SRM 情報

SRM は、リソース使用率をシステム全体で調べる際に、さまざまな要因を考慮します。

  • ASM キューの長さ
  • 固定 16M 未満の割合
  • 要求時ページング分析用の CPU 使用率しきい値
  • CPU使用率
  • 要求時ページング率
  • ページ不在率
  • 要求時ページング分析用のページング遅延時間しきい値
  • ページング遅延時間 (ミリ秒)
  • 合計ページング率
  • 参照されなかった時間間隔の数
  • 固定実ストレージ合計の割合

一部の SRM 情報コマンドは、システムへの SRM 調整に現行値がどのように影響するかを表示します。 図 1では、この情報は右端の列に表示されます。

図 1. SRM コマンドの標準的な出力

 SYS    >> WLM Goal mode OPT=00 SYSRES=(G1A01C,824A) <<
 RCT    _____ Field ________         __Value__ ___Low___ __High___ __Effect___
 CPGR   Common Page-in Rate                  5         2         4 *WSS-INC*
 CWSS   Common Target WKST                  50        50     32767
 RBEL   % Fixed Frames (below 16Meg)        28        82        88 *MPL-INC*
 RCPU   CPU Utilization                     55       101       101 *MPL-INC* 
「影響 (Effect)」列には、以下の値のいずれかが表示されます。
ブランク
SRM が意思決定にこの値を使用していないか、高低しきい値が存在しません。
*MPL-INC*
マルチプログラミング・レベルが上がります。
*MPL-DEC*
マルチプログラミング・レベルが下がります。
*PROCE-INC*
入出力割り込みに使用可能なプロセッサー数が増えます。
*PROCE-DEC*
入出力割り込みに使用可能なプロセッサー数が減ります。
*THNK-INC*
思考時間が増えます。
*THNK-DEC*
思考時間が減ります。
*WSS-INC*
実効ページ・セット サイズが増えます。
*WSS-DEC*
実効ページ・セット サイズが減ります。
CPGR
共通域のページイン率を表示します。
タイプ:
SYS のマイナー

このコマンドは、システムへの SRM 調整に現行値がどのように影響するかを表示します。

CWSS
フレームの共通域ターゲット実効ページ・セットのサイズを表示します。
LUIC
論理スワップ思考時間調整の参照されなかった時間間隔の数としきい値を表示します。

このコマンドは、システム全体の現在の高 UIC と、SYS の THNK マイナーが出力するシステムの思考時間の調整に使用されている適切な値を出力します。

RBEL
16 MB 未満の固定実ストレージのパーセントを表示します。

このコマンドは、システムへの SRM 調整に現行値がどのように影響するかを表示します。

RCPR
RMF によって計算された CPU 使用率の平均を表示します。

このコマンドは、RMF によって計算された平均 CPU 使用率 (%) を表示します。 このコマンドを使用するには、RMF API サポートがインストールされている必要があります。 また、「Monitor I CPU」レポートをアクティブにする必要があります。

RCPU
CPU 使用率を表示します。

このコマンドは、システムへの SRM 調整に現行値がどのように影響するかを表示します。

LPAR 環境では、SRM は LPAR のディスパッチ以外の時間は考慮しません。これは、過大な値がレポートされる可能性があるためです。 代わりに RCPR コマンドを使用してください。

RCT
タイトル行を表示します。

RCT はタイトル行を表示します。このタイトル行の下に、このセクションで説明しているコマンドの出力の残りの部分が表示されます。

高値および低値は、ユーザーの PARMLIB に基づきます。 「影響 (Effect)」列には、システムへの SRM 調整に現行値がどのように影響するかが出力されます。

RCTA
現在の SRM 平均を出力します。

RCTA は、「参照されなかった時間間隔の数 (UIC) (Unreferenced Interval Count (UIC))」、「ページ不在率 (Page fault rate)」、「CPU 使用率 (CPU utilization)」、「ASMQ 平均値 (ASMQ average values)」を表示します。 ASMQ とは、実行されていないか、未完了のページ入出力要求のキューのことです。

SRM は、最後の MPL 調整間隔の間のこれらの値を平均します。 LPAR 環境では、SRM は LPAR のディスパッチ以外の時間は考慮しません。これは、過大な値がレポートされる可能性があるためです。 代わりに RCPR コマンドを使用してください。

SRM によって算出される平均 CPU 使用率の値は、0 から 100 % の間で変化します。これは、アクティブなプロセッサーが 2 つ以上ある場合でも同じです。 値は、システム全体の使用率を表しています。 この値は、実際には SRM によって 128% に設定できます。 この値は、以前の SRM インターバル時間にいずれのプロセッサーも待ち状態に入っておらず、さらに別の作業が (最大で 28% 分のタスク) CPU 待ちであることのシグナルです。

RCTH
現在の SRM 上限しきい値を表示します。

「参照されなかった時間間隔の数 (UIC) (Unreferenced IntervalCount (UIC))」、「ページング (Paging)」、「CPU 使用率 (CPU Utilization)」、「ASMQ 高値 (ASMQ high values)」が表示されます。

ASMQ とは、実行されていないか、未完了のページ入出力要求のキューのことです。

SRM は、直近の 20 秒間のこの値を平均します。

RCTI
サンプル数を表示します。

通常は 30 のサンプルが使用されます。

RCTL
現在の SRM 下限しきい値を表示します。

「参照されなかった時間間隔の数 (UIC) (Unreferenced IntervalCount (UIC))」、「ページング (Paging)」、「CPU 使用率 (CPU Utilization)」、「ASMQ 低値 (ASMQ low values)」が表示されます。

ASMQ とは、実行されていないか、未完了のページ入出力要求のキューのことです。

SRM は、直近の 20 秒間のこの値を平均します。

RPAG
ページ不在率を表示します。

ページ不在率は、ページイン数と再利用数の合計です。

このコマンドは、システムへの SRM 調整に現行値がどのように影響するかを表示します。

RREA
固定実ストレージの合計のパーセントを表示します。

このコマンドは、システムへの SRM 調整に現行値がどのように影響するかを表示します。

RTPG
合計ページング率を表示します。
RTPI
TPI で処理された入出力割り込みのパーセントを表示します。

このコマンドは、システムへの SRM 調整に現行値がどのように影響するかを表示します。

RUIC
参照されなかった時間間隔の数を表示します。

このコマンドは、システムへの SRM 調整に現行値がどのように影響するかを表示します。

THNK
論理スワッピングのシステム思考時間を表示します。