FILE-CONTROL 段落は、COBOL プログラム内の各ファイルを外部ファイルに関連
付け、ファイル編成、アクセス・モード、およびその他の情報を指定します。
FILE-CONTROL 段落のフォーマットは次のとおりです。
- 順次ファイル項目
- 索引付きファイル項目
- 相対ファイル項目
- 行順次ファイル項目
以下の表には、プログラムで使用可能な各種のファイルのリストを示します。
表 1. ファイルのタイプ
ファイル編成 |
ファイル・システム |
順次 |
SFS, STL, RSD1, Db2®, QSAM2 |
相対 |
SFS, STL, Db2 |
索引付き |
SFS, STL, Db2 |
行順次 |
LSQ |
- RSD ファイル・システムでは、固定長レコードまたは可変長レコードの順次ファイルのみがサポートされます。
- QSAM ファイル・システムでは、固定長レコード、可変長レコード、およびスパン・レコードがサポートされます。
- SdU ファイル・タイプを指定すると、STL ファイルを指定した場合と同様に処理されます。
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FILE-CONTROL 段落は、FILE-CONTROL という語で開始し、後に分離文字ピリオドが続きます。 ここには、
DATA DIVISION の FD 項目または SD 項目で記述されるそれぞれのファイルに対応して、
1 つの (ただ 1 つの) 項目を記述する必要があります。
各項目内では、SELECT 節が最初でなければなりません。 その他の節の順序は任意です。
下線は、割り当て名 1 の外部ファイル名コンポーネントで使用できます。
フォーマット 1: 順次ファイル制御項目
フォーマット 3: 相対ファイル制御項目
フォーマット 4: 行順次ファイル制御項目