IBM PureData System for Analytics, バージョン 7.1

SET

実行時パラメーターを設定または変更する場合、SET コマンドを使用します。 このコマンドを実行すると、データベース接続中にパラメーターを変更できます。

構文

SET コマンドの構文
SET <parameter> { TO | = } { <value> | '<value>' | DEFAULT }

入力

SET コマンドの入力は以下のとおりです。

表 1. SET の入力
入力 説明
<parameter> 値の設定対象となるパラメーター。 パラメーターに説明があります。
<value> パラメーターの設定対象となる値。
  • DEFAULT を指定すると、パラメーターをデフォルト値にリセットできます。
  • 以下の場合、単一引用符を使用してください。
    • 128 文字を超える値
    • ブランクや、正符号および負符号などの特殊文字が含まれる値
    • 文字ストリングがデフォルトの大/小文字に変換されるのを回避する場合
各パラメーターで可能な値については、 パラメーターに記されています。

パラメーター

SET コマンドを使用する場合、以下のパラメーターを設定できます。
TIME ZONE
システムのタイム・ゾーン。
'<timezone>'
符号付き時刻で指定するタイム・ゾーン。オプションとして、GMT とのオフセット示す分数 (例えば、'-08' または '+10:30') を付けることもできます。負符号は、対象ゾーンがグリニッジの西側であることを示します。タイム・ゾーンの範囲は '-12:59' から '+13:00' までです。
LOCAL
ローカル・タイム・ゾーン。
構文:
SET TIME ZONE { TO | = } { '<timezone>' | DEFAULT }
DATESTYLE
datestyle オプションは、アプリケーションの移植のみを目的としています。 日付/時刻値をフォーマット設定するには、to_char 関数ファミリーを使用してください。
日付/時刻の出力スタイル、サブスタイル、あるいはその両方を指定します。
日付/時刻の出力スタイル
日付/時刻の出力スタイルは次のとおりです。
ISO
ISO 8601 スタイルの日付と時刻 (日付: YYYY-MM-DD、時刻: hh:mm:ss) を使用します。これはデフォルトです。
SQL
日付には DD/MM/YYYY または MM/DD/YYYY、時刻には hh:mm:ss を使用します。使用する日付スタイルはサブスタイルによって異なります。
German
日付には DD.MM.YYYY、時刻には hh:mm:ss を使用します。
サブスタイル
サブスタイルによって、SQL 出力フォーマットと、あいまいな日付入力の優先解釈方法に使用する日付形式が決まります。
European
数値の日付表示には DD/MM/YYYY を使用します。
US
数値の日付表示には MM/DD/YYYY を使用します。
構文:
SET DATESTYLE { TO | = }
    { <output_style> | <substyle> | <output_style>,<substyle> | DEFAULT }

日付形式は、pgdatestyle 環境変数を設定することにより初期化できます。libpq に基づいたクライアントのフロントエンド環境に pgdatestyle を設定すると、接続開始時に libpq によって自動的に datestyle が pgdatestyle の値に設定されます。

RANDOM_SEED
乱数発生器のシード。乱数関数はこの値を使用します。0 から 1 までの範囲内の浮動小数点数を指定できます (範囲外の数値を使用するとオーバーフローが生じますが、メッセージは表示されません)。この数値は 2(31)-1 で乗算されます。
構文:
SET RANDOM_SEED { TO | = } { <value> | DEFAULT }

また、setseed 関数を select setseed(value); のように開始することによって、シードを設定することもできます。

LOAD_REPLAY_REGION
ロード継続を有効にします。デフォルトは 0 (無効) です。

ロード再生領域を設定すると、システムが SPU リセットまたはフェイルオーバーが原因で休止した後に、ロードがシステムにより自 動的に続行されます。 生入力データを保持するために再生領域が使用され、そのデータに対して、解析、変換、バイナリー・レコードへのパック、および事前にコミットされていない各 SPU への送信が行われます。 システムが休止状態から再開すると、システムはその領域のすべての生データに対して再分析、再変換、再パック、および SPU に対する再送信を行います。

構文:
SET LOAD_REPLAY_REGION { TO | = } { 0 | 1 | DEFAULT }
CLIENT_USER_ID
クライアントの実行に使用されているユーザー ID。この値は最大 1024 文字で指定できます。デフォルトは空ストリング ('') です。
構文:
SET CLIENT_USER_ID { TO | = } { <value> | '<value>' | DEFAULT }
CLIENT_WORKSTATION_NAME
クライアントが実行されるワークステーションのホスト名。この値は最大 1024 文字で指定できます。デフォルトは空ストリング ('') です。
構文:
SET CLIENT_WORKSTATION_NAME { TO | = } { <value> | '<value>' | DEFAULT }
CLIENT_APPLICATION_NAME
クライアントの名前。この値は最大 1024 文字で指定できます。デフォルトは空ストリング ('') です。
構文:
SET CLIENT_APPLICATION_NAME { TO | = } { <value> | '<value>' | DEFAULT }
CLIENT_ACCOUNTING_STRING
アカウンティング・ストリング。この値は最大 1024 文字で指定できます。デフォルトは空ストリング ('') です。
構文:
SET CLIENT_ACCOUNTING_STRING { TO | = } { <value> | '<value>' | DEFAULT }

出力

SET コマンドの出力は以下のとおりです。

表 2. SET の出力
出力 説明
SET VARIABLE コマンドは正常に実行されました。
ERROR: not a valid option name: name 設定対象のパラメーターが存在しません。
ERROR: permission denied 適切なアクセス権がありません。特定の設定に対するアクセス権を持つ管理者であることが必要です。
ERROR: name can only be set at start-up 一部のパラメーターが、サーバーの始動後に固定されました。

特権

管理者であるか、適切なオブジェクト特権がなければなりません。

使用方法

以下は使用例です。
  • タイム・ゾーンを東部標準時 (EST) に設定します。
    MYDB.MYSCH(USER)=>  SET TIME ZONE TO '-05';
  • サブスタイルを European に設定します。
    MYDB.MYSCH(USER)=>  SET DATESTYLE TO European;
  • 出力スタイルを ISO に、サブスタイルを US に設定します。
    MYDB.MYSCH(USER)=>  SET DATESTYLE TO ISO,US;
  • 乱数発生器に数値 0.45 のシードを使用します。
    MYDB.MYSCH(USER)=>  SET RANDOM_SEED=0.45;
  • ロード継続を有効にします。
    MYDB.MYSCH(USER)=>  SET LOAD_REPLAY_REGION=1;
  • クライアント・ワークステーションの名前を homer.sampcorp.com に設定し、その値がデフォルトの大/小文字に変換されないようにします 。
    MYDB.MYSCH(USER)=>  SET CLIENT_WORKSTATION_NAME TO 'homer.sampcorp.com'


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