リソース管理の概要

IBM® App Connect Enterprise には、メッセージ・フロー開発リソースを編成するために使用できるいくつかのタイプのコンテナー・プロジェクトが用意されています。

IBM App Connect Enterprise Toolkitでメッセージ・フローを開発する場合、開発スタイルに応じてコンテナー・プロジェクトのタイプを選択できます。
  • アプリケーション は、リソースを入れるためのコンテナーです。リソースは、ソリューションを作成するために必要であり、一緒にデプロイして管理する必要があります。 アプリケーションはカプセル化を行います。アプリケーション内のリソースは、単一の単位としてパッケージ化およびデプロイされ、単一の単位として管理することができます。 詳しくは、アプリケーションを参照してください。
  • サービス は、定義されたインターフェースと実装を持つ特殊なタイプのアプリケーションです。 サービスには、統合ノードで Web サービスを提供するための開発支援機能があります。 アプリケーションのように、サービスはカプセル化を提供し、単一の単位としてデプロイおよび管理できます。 詳しくは、統合サービスを参照してください。
  • In IBM App Connect EnterpriseREST APIは、 HTTP クライアントから呼び出すことができるRESTfulウェブサービスとして統合を公開するために使用できる特殊なアプリケーションです。 詳しくは、 REST APIを参照してください。
  • ライブラリーは、関連するコード、データ、またはその両方を論理的にグループ化したものです。 ライブラリーには通常、サブフロー、ESQL モジュール、メッセージ定義、マップ、および Java™ ユーティリティーなどの再使用可能なヘルパー・ルーチンおよびリソースが含まれています。 ライブラリーを使用して同じタイプまたは機能のリソースをグループ化することで、リソースを再利用したり、容易に管理したりすることができます。 ライブラリーも単一の単位としてパッケージ化およびデプロイされます。 共有ライブラリーと静的ライブラリーを使用できます。 共有ライブラリーはアプリケーションから使用できます。 静的ライブラリーはアプリケーションから使用することも、独立したメッセージ・フローから使用することもできます。

    静的ライブラリーを使用してリソースを格納する場合、その静的ライブラリーを参照する各アプリケーションは、各アプリケーションに専用のライブラリー・コピーと一緒にデプロイされます。 静的ライブラリーが更新された場合、その静的ライブラリーを参照する各アプリケーションは、更新された静的ライブラリーを使用して再デプロイする必要があります。 共有ライブラリーは、 統合サーバーに直接デプロイされます。 すべてのアプリケーションが、このデプロイ済みの共有ライブラリー内のリソースを参照できます。 その共有ライブラリーが更新されると、変更は即時にすべての参照元アプリケーションから参照できます。 詳しくは、 ライブラリーを参照してください。

  • 統合プロジェクト は、メッセージ・フローおよび関連リソースを開発できる非構造化コンテナーです。 統合プロジェクト のリソースがデプロイメント用にパッケージ化されている場合は、どのリソースを一緒にパッケージ化するかを正確に選択できます。 統合プロジェクト にメッセージ・モデルを含めることはできません。 詳しくは、 統合プロジェクトを参照してください。

「アプリケーション開発」ビュー のコンテナー

アプリケーション、統合サービス、REST API、ライブラリー、および 統合プロジェクト は、 「アプリケーション開発」ビューに表示されます。 アプリケーション、統合サービス、REST API、またはライブラリーに含まれるリソースも表示されます (コンテナーがそれらを直接参照するか、間接的に参照するかにかかわらず表示されます)。

メッセージ・フロー・プロジェクトは、 WebSphere® Message Broker バージョン 8.0 (旧称 Message Broker プロジェクト) で 統合プロジェクト に置き換えられました。

アプリケーション、統合サービス、REST API、ライブラリー、 統合プロジェクト、およびその他のタイプのプロジェクトは、以下のアイコンで表されます。
アイコン 説明
アプリケーションのアイコン
アプリケーション
統合サービスのアイコン
統合サービス
REST API のアイコン
REST API
共有ライブラリーのアイコン
共有ライブラリー
静的ライブラリーのアイコン
静的ライブラリー
統合プロジェクトのアイコン
統合プロジェクト
Java プロジェクトのアイコン
Java プロジェクト
メッセージ・セット・プロジェクトのアイコン
メッセージ・セット・プロジェクト

統合サーバー にデプロイされたアプリケーションおよびライブラリーは、 IBM App Connect Enterprise Toolkit および Web ユーザー・インターフェースの 統合サーバー の直下に表示されます。 IBM Integration API または mqsilist コマンドを使用して、デプロイされたアプリケーションおよびライブラリーを表示することもできます。

アプリケーションによって参照されているライブラリーは、アプリケーションの下に表示されます。 共有ライブラリーは「参照ライブラリー」フォルダーに含まれており、静的ライブラリーは「組み込み済みライブラリー」フォルダーに含まれています。

また、アプリケーションまたはメッセージ・フローがデプロイされた後、または統合ノード、 統合サーバー、または収容アプリケーションが再始動された後に、そのアプリケーションまたはメッセージ・フローを開始する方法を指定することもできます。 アプリケーションまたはフローを手動で開始するのか、自動的に開始するのかを選択できます。 また、アプリケーションまたはライブラリーの既存の状態を維持するようにも選択できます。

ライブラリーまたはアプリケーションにフォーカスを置くと、 「アプリケーション開発」ビュー にはそのライブラリーまたはアプリケーションのみが表示されます。 プロジェクトを表示する場合には、作業セットを使用してリソースをフィルターに掛けることもできます。

アプリケーションおよびライブラリーを使用してリソースを管理する方法について詳しくは、 メッセージ・フロー・リソースの管理を参照してください。