ファイル内のワード、行、バイトをカウントする (wc コマンド)
wc コマンドを使用して、File パラメーターに指定されたファイル内の行数、ワード数、バイト数をカウントできます。
ファイルが、File パラメーターに指定されなかった場合には、標準入力が使用されます。 このコマンドは、標準出力に結果を書き出し、指定されたすべてのファイルの合計カウントを保持します。 フラグが指定された場合には、フラグの順序によって、出力の順番が決まります。 ワード は、スペース、タブ、改行文字のいずれかで区切られている、文字列として定義されたものです。
ファイルがコマンド・ラインで指定された場合には、そのファイル名がカウントとともに出力されます。
以下の例をご確認ください。
- chap1 という名前のファイル内の行、ワード、バイトの各カウントを表示するには、次のように入力します。
これにより、chap1 ファイルの行数、ワード数、バイト数が表示されます。wc chap1
- バイトとワードのカウントだけを表示するには、次のように入力します。
これにより、chap で始まる名前の、各ファイル内のバイト数とワード数が表示され、その合計が表示されます。wc -cw chap*