ナビゲーション・イベント

ユーザーは、ボタンの代わりにコマンドでページ・ナビゲーションを処理できます。

ナビゲーション・イベント・ビューは、それ自体を単独で使用することはできません。 他のビューと組み合わせて使用する必要があります。

構成プロパティー

「構成」で、ビューの動作プロパティーを設定または変更します。

以下の表に、ナビゲーション・イベント・ビューの動作構成プロパティーを示します。

表 1. ナビゲーション・イベントの動作構成プロパティー
動作構成プロパティー 説明 データ型
イベント・データ ナビゲーション・イベントに渡すデータ。 String(list)

この例では、「パネル」セクション内の 2 つのテキスト・ビューとともにナビゲーション・イベント・ビューを使用します。

これらのテキスト・ビューでは、以下のように fire メソッドと confirmAndFire メソッドを使用して、ナビゲーション・イベントが制御されます。

  • 最初のテキスト・ビューの「変更時」イベント・ハンドラーは if(me.getText() = = "EXIT") ${NavigationEvent1}.fire() に設定されています。
  • 2 番目のテキスト・ビューの「変更時」イベント・ハンドラーは if(me.getText() = = "EXIT") ${NavigationEvent1}.confirmAndFire("Are you sure you want to exit?") に設定されています。
この場合の動作は以下のようになります。
  • 最初のテキスト・ボックスに「Exit」と入力すると、サービスが終了します。
  • 2 番目のテキスト・ボックスに「Exit」と入力すると、confirmAndFire メソッドによってアラートが返されます。

イベント

「イベント」プロパティーでビューのイベント・ハンドラーの設定や変更を行います。 イベントをプログラムでトリガーするかユーザーがビューと対話したときにトリガーするように設定できます。イベントの定義とコード化の方法については、 ユーザー定義イベントを参照してください。 ナビゲーション・イベント・ビューには以下のタイプのイベント・ハンドラーがあります。
  • ロード時: ページのロード時にアクティブ化されます。
  • トリガー時: トリガー・イベントの起動時にアクティブになります。ただし、このトリガー・イベントが明示的に false を返した場合、「トリガー時」イベントは起動されません。
  • 境界イベント時: 境界イベントが存在する場合にアクティブになります。 境界イベントが「ページに留まるイベント」で終了する場合、境界イベントに関連付けられたすべての非同期プロセスが完了するまで、「境界イベント時」イベントは起動されません。

特定のイベントによっては、JavaScript ロジックを使用してビューの効果を変更できます。ビューによるイベントの使用についての詳細は、トピック「Event Handling」を参照してください。

メソッド

ナビゲーション・イベントに使用できるメソッドの詳細情報については、ナビゲーション・イベントの JavaScript API を参照してください。

追加リソース

Coach またはページの作成方法については、Coach のビルドを参照してください。
標準プロパティー (一般構成ポジショニング可視性、および HTML 属性) については、ビューのプロパティーを参照してください。