例: E メールのインポート

E メール・コネクター・アクションは、IMAP プロトコルまたは Exchange Web Service (EWS) をサポートする E メール・サーバーに接続します。これらのアクションを使用して、指定した添付ファイルのタイプが含まれている添付ファイルを着信 E メール・メッセージからスキャンして、その添付ファイルをバッチにインポートします。

IMAP E メール・サーバーからのインポート

以下の表の例では、さまざまな E メール・サーバーのエクスポート・ルール・セットにアクションを追加すべき順序を示しています。

表 1. IMAP E メール・サーバーに使用するアクションの順序
アクション 説明
im_login("hostname","userid","password") 指定したホスト名の E メール・サーバーにログインします。
im_types("tif", "pdf") インポートする E メール添付ファイルのタイプを指定します。
im_done_folder("folder_name") 正常にインポートされた E メール・メッセージ用の宛先 IMAP フォルダーを指定します。

このアクションが呼び出されない場合、Done という名前のデフォルトのフォルダーが使用されます。

im_problem_folder("folder_name") 正常にインポートされなかった E メール・メッセージ用の宛先 IMAP フォルダーを指定します。

このアクションが呼び出されない場合、Problem という名前のデフォルトのフォルダーが使用されます。

im_scan() 受信ボックス内の E メール・メッセージから、指定されたタイプをスキャンします。

選択された E メールおよび添付ファイルをバッチにインポートします。

im_logout E メール・サーバーから切断します。

EWS E メール・サーバーからインポートします。

表 2. EWS E メール・サーバーに使用するアクションの順序
アクション 説明
ex_ews_version("1") 使用する EWS E メール・サーバーのバージョンを指定します。
  • Exchange 2007 SP1 の場合は、タイプ 1
  • Exchange 2010 の場合は、タイプ 2
  • Office 365 Outlook の場合は、タイプ 3
  • 他のパラメーターで呼び出された場合、最新の既知のライブラリーが使用されます。 現在これは、Exchange 2010 の .NET 3.5 ライブラリーです。

アクションがまったく呼び出されない場合、デフォルトで最新のバージョンになります。

ex_login("hostname","userid","password")

指定したホスト名の E メール・サーバーにログインします。基本認証プロトコルを使用します。

Log in to Office 365 Outlook with ex_login("https://outlook.office365.com/ews/exchange.asmx", "username@domain.com", "password")

ex_login_O365_OAuth("clientId", "tenantId", "username", "password")

OAuth 認証プロトコルを使用して Office 365 Outlook にログインします。

パラメーター:
  • clientId : Azure Active Directory のアプリケーション (クライアント) ID - アプリ登録
  • tenantId : Azure Active Directory のディレクトリー (テナント) ID - アプリ登録
  • username : Office 365 アカウントのユーザー名
  • password : Office 365 アカウントのパスワード
例:
ex_login_O365_OAuth("00000000-0000-0000-0000-000000000000", "aaaaaaaa-aaaa-aaaa-aaaa-aaaaaaaaaaaa", "user@organization.com", "@APPVAR(values/adv/password)")
ex_scan()
ex_logout()

すべてのパラメーターでスマート・パラメーターがサポートされます。パラメーター (clientId、tenantId、username、password) は、Application Manager の「カスタム」タブの「拡張」セクションに保管することによって暗号化することができます。 「拡張」セクションに保管されているパラメーターを取得するには、アクションのパラメーターに対して @APPVAR(values/adv/password) のようなスマート・パラメーターを使用します。 ここでパスワードは、Application Manager で値に入力された名前です。

ex_login() および ex_login_O365_OAuth() の両方を使用する場合、認証が失敗または期限切れになるか、2 番目のアクションが切断される前に ex_logout() を使用しない限り、2 番目のアクションは無視されます。

ex_types("tif", "pdf") インポートする E メール添付ファイルのタイプを指定します。
ex_done_folder("folder_name") 正常にインポートされた E メール・メッセージ用の宛先 EWS フォルダーを指定します。

このアクションが呼び出されない場合、Done という名前のデフォルトのフォルダーが使用されます。

ex_problem_folder("folder_name") 正常にインポートされなかった E メール・メッセージ用の宛先 EWS フォルダーを指定します。

このアクションが呼び出されない場合、Problem という名前のデフォルトのフォルダーが使用されます。

ex_scan() 受信ボックス内の E メール・メッセージから、指定されたタイプをスキャンします。

選択された E メールおよび添付ファイルをバッチにインポートします。

ex_logout E メール・サーバーから切断します。
Office 365 Outlook の使用例、OAuth 認証プロトコル:
ex_ews_version(3)
ex_login_O365_OAuth("@APPVAR(values/adv/clientID)", "@APPVAR(values/adv/tenantID)", "@APPVAR(values/adv/username)", "@APPVAR(values/adv/password)")
ex_wait_time(20)
ex_abort_time(60)
ex_max_docs(200)
ex_SetTopFolder(True)
ex_done_folder("@APPVAR(values/gen/done_folder)")
ex_problem_folder("@APPVAR(values/gen/problem_folder)")
ex_AcceptMixedAttachments(True)
ex_types("txt")
ex_scan()
ex_logout()