ドライブ・エラー・コード: 1 文字ディスプレイ (SCD)

SCD ドライブ・エラー・コードには、ドライブに関連するエラーの詳細およびメッセージが含まれています。

テープ・ドライブの実行中に問題が発生した場合は、 トラブルシューティングを参照してください。

SCD ディスプレイは取り付けられているライブラリー背面の内側にあり、 拡張装置のフロント・ウィンドウを通して見ることができます。 フルハイト・ドライブの下部中央に表示されます。 各ドライブには状況ライトと 1 文字ディスプレイがあり、 見えるときはドライブ情報とエラー状態を示します。 1 文字ディスプレイには、1 文字かドット (ディスプレイの右下に表示される) のどちらか、 あるいはその両方が表示されます。
注: SCD は、拡張装置のウィンドウから見ることができます。フルハイト・ドライブの場合のみです。 取り付けられているのが拡張装置を持たない基本装置であるか、またはハーフハイト・ドライブである場合、 SCD は見られません。

1 文字ディスプレイ (SCD) コード には、エラー条件および通知メッセージのコードがリストされています。 複数のエラーが発生している場合、優先度がもっとも高いコード (もっとも低い数字で示される) が 1 番目に表示されます。 エラーが解決されたら、優先度が次に高いコードが表示されます。 これはエラーがなくなるまで続きます。

通常動作時には SCD はブランクです。

1 文字ディスプレイ (SCD) コード

表 1 に、ドライブに関連するエラーおよびメッセージの説明を示します。 トラブルシューティングのヒントについては、「 トラブルシューティング・ガイド」を参照してください。

  • カートリッジを取り外す前に SCD エラー・コードを記録してください。そうしないと、SCD エラー・コードは消えてしまいます。
  • ドライブ内のカートリッジでエラーが発生した場合は、ライブラリー管理 GUI を使用してドライブからカートリッジを排出します (「 位置指定管理機能」を参照)。
重要: ドライブが永続エラーを検出し、SCD 0以外のエラー・コードを表示すると、ドライブ・ダンプが自動的に実行されます。 ドライブ・ダンプを強制すると既存のダンプは上書きされ、 データが失われる可能性があります。 ドライブ・ダンプを強制した後は、ドライブの電源をオフにしないでください。 ダンプ・データが失われる恐れがあります。
表 1. 1 文字ディスプレイ上のエラー・コード
エラー・コード 意味
0
エラーは発生しておらず、アクションは不要です。 このコードは、 診断が実行を完了し、エラーが発生しなかったときに表示されます。
注: テープ・ドライブの通常操作時には、1 文字ディスプレイはブランクです。
1
温度の問題。 テープ・ドライブは、 稼働温度が推奨値を超過したことを検出しました。
2
電力の問題。 テープ・ドライブは、外部提供電源の電圧が指定の範囲外である (テープ・ドライブが動作していない) ことを検出しました。
3
ファームウェアの問題。 テープ・ドライブは、 ファームウェア・エラーの発生を判別しました
注: 新しいダンプを強制しないでください。テープ・ドライブは既にダンプを作成しています。
4
ファームウェアまたはハードウェアの問題。 テープ・ドライブは、 ファームウェアまたはテープ・ドライブのハードウェアで障害の発生を判別しました。
注: 新しいダンプを強制しないでください。テープ・ドライブは既にダンプを作成しています。
5
テープ・ドライブのハードウェアの問題。 ドライブは、 テープ・パスまたは読み取り/書き込みのエラーの発生を判別しました。
注記:
  • ドライブまたはテープの損傷を防ぐため、現行カートリッジが正常に排出された場合、 テープ・ドライブはカートリッジの挿入を許可しません。
  • 新しいダンプの実行を強制しないでください。テープ・ドライブによって既にダンプが作成されています。
6
テープ・ドライブまたはメディアのエラー。 テープ・ドライブはエラーの発生を判別しましたが、 エラーの原因が障害のあるハードウェアなのか、またはテープ・カートリッジなのかを切り分けられません。 テープ・カートリッジが適切なメディア・タイプであることを確認します。 「 LTO メディア (LTO media)」を参照。

テープ・ドライブが最新のファームウェア・バージョンであることを確認します。 共通ライブラリー・フィーチャーの最小ファームウェア・レベルを参照してください。

7
テープ・ドライブまたはメディアのエラー。 テープ・ドライブはエラーの発生を判別しましたが、 エラーの原因が障害のあるハードウェアなのか、またはテープ・カートリッジなのかを切り分けられません。 テープ・カートリッジが適切なメディア・タイプであることを確認します。 「 LTO メディア (LTO media)」を参照。
8
インターフェースの問題。 テープ・ドライブは、 テープ・ドライブのハードウェアまたはホスト・バスでの障害の発生を判別しました。
注: エラー・コードは、ドライブがエラーを検出してから 10 秒後にクリアされます。
9
テープ・ドライブまたはライブラリー・ドライブの通信エラー。 テープ・ドライブは、 テープ・ドライブのハードウェアまたはライブラリー・ドライブ接続での障害の発生を判別しました。
A
動作の機能低下。 テープ・ドライブは、テープ・ドライブの動作を機能低下させる問題の発生を判別しましたが、 使用の継続は制限されませんでした。 問題が解決しない場合は、 問題がドライブにあるのかメディアにあるのかを特定します。
注: ドライブは使用可能ですが、1 文字ディスプレイには引き続きエラーが表示され、状況ライトがこはく色で明滅します。
C
テープ・ドライブをクリーニングする必要があります。 管理機能の検索を参照してください。
D
ファイバー AL_PA の競合。 ファイバー・ループの 2 つのドライブに同じ AL_PA があります。
e
暗号化エラー。 ドライブが暗号化操作に関連するエラーを検出したときに表示されます。
E
ファイバー・ポートがオフライン。 ドライブのファイバー・ポートがファイバー・チャネル・ネットワーク上の別のポートから port bypass コマンドを受信したときに表示されます。
F
ファイバー・チャネル・エラー。 ドライブのファイバー・ポートでライトが検出されない場合は、 ライトが表示されません。
P
ライト・プロテクト・カートリッジに対して書き込み操作が試行されました。 このアクションには、 WORM 保護テープを上書きしようとするすべての試みが含まれます。 テープ・カートリッジが適切なメディア・タイプであることを確認します。 「 LTO メディア (LTO media)」を参照。
c
ドライブはメディア最適化を実行中です。