Bourne シェル shell
Bourne シェルは、対話式コマンド・インタープリターで、コマンド・プログラミング言語です。
bsh コマンドは、Bourne シェルを実行します。
Bourne シェルは、ログイン・シェルとして実行することも、ログイン・シェルの下でのサブシェルとして実行することもできます。 Bourne シェルをログイン・シェルとしてコールすることができるのは、login コマンドだけです。 このコマンドは、bsh コマンド名の特殊形である -bsh
を使用してコールします。 先頭にハイフン (-
) を付けてコールすると、シェルは最初にシステムの /etc/profile ファイルと $HOME/.profile (存在する場合) で検出されたコマンドを読み取って実行します。 /etc/profile ファイルは、すべてのユーザーが必要とする変数を設定します。 これで、シェルはユーザーの標準入力からコマンドを読み取ることができる状態になります。
Bourne シェルの開始時に File [Parameter]
パラメーターを指定すると、シェルは、指定されたパラメーターをすべて含め、File パラメーターが示すスクリプト・ファイルを実行します。 指定されたスクリプト・ファイルには、読み取り許可が必要です。setuid
と setgid
の設定は無視されます。 次に、シェルはコマンドを読み取ります。 -c フラグまたは -s フラグのいずれかを使用する場合は、スクリプトを指定しないでください。