HTTP サーバーの手動による構成

このトピックでは、IBM Traveler を正常に開始して実行するために Domino HTTP 構成に対して加える必要があるすべての変更について取り上げます。通常は、IBM Domino サーバーに対して手動で構成変更を行う必要はありません。ただし、環境によっては、IBM Traveler サーバーに、Domino サーバー文書に対する書き込みアクセス権限がないことがあります。 その場合は、Notes.ini ファイルに NTS_AUTO_CONFIG=false を追加してエラーメッセージが出ないようにし、このトピックの説明に従って、サーバー文書に対して必要な変更を加えます。

手順

  1. Domino データディレクトリ内の httpd.conf を開きます。 このファイルに以下の行が含まれていることを確認します。
    AddType .sisx x-epoc/x-sisx-app # Symbian S60 アプリケーション
    AddType .cab application/vnd.ms-cab-compressed # Windows Mobile インストールファイル
    AddType .apk application/vnd.android.package-archive # Android インストールファイル
    AddType .mobileconfig application/x-apple-aspen-config # iPhone Configuration Utility Configuration Profiles 
  2. インターネットサイト文書ではなく Web 構成を使用するようにサーバーが構成されている場合は、以下のステップを実行します。
    1. IBM Domino サーバー文書を編集モードで開きます。
    2. [インターネットプロトコル] > [HTTP] をクリックします。
    3. オプション: IBM Traveler ユーザーホームページをこのサーバーのデフォルトのサイトにする場合は、[ホーム URL]/traveler に設定します。
    4. [Domino Web Engine] をクリックします。
    5. 重要: 過去のリリースでは、Domino Servlet Manager が必須でした。 IBM Traveler 8.5.3 Upgrade Pack 1 以降のリリースでは、これはもう必要ありません。 このシステムで他にサーブレットを使用していない場合は、Java サーブレットサポートを [なし (None)] に設定できます。
    6. [Domino アクセスサービス] セクションで、[有効] なサービスのリストに TravelerAdmin を追加します。
  3. インターネットサイト文書を使用するようにサーバーが構成されている場合は、以下のステップを実行します。
    1. Web プロトコル用のインターネットサイト文書を編集モードで開きます。
    2. [基本] をクリックします。
    3. [このサイトにマップされなかった要求をハンドルする Web サイトに使用する (Use this web site to handle requests which cannot be mapped to this site)][はい] に設定するか、[ホスト名またはこのサイトにマップされたアドレス] に、このサーバーに接続するために IBM Traveler クライアントで使用するホスト名を設定します。
    4. [構成] をクリックします。
    5. オプション: IBM Traveler ユーザーホームページをこのサーバーのデフォルトのサイトにする場合は、[ホーム URL]/traveler に設定します。
    6. [許可するメソッド] で、[GET][POST][OPTIONS][PUT][DELETE] を選択します。
    7. [Domino アクセスサービス] セクションで、[有効] なサービスのリストに TravelerAdmin を追加します。
  4. オプション: 以前のバージョンの IBM® Traveler クライアントとの後方互換性のために、以下のオプションに類似した置換ルールを追加します。
    インターネットサイト文書を使用している場合、[構成] > [Web] > [インターネットサイト] で、当該サーバーの Web プロトコルのインターネットサイトを開きます。 [Web サイト] > [ルールの作成] を選択し、以下を追加します。
    • ルールの種類: 置換
    • 受け取る URL パターン: /servlet/traveler*
    • 置換パターン: /traveler*
    Rule (substitution): /servlet/traveler*-->/traveler*) 
    インターネットサイト文書を使用していない場合、[構成] > [Web] > [Web 構成] で、当該サーバーの Domino サーバーを開きます。 [Web の作成...] > [URL マッピング/リダイレクト] を選択し、以下を追加します。
    • 基本: セットアップする対象: URL -- URL
    • マッピング: 受け取る URL パス: /servlet/traveler*
    • マッピング: 置き換え URL 文字列: /traveler*
    URL -> URL for (/servlet/traveler*->/traveler*)
  5. オプション: Apple デバイスを簡単に構成するため、以下のいずれかに類似するリダイレクトルールを追加します。
    インターネットサイト文書を使用している場合、[構成] > [Web] > [インターネットサイト] で、当該サーバーの Web プロトコルのインターネットサイトを開きます。 [Web サイト] > [ルールの作成] を選択し、以下を入力します。
    • ルールの種類: 置換
    • 受け取る URL パターン : /Microsoft-Server-ActiveSync*
    • 置換パターン: /traveler/Microsoft-Server-ActiveSync*
    Rule (substitution): /Microsoft-Server-ActiveSync*-->/traveler/Microsoft-Server-ActiveSync*)
    インターネットサイト文書を使用していない場合、[構成] > [Web] > [Web 構成] で、当該サーバーの Domino サーバーを開きます。 [Web の作成...] > [URL マッピング/リダイレクト] を選択し、以下を入力します。
    • 基本: セットアップする対象: URL -- URL
    • マッピング: 受け取る URL パス: /Microsoft-Server-ActiveSync*
    • マッピング: 置き換え URL 文字列: /traveler/Microsoft-Server-ActiveSync*
    URL -> URL for (/servlet/traveler*->/traveler*)
  6. HTTP サーバーを再起動します。
    ヒント: HTTP スレッドの変更の詳細またはその他のパフォーマンスチューニング情報については、サーバーのパフォーマンスチューニングを参照してください。