しくは、 レポート・ブックレットの作成を参照してください。