DFSORT は入力ファイル・サイズを決定することができず、FILSZ または SIZE 値によりレコード数が提供されませんでした。つまり、入力ファイル・サイズが不明です。通常、DFSORT は自動的に入力ファイル・サイズを決定できます。しかしながら、まれに E15 がすべての入力レコードを提供したり、テープ・データ・セットについての情報がテープ管理システムからは得られないといった場合に、DFSORT が正確なファイル・サイズを決定できないことがあります。
ワークスペースの動的割り当てが使用されている場合、DFSORT は有効な DYNSPC 値に従って 1 次スペースを割り当てます。結果として、割り当てが少なすぎたり多すぎるということになり、場合によりスペースが無駄になったり不足したりすることが起こりえます。パフォーマンスも落ちることがあります。
なし。
メッセージ ICE046A または ICE083A を受け取った場合を除き、なし。これらを受け取った場合は、分類されるレコード数を正確に見積もり FILSZ=En に指定しなければなりません。動的に割り振られたワークスペースでメッセージ ICE046A を受けとり、かつ FILSZ=En を指定できない場合は、割り振られた 1 次スペースを増やすために DYNSPC=n を使用します。 メッセージ ICE083A を受け取り、かつ FILSZ=En を指定できない場合は、割り振られた 1 次スペースを減らすために DYNSPC=n を使用します。
メッセージ ICE046A または ICE083A を受け取っていない場合でも、リソースの使用量とパフォーマンスを上げるために FILSZ=En を指定することができます。