非 EDI 処理の概要
IBM Sterling B2B Integration SaaS は、ほぼすべての標準またはフォーマットの電子データを処理します。 ただし、データの形式は、 B2B Integration SaaS が提供できるサービスに影響します。 このセクションでは、データのフォーマットに関連する問題について説明します。
非 EDI データには、以下のファイルが含まれます。
- 固定長フラット・ファイル
- 可変長フラット・ファイル (.csv ファイルなど)
- XML ファイル
- バイナリー・ファイル (.pdf ファイルなど)
B2B Integration SaaS は、以下の 2 つのタイプの非 EDI 処理を実行します。
- コンテンツ・ベースのルーティング
非 EDI データは、EDI データと同様の方法で処理されます。 これらのファイルでは、定義されたロケーションに送信側 ID、受信側 ID、ドキュメント・タイプなどの情報が含まれています。 B2B Integration SaaS が EDI データに対して実行するサービスは、コンテンツ・ベースの非 EDI データに対して実行できます。 これに関する例外はバイナリー・データです。
- コンテキスト・ベースのルーティング
非 EDI データでは、送信側/受信側 ID およびドキュメント・タイプが含まれていないか、定義されたロケーション以外の場所にその情報が含まれています。 このデータは、EDI データと同じ方法では処理できず、追加処理なしで送信側から受信側に単にルーティングされます。
ドキュメント追跡やレポートなどのサービスは、コンテンツ・ベースのルーティングとコンテキスト・ベースのルーティングの両方で利用可能ですが、詳細のレベルが異なります。