プロセス関連情報の収集および SSH 接続の有効化

プロセス関連情報を収集する場合は、OpenStack エージェント用にエージェント・データ・コレクターを構成して、ターゲットの OpenStack コンポーネント・サーバーとの SSH 接続をセットアップします。

このタスクについて

OpenStack エージェントを開始する前に、プロセス情報を収集するために SSH 接続をセットアップする必要があります。接続をセットアップするには、製品によって提供され、以下の手順で説明されている ksg_setup_key.sh または ksg_ssh_setup.py 支援ツールを使用します。

SSH 接続のセットアップに精通している場合は、ssh-keygen および ssh-copy-id Linux コマンドを使用して接続をセットアップすることもできます。

手順

  1. install_dir/config ディレクトリーに移動します。ここで、install_dir はエージェントのインストール・ディレクトリーです。
  2. ksg_dc_instance_name.cfg ファイルを編集します。ここで、instance_name は当該エージェント・インスタンスに指定した名前です。
    このファイルは、エージェント・インスタンスの開始後に作成されます。ファイルが存在しない場合は、install_dir/lx8266/sg/bin/ksg_dc.cfginstall_dir/config ディレクトリーにコピーして、ファイル名を ksg_dc_instance_name.cfg に変更します。
    例えば、インスタンス名が OS1 の場合は、名前を ksg_dc_OS1.cfg に変更します。
  3. ksg_dc_instance_name.cfg ファイル内で、パラメーター collect_process_information の値を YES に設定します。
  4. OS_process_collection セクションで、以下の例の形式に従って、OpenStack コンポーネント・サーバーのユーザーとホスト名または IP アドレスを使用して、ssh_user_host パラメーターの値を指定します。
    ssh_user_host=root@9.112.250.248,user1@hostname
  5. 設定を保存します。
  6. 設定を有効にするために、以下のコマンドを実行してエージェント・インスタンスを再始動します。
    install_dir/bin/openstack-agent.sh stop instance_name
    install_dir/bin/openstack-agent.sh start instance_name
  7. 以下のいずれかの方法を使用して、ターゲット・コンポーネント・サーバーとの SSH 接続をセットアップします。
    • ksg_setup_key.sh スクリプトを使用して、接続を 1 つずつセットアップします。install_dir/lx8266/sg/bin ディレクトリーに移動し、ホスト名または IP とユーザーを指定して ksg_setup_key.sh スクリプトを実行し、ステップ 4 で指定したコンポーネント・サーバーとの SSH 接続を構築します。ステップ 4 で示されている例に従った場合、以下のようにスクリプトを 2 回実行して、1 つずつ接続をセットアップする必要があります。
      ./ksg_setup_key.sh 9.112.250.248 root
      ./ksg_setup_key.sh hostname user1
      注: 初めてスクリプトを実行する際には、パスワードを指定する必要があります。それ以降はパスワードを指定する必要はありません。
    • OpenStack エージェントによって install_dir/lx8266/sg/bin に提供されている ksg_ssh_setup.py ツールを使用して、接続を 1 つずつセットアップするか、バッチ・ジョブでセットアップします。このツールを使用する前に、Python pexpect ライブラリーをインストールする必要があります。
      • SSH 接続を 1 つずつセットアップするには、以下のコマンドを実行します。
        python ksg_ssh_setup.py -single
        このコマンドは、リモート・ターゲット・サーバーへの SSH 接続をセットアップする場合に役立ちます。以下の情報を指定する必要があります。
        Enter the remote target machine host name or IP address: (Type 'END' to end input.)
        Enter the account to access the remote machine(e.g. root): 
        Enter the above user's password: 
      • SSH 接続をバッチ・ジョブでセットアップするには、以下のコマンドを実行します。
        python ksg_ssh_setup.py -ssh SSH_file
        ここで、SSH_file は、ターゲット・サーバー、ユーザー、およびパスワードの情報が含まれているファイルです。Python ツールと同じディレクトリーにある ksg_dc_ssh_list.txt ファイルに従ってファイルを作成し、以下の例のフォーマットに従ってファイルにホストおよびユーザーの情報を指定する必要があります。
        hostname root passw0rd
        9.112.250.248 user1 passw0rd	
    注: 接続を再度セットアップする必要があるのは、ターゲット・サーバーのユーザー名またはパスワードが変更された場合のみです。エージェントの再始動後やエージェント構成の変更後に、接続を再度セットアップする必要はありません。

タスクの結果

データ・コレクターが構成され、SSH 接続が正しくセットアップされました。これで、Cloud APM コンソールにログインし、アプリケーション・エディターを使用して OpenStack エージェント・インスタンスを Application Performance ダッシュボードに追加できます。エージェント・インスタンスを追加する際、コンポーネント・リストから「OpenStack 環境 (OpenStack Environment)」を選択します。

次のタスク

  • 「サービス・タイプ別 API エンドポイントの要約 (API End Point Summary By Sevice Type)」 > 「API エンドポイントの詳細」をクリックすると、グループ・ウィジェット「API 検出失敗回数ヒストリー」および「API 検出失敗率ヒストリー」「使用可能なデータがありません」というメッセージが表示されます。「API エンドポイントの詳細」に表示されている API エンドポイントをクリックすると、2 つのグループ・ウィジェットでモニター・データを表示できます。
  • 「コンポーネント別のプロセスの要約」 > 「プロセスの詳細」または「SSH サーバー接続状況」 > 「プロセスの詳細」をクリックすると、グループ・ウィジェット「プロセス CPU 使用率ヒストリー」および「プロセス・メモリー使用率ヒストリー」「使用可能なデータがありません」というメッセージが表示されます。 「プロセスの詳細」に表示されているプロセスをクリックすると、2 つのグループ・ウィジェットでモニター・データを表示できます。